公式:スミス・ロウが鼠蹊部を手術
アーセナルは過去数ヶ月間に渡って鼠蹊部の違和感を訴えているスミス・ロウが、鼠蹊部にある腱の修復手術を受けたと発表しました。
9月4日に行われたマン・U戦で状態が悪化したスミス・ロウは、そのあと専門医の診察を受けたりメディカル・スタッフらと対応策を協議した結果、手術を受けるという決断に至ったそうです。
手術はロンドン市内で行われ、既にリハビリ・プログラムが進行中とのこと。12月中のフル・トレーニング復帰を目指していると発表されています。
(ソース:Arsenal.com)
1月のアワール獲得を検討?
アーセナルが以前から興味を示しているリヨンのフランス人MFフセム・アワール(24)に関して、1月の移籍市場で獲得に動く可能性があると伝えられています。
アーセナルは2020年に初めてアワール獲得にチャレンジしましたが、リヨンは売却に消極的なこともあり5,000万ポンドという高額な移籍金を要求していました。
この金額はアーセナルの評価額とかけ離れていることもあり、クラブのアワールに対する関心も薄れていきます。
ただ、その後アワールの市場価値はやや下落しており、さらに今シーズン開幕戦で足首を負傷して以来欠場が続いています。
フランスのFoot Mercatoによると、今夏の移籍市場で複数のプレミアリーグのクラブがアワール獲得に関心を示していたらしく、リヨンに問い合わせを行ったところ移籍金が1,260万ポンドまで下落していることが分かったそうです。
アワールとリヨンの契約は来シーズンまでとなっていることもあり、来年1月からは国外のクラブと来季の契約について自由に交渉することが可能となります。
アーセナルはパーテイの長期的なバックアップを探し続けており、1月の移籍市場でアストン・ヴィラのドウグラス・ルイス獲得に再挑戦するとも伝えられていますが、アワールも安価に獲得できるのであれば魅力的な選択肢になるでしょう。
なお、イタリアのCalciomercatoの報道によると、ニューカッスルのハウ監督もアワールに強い関心を示しているらしいです。
(ソース:Daily Express)
クロエンケ氏がさらなるクラブの買収を計画?
アーセナルのオーナーであるスタン・クロエンケ氏が、ベルギーやブラジル、ポルトガルのクラブを新たに買収しようとしているそうです。
クロエンケ氏はマン・Cが構築しているマルチ・クラブ・ネットワークを真似て、アーセナルを中心とした複数のクラブから成るネットワークを築き上げたいと考えているのだとか。
最近チェルシーを買収したトッド・ベーリー氏は数ヶ月から数年かけてシティと同じクラブ・ネットワークの構築を目指していることを公言しており、アカデミーが輩出した有能な若手を育成するためには海外のクラブが必要だという認識を語っています。
シティ・フットボール・グループにはマン・Cを含めておよそ10のクラブがあり、最近セリエBのパレルモもそこに加わりました。
シティはアカデミー出身選手や獲得した若手選手をグループのクラブへローン移籍に出し、一貫した育成方針の下で未来のスーパースターを育てています。
ベーリー氏は「18〜19歳のスーパースターをローンに出すことはできるが、そうすると彼らの育成を他人に委ねることになる」と語っており、シティのように一貫したシステムの下で若手を育成することが必要だという認識を持っています。
クロエンケ氏もベーリー氏の動きに追従し、新たなクラブ買収に動いていると伝えられています。なお、リバプールのオーナーであるヘンリー氏もこれらの動きに追従しているとされます。
(ソース:Daily Express)