今夏の補強はローンとトレードのみ?
デイリー・エクスプレス紙によると、アーセナルの今夏の補強はローン移籍かトレードでの獲得が中心になり、昨夏のような巨額の移籍金を支払う補強は行われないだろうと報じています。アーセナル関係者がこの様な話をメディア側に漏らし始めているそうです。
アーセナルはCL不出場が続いていることや、新型コロナウィルスによるリーグ戦中断などの影響で財務状況が悪化しています。昨夏は補強に総額1億4,000万ポンド(約187億円)を費やしましたが、今夏はそこまでの大型補強は許可できないそうです。
そのため、支出のより少ないローン移籍やトレードが中心になるだろうとのこと。しかし、これはアーセナルに限った話ではなく、バルセロナやレアル・マドリーと言ったフットボール界屈指の資金力を誇るクラブも同じ方針を取るだろうと言われています。
現在、ローン移籍で加入しているマリの買取オプションを行使すると思われますが、それ以外の支出については選手の放出に依存すると思われます。なお、これらの情報はアーセナルが移籍市場で優位に立ち振る舞うため意図的にリークしている可能性もあります。
しかし、アーセナルはファースト・チームの選手と年俸の12.5%を削減することで合意したばかりです。その様な状況の中で補強に多額の資金を使うと選手達から不満の声が上がる可能性も否定できません。
また、フットボール部門長のサンジェイが非常勤スタッフ達に説明したところによると、クラブにとって今夏の移籍市場は優先事項ではなく、まずはスタッフの雇用を守るためにもクラブ財政の健全化が最優先だと説明したらしいです。
なお、先日AST(アーセナル・サポーターズ・トラスト)が会員に説明したことろによると、仮に来シーズンのプレミアリーグが全試合無観客試合になった場合、アーセナルの貯金が底を突くばかりか当面の運営資金を借入れる必要も出てくると報告しています。
(ソース:Daily Express)

ウィリアン:アーセナルやトテナムへ行く可能性もある
今夏にチェルシーからFAになることが濃厚なウィリアンについて、以前からアーセナルが獲得を目指していると噂されていますが、このほどウィリアンがブラジルのYouTubeチャンネル「Desimpedidos」に出演し、チェルシーと同じロンドンを本拠地とするアーセナルやトテナムへ移籍する可能性は否定できないとコメントしたそうです。
ウィリアン
「本当に難しい決断になる。チェルシーはいろいろな面で僕のことを理解してくれていると思うし、クラブの人達やファンの皆んなも大好きだ。
ただ、前にも話した通り、仮に僕がチェルシーを円満に去った上でドアをオープンにしておけば、ライバルのクラブへ移籍しても問題ないと思っている。
だけど、まだチェルシーに残るのかロンドンから他のチームへ移るのか、それともイングランドを離れるのか、まだ答えは見つかっていないんだ。」
恩師モウリーニョからトテナムへ勧誘されたという噂は否定しています。
「それは無い。モウリーニョとは良好な関係だけど、全く誘われたりはしてないよ。
彼は僕にとって素晴らしいコーチであると同時に親友なんだ。時々連絡を取るけれど、僕の立場を尊重してくれている。
(他の監督よりは)モウリーニョの方が僕のことをより理解してくれているとは思う。彼は僕のポテンシャルを信じてくれたし、僕のプレーを気に入ってくれてプレーする自信を与えてくれた。彼は僕がこれまで一緒に仕事をしてきた中で最高の監督だよ。」
また、以前ウィリアンがSNSへ投稿した家族の画像で、全員が真っ赤な服を着ていたことから ” アーセナルへ行くというアピールか?! ” と報じられた件についてもコメントしています。
「噂話を生み出すつもりなんて無かったんだ。
イングランドはブラジルとは違って、コリンチャンス出身の選手は緑色を着れないとか、パルメイラス出身の選手は白黒を着れないとかは無いんだ。
あるとき妻と子供達が赤い服を着ていたんだけど、妻もそれが原因で噂話になるなんて考えもしなかったんだ。だから何もないよ。」
(ソース:Mirror)