オーバメヤンと契約延長で口頭合意?
テレグラフ紙によると、アーセナルとオーバメヤンが現在の契約を2年延長する新たな3年契約を結ぶ内容で口頭で合意に達したそうです。
交渉は最終段階まで進んでおり、クラブ側が最終的な契約書を作成したのちオーバの代理人と弁護士が内容のチェックを行い、交渉の場で話し合った内容と相違が無いことを確認した上で本人がサインすることになります。
新たな契約は来シーズンから3年間で、週給は25万ポンド(約3,466万円)にアップし、オーバ側に有利なボーナスも含まれているとか。
(ソース:The Telegraph)
リールのU-23ブラジル代表CB獲得に動く?
アーセナルがリールのU-23ブラジル代表CBガブリエウ・マガリャンイス(22)獲得に動いているとの噂があります。ただ、マガリャンイスはヨーロッパ中のクラブから注目される逸材のため、すんなり獲得できる状況では無いそうです。
Goal.comのアーセナル担当記者を務めるチャールズ・ワッツ氏によると、アーセナルがマガリャンイス獲得に動いているクラブの一つであることは事実らしいですが、まだ正式なオファーを提出する段階ではないそうです。
フランスのメディアの中には、アーセナルが今週中の獲得を目指しているとの報道もありますが、交渉に近い関係者によると、その様な事実は無く、獲得に関してはまだ何も決まっていないのだとか。
リールもマガリャンイスの去就に関して何も決断を下していない様ですが、市場価値は2,500万ポンド(約35億円)と見積もっているとのこと。
アーセナルとリールは昨夏にぺぺの移籍を実現させており、今も良好な関係を築いているそうです。両者の関係が良好な要因として、リールのマルク・イングラCEOはかつてサンジェイとバルセロナで共に働いていたことが挙げられます。
ぺぺの移籍に際し、サンジェイはイングラCEOとの関係を最大限に利用し、アーセナルにとって有利な条件を引き出しています。
アルテタはサリバ以外にもう一人のCBを加えたいと考えていることから、アーセナルは新たなCB探しに奔走している様です。マガリャンイス以外にもスタッド・ランスでプレーするフランス人CBアクセル・ディサシ(22)やリースをFAとなったマラング・サール(21)などがリストアップされているとのこと。
しかし、アーセナルには既にソクラテス、ムスタフィ、サリバ、マリ、チャンバース、ダビド・ルイス、ホールディングと7人のCBが在籍していることから、新戦力獲得前にこのうち数名を放出する必要があります。
アーセナルはソクラテス、ムスタフィ、ホールディングに関してオファーを待っている状態だそうです。ただ、ソクラテスに近い関係者によると、彼は来年の契約満了まで残留するつもりだとか。
CBの獲得以外では、チェルシーをFAになるウィリアンとまもなく3年契約を結ぶとされています。ウィリアン以外にはバルセロナからコウチーニョをローン移籍で獲得するという噂がありますが、クラブ関係者はこの噂を断固否定しているそうです。
(ソース:Goal.com)
スカウトを多数解雇か?
昨日、アーセナルがスタッフを55名解雇すると発表しましたが、その中にグローバル・スカウト部門で責任者務めるフランシス・カジガオも含まれていると報じられ衝撃が走りました。
カジガオはアーセナルで20年間スカウトを担当しており、これまでビエラやセスク、ベジェリンを発掘し、 最近ではマルティネッリを見出した敏腕スカウトです。いわばアーセナルにとってベンゲルと共にアイデンティティの象徴と言える存在でした。
しかも、スカウト部門のリストラはカジガオだけに止まらず、国内スカウトの責任者ピーター・クラークやリクルート・スペシャリストのブライアン・マクダーモットも解雇されると報じられています。
ベンゲルは無名の若手を発掘しスターに育て上げるのが大好きな監督で、クラブもその方針に従って世界中にスカウトを派遣してネットワークを構築し、選手補強に大金を投じることなくクラブを強化してきました。
ただ、ベンゲル政権晩年はそれが難しくなり、5,600万ポンドを投じてオーバメヤンを獲得するなど巨額の移籍金を支払うことが多くなっています。
そして、ベンゲル退任後はその動きが加速しました。新たにフットボール部門長に就任したサンジェイとマネージング・ディレクターのヴェンカテシャムは、代理人主導型の補強方針を取っています。
その影響により、ドルトムントから引き抜きスカウト部門の責任者に就任したミスリンタートや、選手のスタッツ分析を行うStatDNAのジェイソン・ローゼンフェルトなど、スカウト部門と分析部門のスタッフがチームを去っています。
その一方で、テクニカル・ディレクターに就任したエドゥが、大物代理人のキア・ジャーラブシャンと非常に親しいことから、彼のネットワークにいる選手を獲得することが増えています。
最近ではダビド・ルイスを獲得していますし、現時点で獲得間近とされているウィリアン、獲得の噂があるコウチーニョも皆ジャーラブシャンの顧客です。また、サンジェイはアルトゥーロ・カナレスと親しく、前監督のエメリやパブロ・マリが顧客にいます。
この様に、現在のアーセナルは代理人主導の補強戦略に完全にシフトしており、クラブの重要人物で名スカウトの解雇もその流れの延長線上にあると見られています。
この方針転換はベンゲルが22年かけて築き上げたクラブのアイデンティティを否定するものかもしれません。しかし、アーセナルは過去4シーズンに渡ってトップ4を逃しており、なんとしてもCLに返り咲く必要があります。
代理人主導の補強によりチームが強化され、クラブが競争力を取り戻すのであれば、ファンもベンゲルとは異なるやり方での補強を容認する様になるかもしれません。
(ソース:Daily Mail)
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