アルテタ監督：プレス・カンファレンス
ハフェルツは過去に成功を収めている大会で最高のプレーを披露できるだろうか？
「それが理由の一つになることは間違いないが、それに加えてクォリティもあるし彼はこの年齢で既に多くのことを成し遂げている。
彼はとてつもないクォリティの持ち主なので、そのことがスタメンを改善するのに役立つし、我々をより良くしてくれるだろう。」
人々は常に起用するGKを変えることを期待しているが、それは非現実的なのか？
「分からない。その話がどこから出たものかによるだろう。フットボール関係者かな？ミスはフットボールの一部であり、DFやストライカーもそうだしGKだってミスを犯すだろ？ もちろん関係者ではないと思うがね。」
ラヤは注目を浴びることで苦しんでいるか？
「その様な場面は見たことがない。」
GKにプレッシャーが掛かっていることについて
「ビッグ・クラブでプレーする以上はプレッシャーに打ち勝たなければならないし、ベストを尽くする必要がある。隣には毎日プレッシャーを掛けてくる人がいるからね。
では、選手ごとやポジションごとにも見ていってみよう。左SBやホールディングMFで何が起きているかを教えて欲しい。既にジョルジーニョに関する疑問は受けている。
また、そこにジェズスも加わっていて彼に関する別の疑問も出ているね。こういう議論が起きるのもこのゲームの美しい点でもある。オプションが多いということは、そういった話がより頻繁に起きるのだよ。」
サカの様な若手がリーダーシップ・グループの一員になっていることについて
「彼らにとってとても重要なことだと思っている。と言うのも、彼らが我々のプレースタイルだったりチームやクラブで果たす役割というのは、チームを成長させるうえで彼らが持つべきリーダーシップのレベルに反映させる必要があるからだ。
そういった意味で完ぺきな環境だと私は考えている。このグループは選手・チーム・経験が見事に融合しており、舞台裏で何が起きているかを理解するために彼らと一緒に過ごす時間は本当に貴重なのだ。」
ラムズデールもスカッド入りするのか？
「YES.」
直近のセビージャのホームゲームで起きた人種差別的な暴言が、明日の試合でも起きる懸念があるかについて
「セビージャは迅速かつ断固とした対応を取ったと思う。まずは美しいフットボールの雰囲気を楽しもうじゃないか。
ここより素晴らしい雰囲気の場所はそう多くないし、明日はフットボールの話しだけしてこの雰囲気を楽しめたらと思っている。」
前回のCL、アウェーのランス戦から学んだことについて
「あの試合から幾つか学びがあったが、特にCLでは相手の有利になることは絶対にしてはいけないということだ。
試合を通して両方のボックスをコントロールすることが何より重要なのだが、あっという間にそれが出来なくなる瞬間があった。
なぜそういった事が起きるのか、どうして試合の主導権が我々の手から離れていってしまったのかを理解する必要がある。我々に多くの理由があった。
我々はあのような負け方をしてしまったが、二度ほど試合を観たけれど我々はあの結果に値しないと思う。」
かつてチームメイトだったホセ・アントニオ・レジェス※との思い出について
「素晴らしい思い出があるよ。彼とはルームメイトだったのでとても多くの時間を一緒に過ごしたからね。
彼は非常に特別な個性を持った素晴らしい人物だったしフットボールの才能も凄かった。あの年齢で彼以上の選手はいなかったと思うね。
彼は両方のクラブ（※アーセナルとセビージャ）でプレーしたし、インビジブルズの一員ということもあって我々のクラブでは偉大な歴史の一部となっている選手だ。
明日は彼もこの場にいて両方クラブを誇りに思って欲しいね。明日は彼にとって非常に特別な夜になるだろう。」
※2004年-2007年までアーセナルでプレーし通算110試合23ゴール27アシストを記録。03-04シーズンのプレミアリーグ無敗優勝や04-05シーズンのFAカップ優勝を経験。2019年6月に交通事故で死去。享年35歳。
（ソース：Arsenal.com）
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