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育成部門はシティやチェルシーに完敗?アーセナルの課題
Mirrorでチーフ・フットボール・ライターを務めるジョン・クロス氏が、アーセナルが取り組んでいるアカデミー部門の改革についての記事を執筆しているので、内容を要約して紹介します。
マックス・ダウマンら才能あふれる若手を次々と生み出すアーセナル。しかしその裏で、チェルシーやマン・Cに大きく水をあけられている分野がある。今クラブに起きている “ 静かな変革 ” とは何か。未来を左右する育成戦略の現在地を読み解く。
1 課題の背景
アーセナルは近年、マックス・ダウマンやイーサン・ヌワネリといった将来を嘱望される若手を輩出してきた。クラブの伝統、育成哲学、そして指導体制は依然として高く評価されている。
しかし、現代フットボールにおいてアカデミーの役割は大きく変化している。かつてはトップチーム昇格が最大の目標だったが、現在は「育てて売る」ことも重要な戦略だ。
選手にキャリアの機会を与えつつ、クラブの財務も強化する。特に財務規則への対応が求められる今、この分野は決定的に重要になっている。
そこで浮き彫りになるのが、アーセナルとライバルとの差だ。
2 主なポイント
① チェルシーとシティの“量産体制”
チェルシーとマン・Cは、若手育成を巨大なビジネスモデルへと進化させた。トップチームとは一定の距離を保ちつつ、安定的に選手を輩出し続けている。まさに“タレントのベルトコンベア”だ。
② 圧倒的な売却益の差
チェルシーは約3億9,350万ポンド(約828億円)、シティは直近5年で約2億5,600万ポンド(約539億円)の売却益を計上。一方のアーセナルは約1億1,200万ポンド(約236億円)にとどまる。この差は無視できない。
この数字は、育成がいかに経営と直結しているかを示している。セルオン条項を含めれば差はさらに広がる可能性がある。
③ 成功モデルの不足
ミカ・ビエレスのように、育成後に売却益を生み出す成功例もある。しかし、規模ではライバルに遠く及ばない。
エイデン・ヘヴンやチド・オビ=マルティンの流出もあり、安定した収益モデル確立には至っていない。
④ 組織改革の波
ペア・メルテザッカーが退任し、ジェームズ・エリスもクラブを去った。アンドレア・ベルタの影響力が強まるなか、アカデミーは新体制へと移行する。
これは単なる人事異動ではなく、方向転換を意味する可能性が高い。
3 影響
育成はピッチ外の話題に見えるかもしれない。しかし実際には、トップチームの補強戦略、財務状況、将来のタイトル争いに直結する。
アーセナルがこの分野で巻き返せるかどうかは、数年後のスカッドのクォリティや選択肢の広さに影響する。若手がトップで躍動する姿を見る喜びだけでなく、クラブ全体の持続的成長にもつながる。
今は過渡期だ。だからこそ、その一歩一歩が重要になる。
4 まとめ
アーセナルは才能を生み出す力を持っている。しかし、育成を「勝てるビジネス」に昇華できるかが次の挑戦だ。
改革はすでに始まっている。数年後、この決断が転機だったと言えるかどうか。現在の動きを注視したい。それが未来のタイトル争いを左右するからだ。
(ソース:Mirror)
インカピエの買取オプションを行使へ?
TEAMTALKによると、レバークーゼンからシーズンローンで加入中のインカピエに関して、アーセナルはシーズン終了後に5,200万ユーロ(約95億円)の買取オプションを行使する意向らしいです。
クラブに近い関係者の話では、アルテタ監督はインカピエがチームに馴染んでいることにとても満足しているのだとか。
クラブ全体にすっかり馴染んでおり、アルテタ監督だけでなく、他のスタッフたちもインカピエの成長ぶりに満足しているようです。
昨夏に加入したインカピエですが、鼠径部の怪我により出遅れてしまいました。怪我の影響もありチームへの適応に時間が掛かってしまいましたが、昨年10月に初スタメンを果たすと、現在まで15試合にスタメン出場しています。
先日のノース・ロンドン・ダービーでも、カラフィオーリやルイス=スケリーを抑え、左SBでスタメン出場するまでに成長しました。
いまとなっては、5,200万ユーロという買取オプションは抜け目ない取引となっており、クラブは今夏の補強第1号として、インカピエの買取オプション行使を躊躇することは無いと思われます。
(ソース:TEAMTALK)



