エンケティア:リーズへのローンが助けになっている
昨日行われたエバートン戦で、今シーズンのプレミアリーグ初ゴールを決めたエンケティアですが、シーズン開始時はリーズへシーズン・ローンで加入していました。しかし、リーズでは出場機会に恵まれなかったため1月に呼び戻されています。
一時は再びローン移籍に出されるとの噂がありましたが、アルテタはチームに止める選択をします。直近2試合ではスタメン出場を果たしているエンケティアですが、リーズへローン移籍した経験がアーセナルで役立っていると語ります。
エンケティア
「リーズでいろいろ経験できて良かったよ。選手として勉強になった。思っていたほどプレーする機会が無かったけど、試合に出てプレーした際には素晴らしい瞬間があったからね。まさに学んで成長している感じだった。
最初は順調だったんだ。僕の得点率をチェックしてもらえればハッキリ分かると思う。かなり良い数字を残しているはずだ。
でも、決断を下すのは監督だから、それに対処しなければならない。そういう環境からも学ばないとね。とても良い環境だったと思うよ。彼(ビエルサ監督)はめちゃくちゃ要求の厳しい監督だから、僕もいろいろ勉強になった。」
1月にリーズへのローンから呼び戻されたエンケティアですが、当初はブリストル・シティへ改めてローン移籍するという話もありました。しかし、最終的にアルテタはエンケティアをチームに止める選択をします。
「監督からはどこかへ行く可能性は50:50だと言われた。だから僕もそう思っていたよ。僕はしっかりトレーニングに取り組み、これまで通り自分のプレーをするだけだった。トレーニングも試合と同じだと思って全力で取り組むようにしている。
監督もこういうメンタリティや僕の持つクォリティを気に入ってくれている。だから僕もそれを試合で発揮しようとしている。僕はハードワークをするだけだ。チャンスを与えてくれた監督に感謝しているし、これからも学び続けたい。
彼は素晴らしい監督だと思う。若手やベテラン選手も含めて選手達を成長させようという決意の持ち主だ。僕はただただ監督から学び続けて、自分のメンタリティが正しい事を日々確認し、改善し続けたいだけだ。
僕のホームクラブであるアーセナルでプレー出来ていることに感謝している。それに、監督は僕に大きな信頼を寄せてくれている。
ミケル(・アルテタ)は僕はここに残るのがベストだと考えたし、僕もそれに同意した。今のところ上手く行ってるね。僕はポジション争いをしている。それは残りのシーズンを通して続くことだと思っているよ。」
(ソース:Sky Sports)
ジャカ:再びキャプテンの打診があったらよく考える
昨夏にキャプテンを務めていたコシエルニーが電撃退団した事を受けて、チームメイトの投票によりジャカがキャプテンを任されることになりました。しかし、昨年10月27日にエミレーツで行われたクリスタル・パレス戦で、交代の際にファンから浴びせられたブーイングに過剰に反応し「f ** k off」と言い放ってピッチを去り、一部のファンの怒りを買い激しいバッシングに晒されます。
当時監督を務めていたエメリは堪らずジャカからキャプテンを剥奪すと共にスカッドからも外し、それは解任されるまで続きました。その後、エメリの後を引き継いだアルテタはジャカを再びスカッドに戻していますが、今もキャプテンマークからは距離を置いています。
しかし、将来的にアーセナルから再びキャプテン就任を打診されたら、その際は改めてよく考えてみるとコメントしています。
ジャカ
「アームバンドの有る無しに関わらず、僕はチームに貢献できるんだ。今はアームバンドを取り戻したいとは思っていない。だけど、ソクラテスやダビドからはもう一度アームバンドを手にするべきだと言われている。
いつかクラブからアームバンドについて尋ねられたら、よく考えてみるよ。」
1月の移籍市場では退団を考えていたのか?
「もちろんだ。嘘は付きたくない。僕や僕の家族にとってキツイ時期があったからね。みんながこの気持ちを理解してくれる事を願うよ。
だけど僕は自分の能力を発揮できていると思う。それに、僕は簡単に逃げ出すような男じゃないんだ。僕は常にクラブに対して ” ここにいる間は全力を尽くす準備は出来ている ” と言ってきた。それはいつも変わらない。一所懸命トレーニングに取り組んだことで、状況が好転したことが重要なんだ。それは僕にとっても最高に幸せなことだよ。」
ブンデスリーガとプレミアリーグでファンとの関係性がどう違うかを語っています。
「ファンの気持ちも理解できる。なぜなら、彼らは選手達には常に素晴らしいパフォーマンスを発揮して欲しいと思っているからね。だけど、その一方で選手達のことも理解して欲しい。必ずしも簡単なことではないと思うけどね。
この辺りがドイツとイングランドの最大の違いだと思う。なぜなら、イングランドではファンと選手との間に密接な繋がりが無いんだよ。例えばドイツの場合、公開トレーニング・セッションというのがあって、ファンがそこに来て今何をやっているか選手に話しかけて来たりする。
イングランドでは全てがクローズドだ。だから、僕としては今後、良いことも悪いことも人々に(自分から)説明することにしたんだ。だけど今はその必要はない。今は僕らが楽しんでプレーできることが何より重要だからね。」
(ソース:Goal.com)