代表戦の結果
■イングランド 3−3 ドイツ
アーロン・ラムズデール:出場機会なし
ブカヨ・サカ:66分から途中出場
サンジェイがエメリやアルテタについて語る
2018年4月から2020年8月までアーセナルでフットボール部門長を務めていたラウル・サンジェイがThe Athleticのインタビューに応じています。
その中で、長期政権を敷いたベンゲル退任からその後監督を務めたウナイ・エメリ監督や現在のアルテタ監督についても述べているようです。デイリー・メールがThe Athleticの記事を一部引用して伝えています。
エメリはベンゲルの後任としてアーセナルの監督に就任すると、1年目にEL決勝へチームを導きCL出場権獲得まであと一歩まで迫りましたが、チェルシーに4-1で惨敗してしまいます。
2年目はCL復帰が至上命題となりますがチームは大不審に陥り、この頃はエメリにとって地獄だったとサンジェイは語っています。
サンジェイ
「ヘッドコーチ、スポーツ・ディレクター、フットボール部門そしてアカデミーと4つのポイントがあって、それらが相互に上手く連携していくモデルが必要なのだ。そう言うこともあり、アーセナルはアーセン・ベンゲルという全権監督からの脱却を考えた。
我々にはウナイという優れた監督もいたが、アーセナルにとってCL出場は極めて重要なことだ。しかし、EL決勝でチェルシーに敗れたことで引き続きELに止まることになった。それによりウナイの2年目は地獄のようなものになってしまった。
アーセナルはワン・ボス・モデルだったからね。アーセン(・ベンゲル)のことはリスペクトしているし、彼がアーセナルの為にしてきたことはユニークだと思う。当時はそれがベストな方法だったのだろう。
しかし、成長しなければならないし、それが求められるようになったのだ。」
エメリはトップチームのコーチとして働いていましたが、現在のアルテタはマネージャーとしてクラブの手綱を握っています。
ベンゲル時代に戻りつつあるとも言えますが、これについてサンジェイはどう考えているのでしょうか?
「クラブがトップチームのコーチをマネージャーと呼ぶことには同意できない。ファーストチームのコーチはあくまでコーチでありそれで十分だ。
現在は業務量がとても多いので彼にはトップチームの仕事に集中して欲しい。
彼らは少しモデルを裏切っていると思う。マネージャーをトップに戻すと言う彼らのやり方は間違いだ。私だったらそんなことは絶対に許さないだろう。
でもそれで良いと思う。現状の彼らはそれで上手く行っているのだからね。」
(ソース:Daily Mail)