アーセナルの新キャプテンがジャカに正式決定
コシエルニーの退団後、しばらくジャカが暫定キャプテンとして試合でキャプテンマークを巻いてきましたが、このたびエメリはジャカをキャプテンとして正式に指名しました。また、昨シーズンと同様に5名のリーダーシップ・グループ制度も取り入れ、ジャカの他にオーバメヤン、ラカゼット、ベジェリン、エジルが指名されました。
エメリはなぜジャカがキャプテンに最適だと考えたのかを語っています。
エメリ監督
「まず、彼は成熟していて経験も豊富だ。我々は常にプレッシャーに晒されているのでコーチ・選手・クラブは批判の的になる。何よりも大事なことは、それぞれの場面で立ち上がって前に進むことだ。彼はそういうクォリティを見せ、コミットメントや行動でも示してきた。ドレッシング・ルームで投票をしたところ選手達は彼を一番に選んだ。」
「そのあと彼とも話しをしたけど、我々としては彼に対する外部の意見を変えたいと考えている。なぜなら、ドレッシング・ルーム内における彼へのリスペクトというのは極めて重要なものだからね。そのうえで彼はコミットメントと行動を示して前進し続け、プレーをし、改善していくと思う。彼や私だけでなく全員にとって、それぞれの試合というのは自分達の能力を示す絶好の機会なのだ。」
「私は彼を信じているし信頼している。彼はいい奴なんだ。選手としても人としてもね。時々彼はミスを犯す。それはその通りだ。しかし、何よりも重要なことはその分析を行なって学習と修正をし、今後に繋げることだと思う。」
「周りの意見を変えるというのが彼や我々のチャレンジだ。何より彼は毎試合で個性を発揮して成長しているし、我々に貢献してくれている。(正式なキャプテンになってからの)最初の試合は月曜日に行われるマン・U戦だ。」
(ソース:Arsenal.com)
なお、この正式発表に先立ち、ホールディングによって先週に選手間投票が行われたことが明らかにされていました。
ホールディング
「監督はキャプテンが5人いるのが好みなんだ。先週、選手全員による投票が行われたので、誰が選ばれたそろそろ分かるんじゃないかな。」
「(キャプテンとして相応しい選手の)名前を書いて監督に渡すだけだった。監督はそれらの意見を参考にしたうえで考えるみたいだね。」
「正式発表の時期は分からないな。でも、このチームには互いに助け合い、鼓舞し合うリーダーがたくさんいるんだ。」
「監督が取り入れたキャプテンの5人制は、1人のキャプテンが統率するんじゃなくてリーダーシップ・グループによる統率だ。これのお陰で多くの情報が集まるようになって、より良い環境を作り出していると思う。」
(ソース:Sky Sports)
最新のチームニュース
■ラカゼット
左足首の怪我。リハビリを継続しており、10月に復帰できる可能性がある。
■スミス=ロウ
火曜日の試合では、(相手選手と)衝突したため大事をとってハーフタイム直前に交代させた。状態の評価を継続して行いつつ、段階を踏んでフル・トレーニングへ復帰させる。
■マヴロパノス
ファースト・チームのフル・トレーニングに合流。プレー可能な状態になった。
(ソース:Arsenal.com)
エメリ:ベジェリン、ティアニー、ホールディングについて
火曜日に行われたカラバオ・カップのノッティンガム・フォレスト戦で、長く負傷により離脱していたベジェリン、ティアニー、ホールディングが復帰を果たしました。エメリは彼らの復帰は大きな影響を与えるだろうと語ります。
エメリ監督
「彼らの復帰は最高のニュースだ。ラスト15分間にホールディングやティアニー、ベジェリンが揃ってプレーしたする姿を見た観客のリアクションが本当に素晴らしくて驚いたよ。」
「最高の瞬間だった。我々は彼らを加えることで、より競争力のあるチームになれる。我々としては全ての選手がプレーできる状態になれば完璧だよ。」
「今はラカゼットとスミス=ロウが怪我をしているけれど、数週間以内にトレーニングへ復帰して試合に出れる状態になることを願っている。ともかく、ベジェリンとティアニー、ホールディングの復帰は本当に嬉しい。」
(ソース:Arsenal.com)