公式声明:ニューカッスル戦後のアルテタ監督のコメントを支持
土曜日にアウェーで行われたニューカッスル戦の試合後に行われたプレス・カンファレンスで、試合結果を左右する重大な誤審があったとしてアルテタ監督が激怒し審判団を痛烈に批判しました。
これを受けてクラブは5日(現地時間)、ニューカッスル戦で容認できない判定とVARのミスがあったとしてアルテタ監督を全面的に支持すると公式声明を発表しました。
アーセナル公式
「アーセナル・フットボール・クラブは、土曜日の夕方に行われた試合でまたしても容認できないレフェリングとVARのミスが起きたことを受けたアルテタ監督の試合後のコメントを全面的に支持する。また、セント・ジェームズ・パークでプレーした選手や、現地まで駆けつけてくれたサポーターの皆さんの多大な努力とパフォーマンスに感謝したい。
プレミアリーグは最高の選手とコーチ、サポーターを擁する世界最高のリーグである。PGMOL(※プロ審判協会)はレフェリーの水準について早急に対処し、過去に遡って分析を行うと共に説明を謝罪を行うなど、我々全員を動かすのことできる行動に焦点を当てなければならない。
我々はハワード・ウェブ会長の継続的な取り組みを支持し、我々のリーグに求められるワールドクラスの判定基準を導入するための協力を惜しまない。」
(ソース:Arsenal.com)
ラヤ:ニューカッスル戦後のコメント
ダビド・ラヤ
「僕からはボールが外に出たのが見えたし、その後ドレッシング・ルームに戻ってからゴールシーンを見返してみると、ガビに対する重大なファールもあった。ボールをクリアしようとしたガビは両手で背中を押されているんだからね。さらにオフサイド・ポジションにいた可能性もあるけど、それについてはよく見えなかった。ただ、ボールは外に出ていたしファールも見過ごされるという重大な判定でポイントを失うことになった。僕らは本当に腹が立ってるよ。
僕らのプレーや戦い方は誰が見ても素晴らしかったと思う。監督から求められたことは全て実行したからね。デュエルに勝ってボールを奪いなど全てやった。でも判定によってゴールを奪われてしまったんだ。」
(ソース:Daily Mail)
ニューカッスルのゴールはなぜ認められたのか?
90MINがニューカッスル戦でゴードンのゴールが認められた理由について考察する記事を掲載しているので紹介します。
まず、今回のゴールはVARで3つのチェックが行われたうえでゴールと判定されました。チェックされたのは1)ボールはラインの外に出ていたのか? 2)ジョエリントンはガブリエウに対してファールを犯したか? 3)ゴードンはオフサイド・ポジションだったか? の3点です。
1)ボールはラインの外に出ていたのか?
これに関してはbeINSPORTSが画像解析によりボールはラインを割っていないとしています。
EXCLUSIVE!!!
beINSPORTS can reveal that the ball was IN for Newcastle’s goal, but @richardajkeys and Andy Gray believe it was both a foul on Gabriel and handball by Joelinton.#beINPL #NEWARS #AFC #NUFC pic.twitter.com/Li70v2s3VM
— beIN SPORTS (@beINSPORTS_EN) November 4, 2023
画像を見る限り僅かにボールがライン上に残っているように見えます。この事例は日本人にとっては鮮明な記憶として残っている判定でしょう。前回のW杯の日本 vs スペイン戦で話題となった『三苫の1ミリ』として知られる判定です。
ルール上はボールの一部でもライン上に残っていたらボールはピッチ内にあると判断されます。ただ、現地ではbeINSPORTSで紹介されている解析画像がVARに提供されていないため、VARはフィールド上の判定に固執する必要があったようです。
2)ジョエリントンはガブリエウに対してファールを犯したか?
ゴール前にクロスのボールが入って来たとき、ジョエリントンがガブリエウを両手で押しているのは明らかです。ただ、記事ではこれがファールに当たるかどうかについては議論の余地があるとされています。
ラヤはガブリエウに対する重大なファールがあったと主張していますが、評論家の間でもファールについては意見が分かれているようです。
また、ジョエリントンがハンドを犯しているという疑惑も浮上しています。ただ、意図的に手でボールに触れたり体を大きくしている訳ではなく、さらにゴールを決めたのはジョエリントンではないため問題視されなかったようです。
3)ゴードンはオフサイド・ポジションだったか?
最後にVARはゴードンのオフサイドについても判断しています。VARで使用された画像を見る限りゴードンはラヤとガブリエウの間にいるように見えますが、オフサイドを判定するためにはジョエリントンが最後にいつボールに触れ・そのときゴードンがどの位置にいたかが極めて重要となります。
しかし、カメラアングルが不足していた影響でVARで使用できる画像が少なく、またしてもVARはピッチ上の判定に固執せざるを得なかったようです。
この様に3つのポイントでVARの判定が行われた末にゴードンのゴールが認められました。今も多くの議論を呼んでいる判定となっていますが、なぜプレミアリーグでは半自動オフサイドのシステムを導入しないのか?という疑問の声も挙がっています。
これは12台の専用カメラを駆使して選手の体の29箇所の位置を毎秒50回収集すると共に、ボール内に埋め込まれたセンサーと連動して判定するシステムで既にW杯やCLで導入されています。
半自動オフサイドのシステムがあったとしても今回の判定が覆るかは分かりませんが、VARの担当レフェリーにより多くの判断材料を与えることになるのは間違いないでしょう。
(ソース:90MIN)







