《得点》
ノリッジ:
【出場メンバー】
チェフ
コシエルニー
メルテザッカー → 50’ガブリエウ
ベジェリン
エルネニー
A・サンチェス → 84’コクラン
イウォビ → 56’ウェルベック
ジルー
=ベンチ=
オスピナ
ベンゲル監督、試合後のインタビュー ※一部を抜粋
待望の勝利について…
「ずっと待ち望んでいたものだし本当に必要な勝利だった。なかなか厳しい試合だった。我々はとてもよく組織化されたチームと対戦した。自分達のペースで試合を行うことはできなかったけれど、我々は厳粛で組織化されており最終的に勝利を手にすることが出来た。前半は忍耐力が求められる展開で1〜2度ほどペトル(・チェフ)に救われた。後半は前に出続けるチーム相手に勝利に相応しい内容だった。典型的な試合内容だったと思う。以前のサンダーランド戦と今回のノリッジ戦は、とても似た内容の試合だ。」
監督はファンから祝福されていたが…
「なんだか奇妙な雰囲気だったね。だが、我々は共に歩んでいく必要があるのだ。一部のファンは抗議活動を行っていたけれど、大多数の人達は賛同せずチームをサポートし続けた。彼らは私がこれまで成し遂げてきたことを評価してくれたし、(抗議運動は?)問題ないだろう。ただ、難しい雰囲気だったとは思う。それでも我々は彼らと共に歩み、全力を尽くし、自分達のパフォーマンスに集中する必要があった。我々のファンの皆さんが100%ハッピーになれる状況を作りたい。それが我々の目標だ。」
誰にとって困難な雰囲気だったのか…
「試合自体は厳しいものだったが雰囲気は問題なかった。私はファンがチームをサポートしてくれていたと思っているし、人々が席を立ってしまう様なスタイリッシュなパフォーマンスではなかったと思う。我々はシリアスで勤勉さのあるパフォーマンスだったし、ある段階に入ると(試合が?)落ち着いてきた。我々はなにが何でも勝ちたかったし、それを成し遂げた。」
” one Arsène Wenger ”のチャントを聞いたか?
「試合中?聞いたよ。」
それを聞いて感動したか?
「いいや、試合に集中していたからね。私の仕事はフットボールの試合に勝つことなので、試合が始まればそのことに集中する。皆さんはその両方ができる。試合に集中しつつ、感動することもできるのだ。」
アレクシスは交代に不満だった様だが…
「そんなことはない。私の仕事は決断を下すことだ。その上で全員が100%ハッピーになることはとても難しい。」
アレクシスは真っ直ぐトンネルへ歩いて行ったが…
「正直言って見ていなかった。あの時点では1−0の状況を維持できるかどうかの方が心配だったので、彼が歩いて行くのは見ていない。」
きょうのファンの大半はベンゲル監督を支持し、監督に対する批判が不当なものであると信じている様だが…
「それは分からない。私はプロとして19年間このクラブに尽くし、クラブのためにベストの仕事をしようとしてきた。人々の私に対する判断を受け入れる必要がある。私が信じて疑わない唯一のものは、クラブに対する自分自身の忠誠心だけだ。全ての人々が100%ハッピーになれていない状況は申し訳なく思うが、それはつまり我々が極めて堅実だったからだと思う。」
「今シーズンは少し特殊だと思う。なぜなら、ファンは我々が長いトンネルを抜けてリーグ制覇を達成できるポジションにいると思っていたからだ。しかし、我々はそれを成し遂げられなかった。したがって(クラブに対する?)本当の攻撃というよりは、愛情ゆえの失望から来るものだと思っている。その批判は甘んじて受けねばならない。」
アーセナルのゴール数が昨シーズンより減っている事について…
「今シーズンの我々が直面している問題は、きょうの試合で表れた問題と同じものだ。シーズン開幕戦で非常に深く引いて守るチーム相手に負けてしまった。その後、ここに乗り込んでくる全てのチームが同じ戦術を用いてきた。我々は空中にも地面にもゴールへ繋がる道を見つけ出すことができなかったのだ。きょうの試合もその繰り返しだったが、1-0とリーグを奪ってからはもっとゴールを奪えそうな状況になったと思う。だが、我々はトドメを刺すことが出来なかった。」
「そうなるといつ追いつかれるか分からない。クリスタル・パレス戦も1-1とされてしまった。しかしながら、我々が深く引いて守るチームに対する問題を解決できていないという指摘に関しては、私もその通りだと思う。なぜ我々がリーグ上位のチーム相手だと素晴らしい結果を残せているか分かるだろうか? それは彼らがもっと前に出てくる相手だからだ。その上で試合はサイド・トゥ・サイドの展開になる。今シーズンはボックスの前でどっしり構える相手に対する解決策が見出だせていない点が問題だと思っている。」
(ソース:Arsenal.com)