アルテタ監督:ウルブス戦後のコメント
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勝利について
「素晴らしい勝利だった。先制された後で彼らに勝つのは極めて難しいからね。たしか彼らは2018年以降、先制した試合で負けことが無かったと思うが、我々はプッシュし続けた。
後半に入っても選手達の姿勢やスピリット、クォリティ、エネルギーは素晴らしいものがあった。闘って勝ちに行くぞという姿勢が驚異的だったよ。
また、ファンとの間に素晴らしい雰囲気があってそれが相乗効果を生んだと思う。あのような形で勝つことが出来て最高だよ。」
終盤のラカゼットの決勝ゴールについて
「現在の我々は多数の若手と新加入の選手でチームを作っているけれど、彼らはそうした中でも経験を積んでいる。
ハーフタイムのとき彼らにこう話した、『5月末までに首位に立とうと思ったら、あと2〜3回もしくは4回ほど試合をひっくり返す必要が出てくる。今日がそのチャンスだ』とね。
特に選手のミスによって失点してしまった時に、それを気にすることなくチームが試合に勝ったというのが嬉しいよ。ミスが話題になることも一切ない。」
選手達の喜び様について
「私はあらゆる勝利をどんどん祝っていこうと伝えた。なぜなら、フットボールの試合に勝つことがどれだけ難しいか分かるからだ。
それは我々のサポーターも同じで、彼らは試合に負けたり引き分けた後は沈んだ表情をしている。だからこそ、我々はどんな勝利であっても喜ぶべきなんだ。」
冨安の怪我について
「反対側のふくらはぎを痛めた。彼は復帰してから全く問題なかったのだが、トレーニング中に反対側のふくらはぎに違和感を覚えたようだ。
彼はプロとして我々のために全力を尽くしてくれているが、ここ数ヶ月は調子が悪かっただけに、これは問題だよ。」
トップ4入りを目指して
「少しは目標に近づけたと思う。1試合少ない状態で3P差だ。残りは13試合で次はワトフォード戦が控えている。
自分達が今やっているようなプレーを続けていき強く主張し続けることが大切だ。それに、ファンとの相乗効果で特別な雰囲気を作り出せている。
どんな相手もここでアーセナルと対戦したくないと思うだろうね。」
今夜の出来事が決定的なものになるだろうか
「上位にいる相手との対戦に勝利することがとても大切になってくる。なぜなら、結局のところ6Pを巡る勝負だからね。
この13日〜14日間の間で彼らに2度勝利しているがこれは本当に重要なことだと思う。トップ4争いは長期化しそうなのでそのことも意識しなければならない。
今はこれまでのことは一旦忘れ、改めてトレーニングを開始しワトフォード戦に集中したい。」
ぺぺのインパクトについて
「先週も言ったと思うがニコは変わった。彼のエネルギーや満足感、オールラウンドなプレー、トレーニングでの様子などから、彼を投入すればチームが変わると確信していた。」
ラカゼットのパフォーマンスについて
「我々のストライカーが85分にコーナーフラッグ辺りまでフルバックを追いかけ、ボールを奪い返したり前へ出るプレーをして、闘い、チャンスを1〜2回逃してもまだ前へ出続けるという姿を目にした。
そんな時に私に何が出来るというのだろう? 私はただただ彼のプレーを讃え、彼を可能な限り手助けしてサポートすることしか出来ない。
彼は最後に報われた。私にとってあれはラカゼットが決めたゴールだ。」
今の反撃力はどこから来ているのか
「環境やお互いの化学反応もあると思うが、お互いの信頼関係ができている。自分自身もそうだしチームメイトやスタッフ、コーチ陣、そしてクラブを信じている。
その上で自分達の望む結果を得るために、常にポジティブな方法を模索しているのだ。」
ぺぺがレギュラーに昇格する時が来たのか
「彼は正しい道を進んでいると思うし、このままチームに貢献できる様になればプレー時間も増えるだろう。
プレー時間が増えれば増えるほど、日々のトレーニングを最大限に活用して何ができるかを示す必要がある。そして、彼にその能力があるのは確かだと思う。」
(ソース:Arsenal.com)