チェルシー戦へ向けてのチームニュース
ベンゲル監督
「新たな怪我人は出ていない。ジルーについては土曜日の試合に出場可能かテストを行う。木曜日のトレーニング・セッションでは良い動きをしていた。現実的に復帰の見込みがあるのは彼だけだ。」
「ラムジーはまだハムストリングの状態が思わしくない。次のバーゼル戦やバーンリー戦には間に合わないだろう。代表戦ブレイク前の復帰は無いと思う。彼はまだ自由に全力を出せるという気持ちになれないのだ。我々も彼が少しでも痛みを感じたら直ぐに(トレーニングを)止めさせている。昨日もリハビリを行っているが、完全な状態に戻るのはまだ先だろう。我々としても急がせるつもりはない。」
「(ウェールズ代表の試合でプレーできそうか?)無理だろう。」
「ジルーの復帰スケジュールが早まったというのは本当だ。私もチェルシー戦での復帰はまだ早いだろうと思っていたからね。だが、今日のトレーニング・セッションでの彼は説得力のある動きを見せていた。」
「(ラムジーは復帰スケジュールが遅れている様だが?)我々としても残念な部分はある。復帰直前まで行くのだが、毎回準備が完璧にならないのだからね。復帰はそう遠くないと思うが、慎重に物事を進めていく必要があるだろう。」
(ソース:Arsenal.com)
ベンゲル:これまでの不利な現実を変えよう
ここ数年のアーセナルは、チェルシーとの相性があまり良くありませんでした。特にモウリーニョが率いていた時期は殆ど勝てませんでした。しかし、コンテ率いる新生チェルシーとの戦いを前に、ベンゲルはこれらの不利な現実を変えたいと語ります…
ベンゲル監督
「チェルシー戦は我々にとっても非常に重要な試合になる。我々の調子は上向いているし、我々の上昇を継続させるための絶好のチャンスであり、チェルシー戦は素晴らしいテストになると思っているからだ。」
「過去10年のチェルシーは極めて強力なスカッドを有してきた。それは現在でも変わらない。それ以前は我々が毎回勝っていたが、その後2〜3年で強力なチームに変貌した。」
「現在はもう少しバランスの取れた新時代になりつつある。我々も今は成長を実感しているし、近年の ” 不利な現実 ” を変える絶好のチャンスだと思っている。」
「エミレーツに乗り込んで来る時のチェルシーは、常に堅固な守備を構築してくる。彼らも我々が主導権を握るのが好みであることを熟知しているので、気が緩んだ隙を突こうとしてくる。」
「コンテはアザール、ジエゴ・コスタ、ウィリアンを復調させた。我々は彼ら3人を止める必要がある。危険な存在だし彼らが試合のカギとなるだろう。」
もう一つのカギは退場者を出さないことです。昨シーズンのプレミアリーグ2試合では、いずれも退場者を出し10人でチェルシーと対戦しています…
「その通りだ。我々もそのことは話し合っている。過去2試合は10人でチェルシーと戦うハメになっているからね。」
「もちろん、土曜日の試合では自分達のフットボールを行って結果を出すことが重要になる。だが、それ以外に我々の振る舞い方も重要になってくるのだ。規律と結果はとても強く結びついているからね。」
(ソース:Arsenal.com)
ベンゲル一問一答
ジエゴ・コスタの対処法について…
「冷静沈着な姿勢を貫くことが何より重要だ。試合にだけ集中して他のことは無視する。彼のプレーとクォリティを抑え込むのだ。選手達はとにかくコミットし、試合のルールを尊重して他のことには反応してはいけない。昨年の我々は10人でチェルシーと戦うというアンラッキーな部分があった。レッドカードをもらってしまったからね。あとで取り消されても意味がない。ただ、我々はレッドカードに値していたとも思っている。コスタの術中にハマったのだからね。」
コンテについて…
「素晴らしい働きだ。開幕ダッシュに成功しているからね。ただ、スウォンジー戦で少しスローダウンしたと思う。もちろん、リバプールとのビッグ・ゲームに敗れもした。しかし、私としてはリバプールの立ち上がりが素晴らしかったと思っている。力強い前半だった。その中でも後半に盛り返したのだから、コンテは良くやっていると思う。」
モウリーニョへのコメントは?(※イングランド人ジャーナリストのビーズリー氏が最近発売した著書の中で、モウリーニョはマタをマン・Uへ売却したことをベンゲルに批判されたことに激怒し、いつか顔をぶん殴ると息巻いていたと記述したことが話題となっています)
「いいかい、私はその本を読んでいないし、読むつもりもない。だから、それについてコメントすることは出来ない。私は話せるのはフットボールについてだけだし、それが全てだ。私は別に不機嫌モードに入っている訳ではない。私はもっと建設的なことをしたいだけなので、この件についてコメントするつもりはない。明日の試合に集中し、我々がどういうフットボールをすべきか考えたいからね。」
「我々はチェルシーと対戦するのだからコメントする必要もないだろう。私は誰とも個人的な問題は抱えていない。私は自分達の試合をリスペクトしている。それに、他のチームについてあれこれコメントするつもりもない。たまには自分の考えを話すことがあるけれど、それは私の考えの一部分でしかない。これらのことは明日の試合とは全く関係ないものだ。私個人としては明日の試合で良い仕事をすることに集中しているし、他の人達のこともリスペクトしている。」
我々はあなたが本を出すのを待った方がよいのか?
「どうだろう。いつか本を出すことになるとは思うが、まだその準備は何もしていないよ!笑」
(ソース:Arsenal.com)
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