アルテタ監督：プレス・カンファレンス
※一部を抜粋
ティンバーの回復具合について
「彼はよく頑張っている。もちろん、彼は大怪我を乗り越えている最中だが、フェアに見ても今の彼は飛び越えている感じだ。
彼が見せる日々の働きぶりは見ていて信じられないほど満足のいく内容だが、残念ながら彼の欠場はまだ長く続くだろう。」
彼の回復が早いことについて
「非常に早いと思う。この手の怪我の場合最初の数ステップがとても重要なので、膝の状態が回復したら活動性と可動性を取り戻し、筋力をつけるためにやるべき事が多い。ただ、彼はとても良い状態にあると思う。」
今季のPSVについて
「彼らのプレー内容や一貫性、フットボールの試合に勝つ方法等どれを取っても本当に素晴らしい。
彼らは今シーズンだけではなく昨シーズンもリーグ支配する大活躍を見せていたので、それを実現した監督やコーチング・スタッフそして選手達の功績はとても大きいと思う。
彼らのホームでの戦績を見ると信じられないような結果ばかりなので、明日の試合で勝つためには本当に良いプレーをしなければならない。」
若手のリノ（・ソウザ）、ロイエル（・ウォルターズ）、イーサン（・ヌワネリ）について
「とても将来が有望な3人だ。我々は自分達の育成システムから多くの選手を輩出したいと思っているし、彼らもこの場にいる価値のある若手たちだ。
そういった背景があって彼らはこのポジションにいるのだ。彼らはまだ若いが3人ともトップチームの一員になれるだけの才能を持っているので、できるだけ経験を積ませたいと考えている。
我々としても、適切なタイミングでチャンスを与えられるよう努力していくつもりだ。」
トップ・レベルで戦うチームに若手を送り込むことの難しさについて
「そうだね、どんどん難しくなっている。だから、その選手が真に優れた才能の持ち主でなければならないし、その才能に対してチャンスを与えるためにはチーム内でスペースを見つけて構築する必要がある。
このことは、我々が今後もやりたいことの大部分を示しているということを忘れないで欲しい。そして、その才能を手に入れたら手放す訳にはいかない。
我々には幾つかのスペースがあると思うし、才能ある若手が育つ環境が整っていると思うよ。」
監督自身もバルセロナでトップチーム昇格を経験しているが
「とても厳しかった。国が全く異なるからね。私は二段ベットの並ぶ8人部屋に住んでいた。ペペ・レイナやビクトル・バルデスといったバルセロナでGKを務めた選手や、アンドレス・イニエスタ、チアゴ・モッタ、カルレス・プジョル、そして私だった。
だから既に部屋の中でもの凄い競争があったよ。みんな兄弟のように一緒に暮らしていたけれど、競争に関しては大胆不敵だったね。むしろ、この事が私達を成長させてくれたのだと思う。
だから他の選手と競争しなければならない時には既に準備ができているんだ。ただ、若手が将来的に見つけるであろう環境にとても近い場所に置くのは常に難しいよ。」
スミス・ロウはメンタル面でどの様に怪我と向き合ってきたのだろうか？
「彼が経験してきたことはフットボール選手の95％が経験することの一部だ。困難な状況、怪我、挫折、そして異なるタイプのパフォーマンスもそうだ。
ただ、今の彼は復帰を果たしてそれらを非常にパワフルな形で活かすことができるだろう。正しい道を進んでいると思うし、リハビリに関してもこれまで見たことの無い手法で取り組んでいる。
彼がチームに復帰してきた際のチームメイト達のリアクションもとてもポジティブなものだった。彼に出場機会を与えることができたら素晴らしい結果が得られるだろうし、そうなることを願っている。」
火曜日の試合ではシニアの選手を休ませるのか？
「我々は5～6人の選手を怪我で欠いていて既に手薄の状態だ。状況が違ったらどうしたかは分からないただ、私としては同じように全員が勝者のメンタリティを持って団結して欲しいと思っている。
明日の試合では、厳密に言ったら（※グループを首位通過するという）仕事は完了しているが、まだ完全に終わった訳ではないということを選手達に見せてもらいたい。
アーセナルを代表して試合に臨む我々には全ての試合に勝つ義務があるし、明日はこの2年間で披露してきたように極めて難しいチームとの対戦なので、勝つ為には最高のパフォーマンスを披露しなければならない。」
ブカヨ（・サカ）の様子について
「彼は元気だよ。何名かの選手はプレー時間も多いので、48時間前とは別の休養を与えることにしたのだ。屋内でやるべきことは既に終えていたので、今日は屋外でのトレーニングをやる必要はないと判断した。」
（ソース：Arsenal.com）
