チャンバース:全力で闘う準備はできてる
ここ数年はミドルスブラやフラムへのローン移籍が続いていたチャンバースですが、今シーズンはローン先で得た経験を活かしてアーセナルでのポジションを確立したいと語っています…
チャンバース
「ミドルスブラやフラムへ行ったり、アーセナルで何試合かプレーするなど、長年に渡って多くの経験を積んできた。選手としても人間としてもかなり成長したと思っている。」
「これまでの数年間で経験してきたことを試合に活かせている感じがする。僕はハードワークをして成長を続け、日々改善していきたいと思ってる。最高の選手になるべく集中しているし、僕にできるのはそれだけだ。」
「ここで自分のポジションを確立するためには、毎週の様に試合でプレーする必要がある。それはどこのクラブでも同じだね。毎週の様にプレーしてからこそ、チームやファンとの関係を築くことができると思っている。」
「これが僕の目指したいゴールの一つだし、どうすればそのゴールに辿り着けるかを考えなきゃいけない。それを達するためにはピッチ外でもきっちりと仕事をする必要がるし、そうする事が今シーズンの目標だね。」
「今は良い感じだよ。夏も順調に過ごせて、プレ・シーズンでも良い感じのプレーができたと思ってる。若手や新しい監督との関係もうまく行っているしね。今シーズンへ向けた準備はできていて、チームのために全力で闘う準備も整っている。これからのシーズンで僕らがどんなことを達成できるか楽しみだね。」
(ソース:Arsenal.comm)
ユングベリの重要性
今シーズンからファースト・チームのアシスタント・コーチに昇格したユングベリの存在感が増しています。昨シーズンまでU-23で指揮して素晴らしい成績を納めていましたが、エメリがファースト・チームに若手を積極的に登用していることから、主に若手を担当するアシスタント・コーチを務めています。
そのお陰もあってか、ウィロックやサカなどがファースト・チームでブレイクしつつあり、エメリもユングベリの仕事ぶりに満足していると語っています。
エメリ監督
「彼はプレミアリーグの特徴を熟知している。彼にはとても満足しているよ。それぞれのアシスタントには役割があるからね。」
「私達は選手と話しをするときもそうだし、ドレッシング・ルームでも一緒にいる。あらゆる状況に関して、個別に話し合いをしているんだ。そうして様々な状況をシェアしている。」
また、フランクフルト戦で活躍して評価を高めているサカも、U-23時代に指導を受けていたユングベリがファースト・チームにいることで色々と助かっている様です。特に、エメリの指示が理解できないときはユングベリに解説してもらっているそうです。
サカ
「彼がいてくれて凄く助かってる。」
「監督が僕とコミュニケーションを取ろうとしてくれている際に、時々内容が理解できないことがあるんだけど、そのときはフレディーの方がコミュニケーションを取りやすいかな。彼は英語が上手だからね。」
「フレディのことは知っているよ、彼は凄いレベルの選手だった。それに僕と同じポジションでプレーしていたから、彼は僕の成長に大きな役割を果たしてる。僕にとって凄く重要な存在だよ。」
(ここまでのソース:Daily Express)
サカも遠回しに語っている様に、エメリはまだ英語があまり上手ではありません。そのせいもあってか、ミラー紙によると選手たちの中にはエメリの戦術に不安を覚えている者もいるらしいです。
アーセナルはカラバオ・カップ4回戦でリバプールと対戦することになりましたが、8月にもリーグ戦で一度リバプールと対戦しています。その際、アーセナルはアーノルドとロバートソンという世界最高のSB二人と対峙することになり、試合前から攻略は難しいと予想していました。ただ、試合になると二人のいる両サイドには結構なスペースが出来ていました。しかし、試合中にエメリがそこを突くように指示を出すことはなく、最後まで修正されることはありませんでした。
そして、エメリはまだ英語のコミュニケーション能力が低いため、自身の考えを選手たちにしっかりと伝え切れていません。そのため、エメリの理想とする戦術が達成されていないようです。
ミラー紙の記事で言及はされていませんが、サカも語っているように、エメリの戦術をユングベリが改めて選手たちに説明するという工程を踏んでいるため、細かいニュアンスが選手たちに伝わっていないのかもしれません。
(ここまでのソース:Mirror)
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