プレミアリーグ 第2節
《得点》
レスター:
【メンバー】
チェフ
ホールディング
コシエルニー
ベジェリン
コクラン
オックスレイド=チェンバレン → 78’ジルー
ジャカ → 73’ウィルシャー
=ベンチ=
ギブス
チャンバース
エルネニー
ハイライト動画
ベンゲル監督、試合後のインタビュー ※一部を抜粋
ジルーとエジルについて…
「ジルーはまだフィジカル面の準備ができていないが、週を重ねる度に改善している。エジルも同様で、あと1週間以上経てばフィジカルを取り戻せると思う。」
ホールディングについて…
「彼はこれまでプレミアリーグでプレーしたことも無ければ、トップ・ストライカーと対戦したことも無いのだが、若手選手としては飛び抜けたパフォーマンスを発揮したと思っている。だからこそ、私は彼のプレーに満足していると何度でも繰り返しコメントできるのだ。それに、若手がビッグ・クラブで出場機会を得ることはイングランドのフットボール界にとっても良いことだと思っているからね。彼はクォリティを持った選手になれるだろう。」
補強に対する批判について…
「確かに大金を使ってはいない。私が大金を使うことに消極的だと言われるが、なぜそう言われるのか分からない。仮にあした4,500万ポンドを投じて補強を行ったとして、4,500万ポンドを使ったというだけで私は良い補強をしたと言えるのだろうか? たしかに、世間の意見に耳を傾け、大金を投入したという点では私は良い仕事をしたと言えるかもしれない。だが、そこにクォリティは無いのだよ。それではトップ・プレーヤーを獲得したことにはならないし、我々はトップ・プレーヤーを獲得する準備が整っている。」
「手元に3億ポンドあったとして、それに見合う選手を見つけた場合は3億ポンド支払う。ただ同時に、我々は600人の従業員を抱えるクラブであり、その為に堅実な姿勢も求められていることを忘れないで欲しい。こういう話題がフットボールの試合についての話から出てくることに驚くかもしれない。しかしそれは、フットボールについてではなくお金について話さなければならないからだ。私は今プレーしている選手たちをリスペクトしなければならないと思っている。今日のパフォーマンスは彼らのプレーによって成されたものだからね。その上でチーム強化に繋がる選手を見つけた場合、我々は資金を投入することに消極的ではないよ。」
来週中の補強はあるのか?
「我々はメディア影響を非常に強く受けている。今日のやり取りでさえ、そのプロセスの一部なのだ。我々は正しい決断を下そうとしているだけだ。シンプルな話だよ。」
適切な選手を見つけられていないということか?
「我々は全チームを挙げてチーム強化に取り組んでいる。私一人で取り組んでいるのではないのだよ。残念なことに、今日のホールディングのパフォーマンスについては誰も話題にしない。20歳のイングランド人選手が活躍したのだからハッピーなはずだ。ただ、彼の獲得には5,500万ポンドも掛からなかったので、その事は皆さんに謝りたい。(大金が掛からなかったので?)彼が良い選手であるはずがないという事になる。このことが私にとって最も残念なことだ。つまり、皆さんが話題にするのは移籍金の額だけであって、もはや選手のパフォーマンスについては話題にも上らないのだよ。それはもうフットボールではない。この状況はあるべき姿ではないと信じている。」
(ここまでのソース:Arsenal.com)
引き分けという結果について…
「我々には状況を打開できる可能性もあったけれど、ラスト5分で負けていた可能性もあったと思う。全体を通してチャンスを作れていた試合だったと思う。クォリティのある力強い試合内容だった。レスターは非常にダイレクトなプレーをする。もちろん我々もその事を理解した上で、バックでミスをしないことと、相手にカウンター・アタックのチャンスを与えない様にしながらも勇気を持って前へ出る必要があった。最後の瞬間まで攻防が続く試合だったと思う。レスターが昨シーズン優勝できた理由の一つである、メンタル面の強さを幾つか垣間見ることができた試合だった。」
決定的なチャンスを作れていなかったが…
「もう一度試合を観直せば我々がこの試合で決定的なチャンスを持っていたことが分かるだろう。前半のラスト20分は良い形でチャンスを作れていた。この試合、間違いなくチャンスはあったと思っている。我々はまだ決断のスピードと絶対に決めるというマインド、そしてゴール前での決断力が少し不足していた。ただ、前回のホーム戦よりは上向いていると思う。」
レスターのレベルについて…
「カンテの一言に尽きる。おそらく、彼は長期間に渡って多大な影響力を及ぼしていたと思うが、私にはレスターの決意が今でも変わらない様に見えた。昨年の彼らは3敗しかしていないし、一人の選手を失っただけだ。これはつまり、彼らはクォリティを失ってはいないという事を示している。」
(ここまでのソース:Arsenal.com)