クラブがスタッフ55人の解雇を発表
アーセナルはコロナ・パンデミックによって収入面で深刻な影響を受けており、選手やシニア・チームのスタッフ、クラブ幹部の給与カットや設備投資をほぼ全て停止、運営費の厳格な管理を行うなど、支出を抑えるためにあらゆる手段を講じています。
また、オーナーのスタン・クロエンケ氏による財政支援も受けており、スタジアム建設に伴う借金の借り換えも実施しました。
ただ、今後も長期的な収入の減少は続くと見られていることから、クラブは55名のスタッフを解雇することを発表しました。すでに30日間の協議期間に入っているのだとか。
なお、クラブは支出の抑制に全力を挙げていますが、チームへの投資は優先すべき重要事項であるとしています。
今回の解雇に関するBBCの報道によると、解雇を通告されたスタッフはフットボール部門、商業部門、管理部門と広範囲に渡っている様です。
AST(アーセナル・サポーターズ・トラスト)は、BBCの取材に対して情報収集にあたっていることを明かすと共に、スタッフへ可能な限り多くの支援を行うようクラブ側に申し入れるとコメントしています。
(ソース:Arsenal.com / BBC)
チーフ・スカウトも解雇?
55名のスタッフが解雇される見込みですが、その中にチーフ・スカウトのフランシス・カジガオも含まれていると報じられています。
カジガオはアーセナルで長くスカウトを務めており、最近ではアトレティコ・マドリーのパーテイ獲得においても重要な役割を担っているそうです。
カジガオはこれまで数多くの選手を発掘していて、セスクやベジェリンのほか最近ではマルティネッリやサリバの獲得にも大きく貢献したとされているクラブの最重要人物です。それでもアーセナルは解雇に踏み切る決断を行ったらしいです。
(ソース:Daily Express)
オーナーがオーバメヤンの要求を受け入れる?
デイリー・エクスプレス紙の報道によると、アーセナルのオーナーを務めるスタン・クロエンケ氏は、オーバメヤン側が求めている週給25万ポンド(約3,464万円)の要求を受け入れたそうです。
アーセナルとオーバの契約は来シーズンまでとなっており、アルテタはオーバとの契約延長をクラブに強く求めていました。
今シーズンもオーバはクラブのエース・ストライカーとして大活躍し、全ての大会を通して29ゴールを挙げており、FAカップ決勝戦でも2ゴールを挙げてチームを優勝に導いています。
(ソース:Daily Express)
ウィリアンと契約内容で合意か?
アーセナルは今夏にチェルシーをFAになるウィリアンと契約内容で合意に達したと報じられています。契約期間は2年+1年の契約延長オプションとなっているそうです。
給与は週給15万ポンド(約2,078万円)で現在チェルシーで受け取っている週給より3万ポンド(約415万円)多い金額です。
チェルシーもウィリアンに対して契約延長をオファーしていましたが、3年契約を熱望するウィリアン側と折り合いが付かず、交渉は破談になっていました。
なお、チェルシーは今週末にバイエルン・ミュンヘンとのCLベスト16・2ndレグの試合が控えていることから、正式発表はまだ先になるようです。
(ソース:Daily Express)
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