リヴァプールと判定に負けた指揮官は語る。
敗戦に付いて…
「レフェリーの判定という面もあるが、2−2に追いついた時点で集中力が
切れていた。 その直後にバベルへ一気にボールを通されてしまった。
2つの試合でこういうことが起きては、受け入れることは難しい。 勝利目前
だったから失望も2倍だよ。 ロスタイム3分など重要な判定は我々に不利
だった、我々の方が多くのチャンスを作っていたのにリヴァプールが勝つ
とはね。」
お粗末な判定に対して…
「耐えないといけない時だってあるし、受け入れないといけない。 だけど、
今夜のあの場面がPKになるなんて、とても理解できない。 私にはハッキリ
とそう見えた。 先週の(フレブが倒されたシーン)は本当にPKだった。
だけど我々はそれを受け入れる必要がある。 試合はコントロール出来てい
た、だが我々が未熟だったことも認めないといけない。 守備が少々未熟
だったよ。」
アデバヨルが得点したときどう感じたか…
「(試合が)決まったとは思わなかった、まだ試合は終わってなかったからね。
どんなことが起きても、十分な対応をするのが仕事だ。 3点目を取れる可能
性はあったし、得点すべきだった。 ゲームを決めるチャンスはあったと思う。」
チームの精神力について…
「今夜は素晴らしかったよ。 2−1から2−2まで持っていき、3点目を奪える
チャンスもあったからね。 (敗戦の原因は)精神力ではなく、守備に大きな
ミスがあったことだ。 CKから最初の得点を許し、さらにF・トーレスに2点目
を決めるスペースを与えてしまった。 だが、このチームは多くの才能と可能
性を持っているし、精神的にも強い。 ただ経験だけが足りなかった。」
強いアーセナルは戻ってくるのか…
「シーズン前半は上手くプレー出来たと思う。 アウェイで戦う時は少しプレッ
シャーが掛かるが、決して重圧ではない。 最初の20分は得点できるチャン
スがたくさんあったと思う。 しかし、それは叶わなかった。 試合は4−2で
負けたが、この結果は今夜の我々の力を反映してはいない。」
フラミニの怪我について…
「フラミニは足首の故障だ。 どれ程の怪我かは分からない。 交代した
ジウベルトは良くプレーしたと思う。」
敗戦の後にどうやって選手の士気を高めるか…
「ドレッシング・ルームは完全に沈んでる。 そこから士気を高めるのは非常に
難しいよ。 もしより強いチームに負けたならOKかもしれない。 だが、2試合
とも勝てたと思ってる。 我々はシーズン終了まで全力を尽くすだけだ。
我々は今夜、大きな失望と不公平を感じている。 それが苦しみを2倍にして
いるよ。」