エバートン戦へ向けてのチームニュース
ベンゲル監督
「フラミニをハムストリングの怪我で欠くことになる。彼の代わりにチャンバースが入る。他の選手たちは大丈夫だ。金曜日の朝にチェックするが他の選手たちの状態はポジティブに見える。」
「ウィルシャーの回復具合は順調だが、サンティ(・カソルラ)は少し遅れ気味だ。代表戦ウィーク明けに確実に復帰できそうなのはラムジーとチェフ、そして多分フラミニも戻って来れそうだ。しかし、カソルラとウィルシャーが代表戦ウィーク後すぐに復帰することはないと思っている。」
(ソース:Arsenal.com)
ベンゲルのプレス・カンファレンス ※一部を抜粋
イブラヒモビッチ獲得の噂について…
「現時点でそういう話はない。今は他のことで頭がいっぱいだ。(補強の話をするのは?)まだ早過ぎる。ただ、34歳ながら彼はPSGで素晴らしいシーズンを送っていると思う。ただ、私の中でプライオリティが高いのは来シーズンの補強ではなく、次節のエバートン戦であることを理解して欲しい。私は彼の名前が出たことに驚いている。現時点では誰の補強も考えていないからね。」
欧州大会に残ったイングランドのチームが2チームだけだが…
「不十分な結果だと思う。しかし、この結果に合理的な説明を与えることはとても難しい。プレミアリーグは非常に厳しいリーグだ。また、来シーズンのプレミアリーグが今以上に強力になるのは間違いない。イングランドのチームのためのCLになるかもしれない。何かが起きるよ。プレミアリーグでは全ての試合が厳しい戦いになっており、それが欧州の舞台での苦戦に繋がっているのだろう。また、ELに出場したチームの幾つかは、ELよりもプレミアリーグを優先させていた。」
エバートン戦は早い時間帯のキックオフになるが…
「理想的ではないが対処するほかない。それは他のチームも同じなので我々もそれに対応する。これは我々だけの問題ではないので適応するしかない。気晴らしのために文句を言うことはしない。そんなことより、今はこの状況に対応し明日の試合でどうプレーするかを考える方が重要だ。」
(エバートンの)マルティネス監督に対する賞賛について…
「いいかい、私はいつも長い目で見ているのだ。我々は常に長期的な結果でジャッジされるべきなんだ。時にあまりにもネガティブな評価がされることもあるし、逆にポジティブすぎる場合もある。まずはベストの状態で最高のパフォーマンスを発揮することに集中すべきだ。何人かの人達がそれを成し遂げたとき、彼らを鼓舞できたと私も満足できる。私は自分の仕事をやり遂げるだけだ。そして、エバートン戦に備えて自分のチームを準備するのが私の仕事だ。」
(ソース:Arsenal.com)
ベンゲル:ルカクの存在が頭痛の種だ
直近4試合で5ゴールを決めて絶好調のルカクにどう対処するかが悩みどころだとベンゲルは語ります…
ベンゲル監督
「我々も彼がベルギーにいた時からその存在は知っていたが、結局チェルシーへ行ってしまった。その後エバートンへローン移籍した訳だが、私は彼がチェルシーへ戻るものだとばかり思っていた。その後、我々も彼と契約しようとはしなかった。」
「彼は素晴らしい成長を遂げている。年々良くなっているよ。彼はフィニッシュが素晴らしいしリンク・アップ・プレーも良い。彼には最高のキャリアが約束されていると思う。年々良くなっている数字がそれを示している。」
「我々はネイマール、スアレス、メッシと対決したばかりだが、ルカクとの対戦も頭痛の種だ。我々のディフェンス陣はバルセロナ戦でのパフォーマンスを励みにして欲しい。」
(ソース:Arsenal.com)
アンリ:12年ぶりのリーグ制覇へ向けて団結すべきだ
FAカップとCLで敗退し、プレミアリーグでも3試合続けて勝利のないアーセナルはタイトル・レースから脱落したと見る論調もあります。また、最近の不甲斐ない結果からベンゲル解任を求めるサポーターの声も日増しに強まっています。しかし、アンリはまだチャンスは残っていると語り、12年ぶりのリーグ制覇へ向けてチーム一丸となるべきだとコメントしています…
アンリ
「アーセナルはポジティブさを保つ必要があるし、それが今の彼らに出来る唯一のことだと思う。泣いても笑っても残り9試合だからね。」
「アーセナルが前へ進むためには、現在クラブの周辺で渦巻いているあらゆるネガティブな話をブロックする必要があると思う。」
「僕はエミレーツでワトフォード戦の時のような観客のリアクションを聞いたのは初めてだった。でも、どうすべきかでファンの意見を聞いたり、ベンチの判断を仰いでもプレーの役には立たない。」
「ファンが満足していない状況のスタジアムでプレーしたこともあるけど、それでは何の解決にもならないんだ。スタンドからネガティブな反応が来たら、12年間タイトルから遠ざかっている場合は特に、どんな選手にとっても非常に厳しい状況になってしまうんだよ。」
「いまはチームが最後まで戦い抜くために選手とファンが同じ方向を向く時だ。この重要な時期を戦い抜くためにもアーセナルには一体感が必要だと思う。」
「数字的に見てもアーセナルにはまだタイトル獲得の可能性が残されている。ベンゲルも言っているように、こういう状況でもベストの結果が出せるという期待感が必要なんだ。」
「もしアーセナルがグディソン・パークで勝てなかった場合は、さらに厳しい状況に追い込まれる。ゲームの行方はレスターとスパーズの手に委ねられているけど、エバートンに勝つことができたら幾らかのプレッシャーを掛けることができる。」
「それに背後からウェストハムが迫っているし、アーセナルはアップトン・パークでの試合も残しているので、立ち止まっている暇はないんだ。」
「アーセナルはホームでスウォンジーに敗れた。これはファンの皆にとっても期待はずれな結果だったと思う。でも今の彼らにはポイントが必要だ。チームにジャッジを下すのはシーズンが終わってからにしよう。」
「チームはシーズンを通してこういうミスを犯してきたと議論したところで、今の状況やこれからの結果にとってプラスにはならない。今はタイトルを獲得することだけ考えよう。そして、それは誰もが望んでいることだ。」
(ソース:Sky Sports)
キングからありがたいお言葉を頂戴しました。
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