カルバート=ルーウィン獲得を最優先か?
football.londonによると、アーセナルは来夏の移籍市場でストライカーの獲得を最優先としており、エバートンのイングランド代表FWドミニク・カルバート=ルーウィン(24)がリストのトップに位置付けられているらしいです。
アーセナルはラカゼットとの契約が今シーズンまでとなっていますがクラブから契約延長のオファーはまだ無く、選手側も契約延長を行う意思はないようです。
エンケティアの契約は来シーズンまででクラブから契約延長オファーが出されているものの、選手側は来夏の移籍を希望していると報じられています。
現在レギュラーとしてプレーしているオーバメヤンですが、契約は来シーズンまで残っているものの既に全盛期を過ぎており、彼の後任を務めるストライカーの確保が急務です。
この様にファースト・チームに所属するストライカー3人のうち2人に退団の可能性があることや、レギュラーのオーバメヤンが衰えてきていることから、来夏の移籍市場ではストライカー獲得を最優先させる必要があります。
その中で以前から名前の上がっているカルバート=ルーウィンをアーセナルは非常に高く評価しているようです。
カルバート=ルーウィンは2016年にエバートンへ加入すると毎年着実に成長しており、現在ではバランスの取れたストライカーとしてプレミアリーグでもトップクラスの実力者となっています。
彼の才能が一気に開花したのは昨シーズンですが、全ての大会で21ゴールを記録するとリーグ戦でも16ゴールを決めています。さらに、リーグ戦で決めた16ゴールの中にPKで決めたものは一つもありません。
ちなみに、昨シーズン得点王に輝いたハリー・ケインのゴール数からPK分を差し引くと19ゴールとなり、カルバート=ルーウィンがケインと遜色ないゴール数を誇っていることが分かります。
さらに、昨シーズンのケインは90分あたり約3.9本のシュートを撃っていますが、カルバート=ルーウィンは約2.5本となっており、ケインの方が1試合につき1本以上多くシュートを打っています。それにも関わらず3ゴールしか差がないのも驚きです。
カルバート=ルーウィンの最大の武器は187cmの長身を活かした空中戦です。その証拠に、昨シーズンにヘディングで決めたゴール数は欧州5大リーグで2番目に多いものでした。
アーセナルはクロスを上げた数がリーグで3番目に多いですが、そのクロスがゴールに繋がることが少ないことを考えると、カルバート=ルーウィンの加入により多くの利益を得ることができると思われます。
カルバート=ルーウィンはストライカーとしての能力以外にも、プレー効率の良さや優れたホールド・アップ・プレー、ボールを持っていない時でも積極的に守備を行うなど、現代のストライカーに必要とされる要素を兼ね備えています。
さらに24歳と若く、まだまだ成長途中であることを考えるとアーセナルが来夏の移籍市場での獲得に熱心なのも納得できるとfootball.londonは指摘しています。
(ソース:football.london)
1月のラング獲得は可能?
アーセナルが獲得に興味を示しているとされるクラブ・ブルッヘのオランダ代表FWノア・ラング(22)に関して、クラブ・ブルッヘのフィリップ・クレメント監督が1月の退団を覚悟しているとのコメントをしたそうです。
フィリップ・クレメント監督
「私はこの手のことに関して現実的なんだ。彼(※ラング)に対してい断り切れないオファーが届いた場合、1月の移籍を止めることはできない。彼にとってもここでシーズンを終えてタイトルを獲得することは重要だと思うけれど、1月に何が起きるか様子を見る必要があるね。」
アーセナルはラングに対して移籍金を2,500万ポンド(約39億円)のオファーを準備していると噂されています。クラブ・ブルッヘはラングを500万ポンドで獲得していることを考えると、獲得時の5倍の金額を提示することになります。
(ソース:Mirror)
1月に右SBの補強を計画中?
アーセナルが1月の移籍市場で右SBの補強を計画していると噂されています。
候補者として名前が挙がっているのはタリック・ランプティ(ブライトン)、マックス・アーロンズ(ノリッジ)、ジェームズ・ジャスティン(レスター)の3名です。
アーセナルでは冨安が右SBのレギュラーとしてプレーしており、チャンバースとソアレスが控えを務めています。
報道によると、アルテタは現在の3人よりもさらに攻撃的な右SBを選択肢として持っておきたいらしいです。
また、レアル・ベティスへローン移籍しているベジェリンはそのまま完全移籍になる可能性が高いため、代わりのSBを補強するという意味合いもある様です。
(ソース:The Sun)