夏の補強はサンプドリアのベルギー代表MFが本命?
アーセナルは今夏の補強候補筆頭として、サンプドリアのベルギー代表MFデニス・プラート(24)をリストのトップに入れているらしいです。アーセナルは元々カリアリのイタリア代表MFニコロ・バレッラ(22)の獲得に動いており、何度も試合を視察していました。しかし、チェルシーやインテル、ミラン、ナポリなどと競合し移籍金が高額になることから撤退した模様です。
そこで、バレッラの代わりとしてプラートにターゲットを変更したらしいです。アーセナルはプラートがまだアンデルレヒトのユースにいた頃から注目しており、ロンドンに招待してトレーニング・グラウンドの案内をしたこともあるとか。
アーセナルは今夏の補強資金も少ないため、より安価で獲得できるプラートの獲得に注力するようになったそうです。プラートはイニエスタと比較されるベルギーの逸材ですが、サンプドリアとの契約は残り2年と少ないため比較的安価で獲得可能です。
(ソース:Daily Star)
スアレスの今シーズンが終了
鼠径部の怪我で離脱中のデニス・スアレスが自身のTwitterを更新し、怪我の回復具合が思わしくないため治療に専念すると発表しました。これによりスアレスの今シーズンは終了してしまいました。
スアレスは1月の移籍市場でバルセロナからローン移籍で加入しました。かつてセビージャで指導を受けていたエメリとの再会を果たしますが、イングランドのフットボールになかなか慣れることができず、プレミアリーグ4試合(67分間)・EL2試合の出場に止まっています。
「2月のEL・ボリソフ戦で鼠径部を痛めて以降、この怪我に関するいくつかの問題がタフになってきた。だから、クラブからトレーニングを完全に禁止されてしまった。」
「いろいろな診断を受けた結果、このまま続けることは出来ないという結論に至ったんだ。僕はさっそく治療を始めているけど、これは競争力があって激しいフットボールとは並行して実施できないものなんだ。」
「僕たちが思い描いていたように物事は進んでいないけれど、僕を信頼してくれた偉大なクラブに感謝している。」
(ソース:Sky Sports)
クラブ創始者の墓を修復
アーセナルは1886年に現クラブの前身であるダイアル・スクウェアFCを結成したデイビット・ダンスキン氏の墓地を修復したと発表しました。セレモニーにはデイビット氏の孫でカナダ在住のリチャード氏とその家族、アーセナルからは元助監督のパット・ライス氏とクラブの幹部、そしてスコットランドのサポーターズ・クラブのメンバーが参加して行われたそうです。
ダンスキン氏はウーリッジにある王立兵器廠(ロイヤル・アーセナル)で働いていた際に、15人の同僚を集めてダイアル・スクウェアFCを結成しました。その際、メンバーはそれぞれ6ペンスを出資したそうです。
ダイアル・スクウェアは1886年12月11日にイースタン・ワンダラーズと最初の試合を行いますが、ダンスキン氏はその試合でキャプテンを務めています。つまり、ダンスキン氏はクラブで最初のキャプテンということになります。ダンスキン氏は1890年に怪我が原因でプレーヤーとして引退するまでチームの中心人物であり続けました。
ロイヤル・アーセナルを退職後は自営業となり、ロンドンのプラムスウッドで自転車関係のビジネスを始めたそうです。そのあと、コベントリーに引っ越すとスタンダード・モーター・カンパニーで働き始めます。コベントリーでもストーク・アルビオンズFCの会長も務めるなどフットボールと関わり続けたそうです。
なお、アーセナルは今回の墓修復に関して資金提供を行なっています。
ヴェンカテシャム
「アーセナルはコミュニティ感覚から生まれたもので、それは今日まで変わっていない。世界中にいる何百万人というアーセナル・ファンが、フットボール・クラブ創始者であるデイビット・ダンスキン氏が持っていたビジョンの恩恵を常に受けている。やっと彼の安息の地があるべき姿になったことを我々も嬉しく思う。」
(ソース:Arsenal.com)