マディソンの獲得に至らなかった理由
アーセナルは今夏の移籍市場で、レスター・Cのイングランド代表MFジェームズ・マディソン(24)の獲得に強い興味を示していたとされています。
アルテタが獲得を熱望したとされていますが、最終的にアーセナルはマディソンではなくウーデゴールを獲得します。
マディソンに近い関係者の話では、アーセナルの獲得リストのトップはマディソンだったらしいですが、なぜ獲得は実現しなかったのでしょうか?
この件についてfootball.londonでアーセナル担当チーフを務めるクリス・ウィートリー記者が記事を書いているのでご紹介します。
レスターとの交渉はチェスの様にとても慎重でゆっくり時間をかけて行われていた様ですが、マディソン自身もアーセナル行きに熱心だったとされています。
アーセナルにとって最もネックになったのは、レスターが要求した6,000万ポンド(94億円)以上の移籍金でした。
実際のところ、アーセナルはレスターに対して正式なマディソン獲得オファーは出していないらしいのですが、仲介人を通して水面下でトレードを含めた契約にすることで交渉をまとめられないか模索していたそうです。
アーセナルはトレード要員としてメイトランド=ナイルズ、ウィロック、ネルソン、エンケティアなどを提示したらしいですが、レスターはこれらの選手に興味を示さず門前払いされたとのこと。
これによりアーセナルがマディソンを獲得するためには6,000万ポンド以上の移籍金を支払うしかなくなった訳ですが、クラブにそこまでの金額を払う気は無かったそうです。
さらに、レスターとの交渉が暗礁に乗り上げていた頃に、レアル・マドリーとの交渉でウーデゴールがマディソンの半額で手に入ることになり、最終的にマディソンを諦めてウーデゴール獲得に至ったというのが一連の流れになります。
この数ヶ月、アルテタはイングランド出身の若手選手を熱望しているらしく、マディソンはアルテタの要求にピッタリですが、アーセナルのリストからは既に外れているようで、来夏に再び獲得に動く可能性は低いとみられています。
(ソース:football.london)
ラング争奪戦をリードか?
ベルギーでの報道によると、アーセナルをはじめ複数のクラブが獲得に動いていると噂されているクラブ・ブルッヘのオランダ代表WGノア・ラング(22)に関して、争奪戦からボルシアMGが撤退したらしいです。
ボルシアMGはラング争奪戦におけるアーセナルの最大のライバルだとみられていましたが、そのライバルが撤退したことでアーセナルが有利になるのでは?と報じられています。
ラングは今シーズンも絶好調で、全ての大会を通して4ゴール5アシストを記録しています。最近の好調により移籍金も上昇しており、現在は4,000万ユーロ(約53億円)になっているのだとか。
アーセナル以外にはリーズ、ウェストハム、ACミランなども獲得に動いていると噂されています。
(ソース:football.london)