【アーセナルNEWS】ガブリエウのインタビュー

スポンサーリンク

ガブリエウ:SKYスポーツの独占インタビュー

Embed from Getty Images

 

アーセナルで2年目を迎えたガブリエウ・マガリャンイスですが、アルテタ監督の信頼も厚く今では守備の要として好調なチームに欠くことのできない存在となっています。

そのガブリエウがSKYスポーツの独占インタビューに応じているので、内容を要約しつつご紹介したいと思います。


 

今シーズンのアーセナルは開幕3連敗した上にノーゴールと最悪のスタートを切りました。守備陣は3試合で9失点と壊滅的でしたが、ガブリエウが怪我から復帰すると一気に持ち直します。

守備の要であるガブリエウが復帰して以降のアーセナルは3試合で1失点しかしていません。さらに、先週末のノース・ロンドン・ダービーではトテナムのエースであるケインを完全に抑えました。

アーセナルは昨夏にリールから2,700万ポンド(現在のレートで約41億円)の移籍金でガブリエウを獲得していますが、現在の活躍を見るとクラブが獲得した理由が分かるでしょう。

ただ、ガブリエウ自身は移籍1年目の昨シーズン、かなり苦労したようです。

ガブリエウ
「学びの1年だったね。もちろん、チームが不調だったというのもあるけど、僕自身は順調な滑り出しだったと思うし、全体的には自分にとって良い1年だったとは思う。

でも、そこで多くのことを学んだので今年はより成熟したプレーヤーになれたと思ってる。リーグのことにも詳しくなったからね。」

 

今年のガブリエウが好調なのは、昨シーズンの経験に加えてコミュニケーション能力の向上もあるでしょう。このインタビューは母国語のポルトガル語にて行われましたが、英語の理解力も格段にアップしています。

「ピッチ上でのことより言語面の適応の方が大変だった。この国にはフランス語やポルトガル語、スペイン語を話す選手が大勢いるけど、英語も話せなきゃいけないんだ。そこが大変だったよ。

僕の英語はまだまだ完璧じゃないけれど以前に比べたらはるかに上達してると思うし、その成長が大きな助けにもなってる感じだ。」

今ではすっかりアーセナルに馴染んでいるガブリエウですが、新たな環境への適応を経験したのは昨シーズンが初めてではありません。

ブラジル時代も14歳の時に故郷のサンパウロから500マイル離れたフロリアノポリスのアバイでプレーしていましたが、その際にはホームシックでフットボールを辞めようとさえ思ったそうです。

その後、19歳の時にはフランスのリールへ移籍しましたが、その時も苦労したようです。最終的にはリールでも主力選手になりましたが、今のようなレベルまで到達できると想像するのは難しかったのでしょうか?

「もちろんだ。短期間で本当にいろいろな事が起きたので、自分自身でもかなり成長したと実感してる。

たくさんの事を学んだ時期でもあるし、それが現在の様な選手になる上での大きな違いとなっているかな。今もピッチに立っている時は苦しかった時期を思い出してそれを自分の助けにしている。

トップレベルに到達するよりもそれをキープし続けることの方が難しいと思うし、そのことは僕も意識する様にしてるよ。

僕は日々、自分のフィジカル面やテクニック面を向上させて、尚且つそれをキープするために努力しているんだ。」

 

ガブリエウは昨シーズンまでアーセナルでプレーしていた同郷のダビド・ルイスに面倒を見てもらい、現在もブラジルでのプレー経験があるパブロ・マリなどとも仲良くしている様です。

彼らの存在が新しい環境に適応する上で助けになった様ですが、それと同じくらいアルテタ監督のサポートに感謝していると語っています。

「彼は常に選手やスタッフを気遣ってくれる最高の人物だよ。苦しい時期でも僕たちをサポートしてくれるし、彼の指導を受けられて本当に嬉しいんだ。

間違いなく彼から多くのことを学んでいる。彼はピッチ上におけるセットアップやシステムを決める上で多くの手助けをしてくれているし、僕らを導いてくれるだけでなく、チームにとって何がベストなのか?と問いかけてもくれるんだ。

だから、選手と監督の間のコミュニケーションは極めて良好だよ。彼のために良い結果を出したいと思っている。

監督も自分の仕事を楽しんでいる様子だし、一緒に素晴らしい成功を成し遂げたいね。」

 

ファンの間では成功へ向けたツールがようやく整ってきたと期待されています。今夏の大改革により、アーセナルはヨーロッパで最も若いチームの一つに生まれ変わりました。

クラブは6名の補強を行いましたが、その中にはガブリエウの新たなパートナーとして加入したベン・ホワイトがいます。

「神のご加護もあって僕らは3連勝を飾り、そのうち2試合でクリーンシートも達成できた。まだスタートしたばかりだけど、お互いの特性を見ても彼とは凄く良いパートナーシップを築けていると思う。

監督は何よりもまずCBにはしっかりと守ることを要求している。あとは攻め時と守る時を見極めることも求めている。

僕らはそれをしっかりやろうと努力しているし、今では深く引いて守る瞬間と前線を押し上げる瞬間が分かる様になった。

ピッチ上では良いタイミングでプレーすることが必要不可欠なので、監督もよくその点について話をしてくれる。

また、この国では属性の異なる選手達との対戦もあるから、試合の度に状況が変化していくことも教えてくれた。

ベンも僕も(※昨シーズン?)プレミアリーグでフル・シーズンを戦ったことで、このリーグをより詳しく知ることができたと思う。

まだまだ連携不足の面があるけれど、試合ごとに改善し成長しているから、これは残りのシーズンへ向けても良い兆候だと思うね。

僕らとしてはとても激しくアグレッシブな守備を目指したい。」

ガブリエウとホワイトのコンビは、先週のノース・ロンドン・ダービーでも恐れずにチャレンジを行い、空中戦では相手を圧倒するなどアグレッシブな守備を展開しました。

この点は統計にも現れていて、昨シーズンよりもデュエルや空中戦、タックルの成功率が向上しており、ブロックやクリアの数も増えています。

 

右SBとして加入した冨安の存在感が増していますが、その流れを作っているのはGKのラムズデールです。

このインタビューが行われる直前もガブリエウに声をかけていましたが、その人柄が良さそうな雰囲気がありますがピッチ上では常に声を出して守備陣を鼓舞し、ペナルティエリアを見事に掌握しています。

「彼は素晴らしいGKだ。とても若いし将来性のある新加入選手だと思うよ。それに、彼には凄く助けられているんだ。ピッチ上でのコミュニケーション能力が高いしボールも配給も凄く上手だからね。

ピッチに立っている時は勝利への欲望とバトル・スピリットを持つことがとても重要なんだ。僕らは全ての試合に勝ちたいと思っているけれど、それだけじゃなくて全てのデュエルにも勝ちたいんだ。

日曜日の試合ではゴールだけでなく、重要なタックルや素晴らしいパスにもファンがリアクションしてくれた。

全ての試合でどんなボールでも奪うんだという情熱が必要だと思う。だからこそ、ファンからのサポートは僕らにとって大きな後押しになるんだ。

もっと良いシーズンが送れると思ってる。今シーズンはより多くのことを達成できると確信してる。」

(ソース:Sky Sports

 

 

FIFA 22 - PS5
エレクトロニック・アーツ
PlayStation5のEA SPORTS FIFA 22(Powered by Foot-ball)では、画期的な次世代ゲームプレイテクノロジー「HyperMotion」によりゲームがさらに進化。ピッチ上のあらゆる瞬間が本物さながらに描かれます。

 

タイトルとURLをコピーしました