アンリ:死ぬまでにはアーセナルの監督をやりたい
アーセナルで通算226ゴールを記録し、クラブの最多得点記録保持者でありクラブ史上最高の選手と称されるアンリですが、今でもアーセナルの監督に就任する日を夢見ていると語っています。
アーセナルは2年前にベンゲルの後任選考を行った際にアンリと面談したとされています。最終的にエメリが監督に就任し、アンリはモナコで監督としてのキャリアをスタートさせています。ただ、モナコでは20試合で4勝しかできず、就任から3ヶ月で解任されました。
現在はMLSのモントリオール・インパクトの監督に就任し、シーズン開幕へ向けた準備を行っている最中ですが、エミレーツ凱旋のチャンスがあればいつでも飛び付くとコメントしています。
アンリ
「私はアーセナルの監督に就任する日を夢見ているけれど、コートを駆け抜けてスラムダンクを決めることも夢見ている。つまり、それが実現するという意味ではない。
だが、死ぬまでにはアーセナルの監督をやりたいと思っているよ。」
ベンゲルの後任候補になっていたという噂についてもコメントしています。
「コーチングする側に来たことでいろいろ学んだ。様々な話を耳にする。私や我々が何か知っていると思ってあれこれ聞かれるんだ。
だけど、実際のところ私達は何も知らなくて、その件について話すには不十分だったりする。そういう事があってからは、この手の話には関わらない事が最善の方法だと判断した。」
ここ数年、プレミアリーグはリバプールとシティの二強による影響もあって、インテンシティのレベルがどんどん高くなっていると語ります。
「プレミアリーグのインテンシティやリズムが本当に素晴らしい。リバプールの試合は、ただ見ているだけでも疲れるくらいだよ。彼らはとても素早く動くからね。
マン・Cとの試合では、ルックアップする前からプレッシャーを掛けられる。ボールをコントロールしている間に3人に囲まれてしまうんだ。プレミアリーグのインテンシティは計り知れない。」
(ソース:Goal.com)
ジウベルト:みんなが今でも僕のことを話題にしてくれるのは嬉しい
ジルベルト・シウバは2003年から2008年までアーセナルでプレーし、ヴィエラとのコンビで中盤を支配しました。当時のアーセナルはアンリやピレスといったスター選手が多彩な攻撃を繰り出す一方で、ヴィエラとジルベルトが中盤の番犬として危険な目を摘み取りつつ攻撃を組み立てました。
ヴィエラとジウベルトが去って以降、アーセナルはこの二人の後継者を未だに見出せていません。アーセナルが最後にリーグ優勝してから16年が経ちますが、今でもこの二人が中盤の基準となっています。
ブラジル・メディアの取材に応じたジルベルトが当時を振り返りつつ、今でもファンが自分のことを覚えているだけでなく話題にしてくれるのは嬉しいと語っています。
ジルベルト
「人々が僕のことを覚えていてくれて、話題にしてくれるのは嬉しいね。
もちろん、僕の後継者が現われていないという彼らの考えについては、あまり誇れることではないと思っている。ただ、僕がクラブを去ってから結構な時間が経っているにも関わらず、人々が僕のことをポジティブに捉えてくれていることは誇らしいよ。最高の気分だ。
しかしながら、ここ数年目にして来たことから僕らの後継者が現われないという考えは、間違いなく事実だと思う。みんなも知っている様に僕とヴィエラは特に素晴らしいパートナーシップを築いていたからね。アーセナルが僕らの代わりを見つけたところは見た事がない。
チームにとって、このポジションで安定感を発揮できる選手がいないのがかなり痛かったと思う。彼らはこれまで高い代償を払っているけれど、いつかギャップを埋めることのできる選手を発掘してくれることを願っている。」
ベンゲルについて…
「彼の下でプレーできて良かった。彼はとてもシンプルに何をすべきかを僕らに教えてくれた。とても効率的だったと思う。
彼はいつも基本に立ち返り、最高のトレーニング・セッションを提供してくれた。
全員に対して一生懸命ハードワークをして、自分と自分の能力を信じるよう後押ししてくれた。ただ、グループとして何をすべきかを忘れることは決して無かったね。
競争力を維持しつつ最高の結果を出すために、全員を同じページへ導いた彼の能力がとても重要だったと思う。」
(ソース:Goal.com)