ロマーノ氏:ギェケレシュに関する代理人のコメントについて
移籍市場の情報に精通するファブリツィオ・ロマーノ氏がcaughtoffsideで連載中のコラム『 Daily Briefing』の中で、アーセナルも獲得に動いているとされるスポルティングCPのスウェーデン代表FWヴィクトル・ギェケレシュ(25)の代理人のコメントについて触れています。
昨日もお伝えしたように、ギェケレシュの代理人がメディアのインタビューに応じた際、ルベン・アモリム監督の去就がギェケレシュの将来にも大きな影響を与えると述べました。
ロマーノ氏によると、リバプールは今シーズン限りで退団することが決まっているクロップ監督の後任としてアモリム監督に強い関心を示しており、既になんらかの接触が行われていることが分かっているそうです。
ギェケレシュには昨夏に多くのクラブからオファーが届いたなかスポルティングを選んでいますが、その決断にアモリム監督の存在が大きく関わっていたと代理人が明かしています。
したがって、アモリム監督がスポルティングを離れた場合、ギェケレシュも移籍する可能性が高まることを意味すると思われます。
ギェケレシュはスポルティングで42試合36ゴール15アシストという驚異的な数字を残しており、多くのビッグ・クラブが獲得に興味を示していると噂されています。
ロマーノ氏が以前から伝えているように、アーセナルもギェケレシュをリストアップしていて非常に高く評価しているそうです。
ただ、ギェケレシュの獲得には1億ユーロ(約164億円)のバイアウトを行使する必要があります。
アーセナルは他にリストアップしている選手のうち誰の獲得に動くかをクラブ内部で決める必要があるとロマーノ氏は述べています。
(ソース:caughtoffside)
パティーノが今夏に退団へ?
Evening Standardの報道によると、U-21イングランド代表MFチャーリー・パティーノ(20)が今シーズン限りで退団する可能性が高まっているそうです。
パティーノはアーセナル・アカデミー出身で才能を高く評価されていましたが、アルテタ監督の下でトップチームの出場機会を得ることができませんでした。
今シーズンはチャンピオンシップのスウォンジー・シティにローン移籍しており、レギュラーとしてリーグ戦31試合に出場し3ゴール4アシストという数字を残しています。
ローン終了後にアーセナルへ復帰した場合、17歳の新鋭イーサン・ヌワネリとの競争に直面することになります。ヌワネリはアーセナルで最も将来を嘱望されている若手選手で最近プロ契約を結んだばかりです。
アーセナルとパティーノの契約は来シーズンまでとなっているため、移籍金を得るためには今夏に売却する必要があります。
なお、パティーノにはスペインのクラブが興味を示しているようです。パティーノの父親はスペイン出身のため彼自身もスペインのパスポートを所有しています。
そのため、スペインのクラブはイギリスがEUから離脱したことに起因する様々な問題を回避できるため、他国のクラブよりパティーノを獲得しやすい状況となっています。
さらに、スペインのリーグは小柄なパティーノに合っているという指摘もあります。スペインでは小柄であってもテクニックに秀でた選手が評価されるため、イングランドより活躍しやすい環境が整っていると考えられます。
(ソース:Evening Standard)
ボルシアMGのクアディオ・コネに関心?
フランス・サッカー界に詳しいジャーナリストのJonathan Johnson氏によると、アーセナルが今夏の移籍市場でボルシアMGのU-23フランス代表MFクアディオ・コネ(22)獲得に動く可能性があるそうです。
コネに関しては昨夏の移籍市場でリバプールが獲得に動いていたとの噂がありましたが、最終的には残留しています。
ただ、今シーズンのボルシアMGが不調なこともありコネが新たな挑戦に強い関心を示す可能性があるようです。
また、ボルシアMGとしてもコネを放出して得た移籍金で補強を行い、再び欧州大会の出場権獲得を目指せるチーム作りを行うことに魅力を感じるかもしれません。
一方のアーセナルは今夏の移籍市場でMFの補強に動くとみられており、その中でコネにも関心を示しているようです。
Johnson氏によればまだ関心は初期段階だと思われますが、アーセナルもコネに注目している数多くのクラブの一つとのこと。
(ソース:caughtoffside)
