ムスタフィからアーセナル・ファンへお別れのメッセージ
冬の移籍市場でシャルケへ完全移籍で加入したムスタフィが、自身の公式SNSを通してアーセナル・ファンにお別れのメッセージを送っています。
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ムスタフィ
「グーナーのみんなへ
この4年間、151試合に出場して二つのFAカップ・トロフィーを獲得できた。アーセナル・コミュニティや素晴らしいスタッフの人達やファンのみんな、そしてもちろんチームメイト達にただただお礼を言いたい。
僕らには良い時もあればそうじゃない時もあったけど、これまで共に歩んできた。
アーセナルは偉大な伝統を持つ素晴らしいクラブだ。僕はAFCのジャージを着るたびにいつも大きな喜びと誇りを感じていた。
僕と僕の家族はアーセナルの一員としてロンドンで過ごした日々をこれからも忘れない。
グーナーのみんなのこれからの活躍をお祈りしています! 今までありがとう!」
ウィロック:プレミアリーグで試合に出る必要がある
冬の移籍市場最終日にニューカッスルへのローン移籍が決定したウィロックですが、次のレベルに到達するためにはプレミアリーグでもっとプレーする必要があると語っています。
ウィロック
「アーセナルの様な偉大なクラブでたくさん試合に出れたのは恵まれていると思う。だけど、僕は自分を次のレベルに到達させるために努力しているんだ。そして、その為にはプレミアリーグでもっと試合に出る必要があると思っている。
アーセナルではプレミアリーグの出場数にガッカリした。だから、ここではより多くの試合に出てチームに貢献し、ニューカッスルを本来あるべき順位まで押し上げたい。
スティーブ・ブルース監督とは話したよ。最初から彼は気さくに話しをしてくれたんだ。彼は僕が今どういうトレーニングをしていてどんな感じなのか聞いてきた。
ユーモアを交えながら時々ジョークを言ったりしてね。僕もジョークを言うのが大好きなんだ。最初からそんな感じだった。
彼は僕をどの様に起用するかやチームでの役割、そして僕に関する全体的なプランがあることを説明してくれた。
ビックリしちゃったよ。だって監督と話しをするのは初めてなのに、僕についての全体的なプランまで持っているんだからね。
その後も監督は何度か電話を掛けてきてくれて、その間にニューカッスルこそ僕にとって適切なクラブだと思わせてくれたんだ。」
(ソース:football.london)
アーセナルは今もアワールを狙っている?
アーセナルは1月の移籍市場で最も活発な動きを見せたプレミアリーグのクラブの一つでした。
まず、今シーズンまでで契約切れとなるエジル、ソクラテス、ムスタフィの3選手と1月の時点で契約解除を行い放出しています。また、トップチームで全く出番の無かったマット・メイシーをハイバーニアンへ完全移籍で放出しました。
また、同じくトップチームで出場機会が限定的だったサリバやコラシナツ、メイトランド=ナイルズ、ウィロックをローン移籍で放出しています。
特にエジル、ソクラテス、ムスタフィとの契約解除によりクラブの賃金負担は大幅に軽減され、今夏の移籍市場での活動を容易にしたと考えられています。
アーセナルは1月の移籍市場でクリエイティブさを持つ攻撃的MFの獲得に動き、最終的にはレアル・マドリーからウーデゴールをローン移籍で獲得しました。しかし、クラブの第一目標はリヨンのフセム・アワールだったとされています。
アーセナルはアワールこそ自分達のスタイルにピッタリな選手だと確信しており、昨夏の移籍市場でもアワール獲得に動いています。その際は移籍金で折り合わず実現しませんでしたが、まだ獲得を諦めていないそうです。
1月15日にYouTubeのFeather on Football Podcastに出演したファブリツィオ・ロマーノ氏によると、アーセナルはクリエイティブな選手を選手を探しており、ライプツィヒへ加入したソボスライを本気で狙っていたとも明らかにしています。
ただ、あくまで第一目標はアワールであり自分達の中盤に完璧にフィットすると考えているのだとか。
しかし、リヨンがリーグ・アンで首位争いをするなど絶好調なうえにアワールの移籍金として6,000万ユーロ(約76億円)を要求していることが最大のネックとなっています。
リヨンはCL復帰を目指しているため、1月の段階でアワールを獲得するのはかなり難しいとロマーノ氏は語っていました。
アーセナルは昨夏の移籍市場でアワール獲得を諦めパーテイ獲得に切り替えましたが、フランス・フットボール界の現状からこの判断がプラスに働く可能性があります。
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フランスでは2020-2024年シーズンまでのリーグ・アン及びリーグ・ドゥの放映権をメディアプロが破格の金額(4年間で約1038億円)で取得し、その恩恵に預かる各クラブは歓喜しました。
しかし、今シーズンの放送開始から数ヶ月で毎月支払う放映権料の値下げを要求する様になり、さらには支払いを滞納する事態になりました。
各クラブはコロナ・パンデミックで収入が激減した状況の中で、さらに放映権の支払いが途絶えるという危機的状況に陥ります。
最終的にフランスリーグはメディアプロとの契約を打ち切り、新たな契約先を探すことになりました。現時点で入札が行われておりAmazon、ディスカバリー、DAZNが応札している様ですがフランスリーグの希望額を満す入札はまだ無いそうです。
いずれにせよ、メディアプロとの契約で得られるはずだった放映権料から大幅に減額される可能性が高く、破綻するクラブも出てくるのではと危惧される状況の様です。
既に多くのクラブが選手と給与の減額について話し合いを始めているのだとか。
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このフランス・リーグの放映権パニックが、アワール獲得を目指すアーセナルにとって追い風となるかもしれません。今夏の移籍市場でアワールを安価に獲得できる可能性があるためです。
アーセナル的にはフランス・リーグの放映権の行方も注視する必要がある様です。
(ソース:football.london、サッカーダイジェスト、Qoly)
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