■UEFA会長ミシェル・プラティニがUEFA加盟クラブの財務調査を行なう
と発表したのを受けて、ベンゲルは”赤字クラブは欧州大会に出すべきでない”
と大賛成のご様子
ベンゲル監督
「大歓迎だ。 私は赤字体質のクラブは、欧州大会から排除すべきだと考えて
いる。 唯一の進むべき道は欧州全体の管理であって、望む・望まないに関わ
らずその方向に行くと思っている。 UEFAは全加盟クラブの財務管理を行な
うようになるだろう。」
「まず第一に(欧州大会の)試合のファンにとっても非常に重要なことだし、堅
実な経営をしている全てのクラブにとっても非常に意義のあることだ。 クラブ
は投機を行なうべきではない、そんなことをしてると1年後の給与さえ支払え
なくなる。」
(ソース:Arsenal.com )
これってイタリアのクラブの多くがアウトの判定受けるんじゃ…。 ミラン、インテル、
ローマなど表面化してない赤字が莫大にあると言われてますし。 破産しかかった
ラツィオでさえ、ロティートが買収後に財務調査したら想像を超える数百億の負債
があってビックリしてましたし。 まぁインテルはオーナーが散在を趣味とする方です
からそれでも良いのかもしれませんが…。
そうなるとコスト・パフォーマンスを第一に掲げるアーセナルは、スタジアム建設費
の膨大な借金はあるとしても毎年キチンと返済していけるプランを立ててるから安心
でしょうね。 けどUEFAによる財務管理が進むと、今以上に青田買いが激化しそうな
感じはします。
■CLの抽選結果にベンゲルは一応満足しているようです…
ベンゲル監督
「プレミアの試合前はアウェーよりもホームの方が良いと言える、だがグルー
プ・リーグがどの様な状況にあるかも関係してくる。 それは、その時点で
グループ・リーグにおいて安全な位置に居るかどうかということだ。」
「プレミア・リーグのクォリティにおいても多数のクラブが出場し、それらのクラ
ブが出来る限り最後まで残るのは良いことだ。 プレミア・リーグにおいても全
クラブのフィジカル負担を平等にするだろうから。」
「もし早い段階でグループ・リーグ突破を決めれば、リーグ戦は有利になるだ
ろう。 4試合目、5試合目、6試合目と、全ての試合に全力を出す必要がなく
なるからだ。 そのため有利になる。」
「だが、早い段階でグループ突破を決めれるかは予想がつかない。 マンチェ
スター・Uはビジャレアルと対戦するが、我々は経験上ビジャレアルに勝つの
は簡単じゃないことを知っている。」
「昨シーズンの彼らはバルセロナより上で終えたし、セルティックはプレミアの
チームにとって常に難しい試合になる。」
(ソース:Arsenal.com )
■CLでの対戦相手についてベンゲルは語ります…
ベンゲル監督
「フェネルバフチェは成長株のチームだと思っている。 昨シーズンは初めて
準々決勝に進出したことからも分かる。 トルコには常に良いサポートが付い
ている。 どういう意味かは分かるだろう。」
「ポルトはCLでもトップ・レベルのチームで、他のどのクラブよりも経験豊か
だ。 彼らは既に優勝も経験しているし、決勝近くまで数回進出している。
イングランドの様々がチームはいつも苦しめられている。」
「私としてはディナモ・キエフは未知数だ。 彼らは常に周辺のベスト・プレー
ヤーを揃えている様に思える。 だから、その世代のクォリティによる部分が
とても大きいだろう。 彼らがとても危険な相手になる可能性はある。 我々は
シェフチェンコ、レブロフ、ルジニーが居たときに対戦し、非常に難しい戦いだ
ったからよく分かる。」
(ソース:Arsenal.com )
■移籍期限(9月2日午前0時)まであと残り僅かですが、ベンゲルは右サイドの
選手を獲得するかもしれないと語ります…
ベンゲル監督
「必要とあれば一晩中起きている。 9月1日の深夜まで何があるか分からな
い。 我々にはまだ時間が残されている。」
「ここへ来て移籍話が加速している。 それはTVを見ていても分かるだろう。
長いこと話ばかりが出ているが、何も起らなかった。 そしてラスト4~5日は
30分毎に誰々と契約したという速報が入ってくる。」
「我々が視察に行き、もし(アーセナルに相応しい)右サイドの選手を見つけれ
れば契約する。 だが、私は外部に活路を見出すよりも、我々自身の力とクォ
リティに集中させる方に関心がある。 前者の方がニュースになるのは分かっ
ているが、それでは試合に勝てない。」
「さらなる強化は必要ないが、チームの人数的にもあと1人くらいは獲得でき
る。 それ以上は無理だ。」
(ソース:Arsenal.com )
■ベンゲルは、移籍期限最終日はポーカー・ゲームの様なもんだと語ります…
ベンゲル監督
「最終日はポーカー・ゲームだ。 誰が勝つか予想するのは難しい。 私の読
みはどうかと言うと、500万ユーロ(約80億円)出せば確実だ。 それ以上出
しても大差ないだろう。 通常だと8月31日になれば、途中であっても交渉終
了となる。 そして誰もが自分が勝者だと思っている。」
「(アデ騒動とベルバトフ騒動には)違いがある。 前から言っているように、
アデは最初から(残ることに)献身的で、約束を守った。 彼は自分に選択権
があるし、残りたいと言っていた。 私は新聞でしか詳細を知らないが、ベルバ
トフのケースが同じだとは思えない。」
「ベルバトフは移籍したがっている様に見える。 したがって、(アデとは)状況
が違う。 自分はいつでもここに残りたい、けどここには居場所が無くもし彼が
移籍しないと自分は困る、なんて話が選手から出てくるだろうか。」
「トテナムがベルバトフを移籍させるべきかどうか熟慮出来たかだ。 我々は何
か問題を抱えているかな?」
(ソース:Arsenal.com )