アルテタ監督:PSV戦後のプレス・カンファレンス
※一部を抜粋
今夜は”完ぺきな夜”だったと言えるだろうか?
「美しい夜だった。長いこと待ち望んでいたのだから当然だと思う。我々は試合に勝つために正しいパフォーマンスを発揮したいと思っていた。それに、CLの音楽が流れるなかで皆が少し感情的になっている雰囲気は本当に素晴らしいものだった。
今日の試合では特に両サイドのボックス付近における我々のプレーが際立っていたね。それが試合の違いとなって表れたと思う。」
試合前は感情的になっていたのか
「そうだね、とても興奮していたよ。感情をコントロールしたかったし、そういうのはあまり表に出さないのだが本当に興奮していた。
これも旅の一部だと思う。この旅は昨年から始まったもので我々はCLの出場権を手に入れた。これこそ、このクラブのあるべき姿だと思っている。
そしてこれからは、我々がこのレベルに留まり続けるためにやるべき事をやらなければならないという責任がある。」
4点差で勝利をおさめたがもっと上手くやれたのではないか?
「私も同じ意見だ。特にボックス・トゥ・ボックスではもっともっと上手くやるべきだったと思うし、それは毎試合やるべきことだ。
改善するためには分析力が本当に必要だが、同時にあの様なプレーを披露した選手達を賞賛したいと思う。(※国内リーグで)一度も負けていないチーム相手にCLで4ゴールも奪ったのは彼らの功績だからね。」
選手達はCLデビューにあたっての感情をコントロールしていたか
「その様子を感じ取ることができた。我々はそのエネルギーと感情を正しい方向に使おうとしてきたし、楽しむことについて話し合ってきた。
我々はこのレベルで競争が求められているけれど、その瞬間は試合を楽しまなければならない部分もある。結局はそういう事を覚えているものだし、良い思い出になると思う。」
プレミアリーグとは異なるスタイルのチームと対戦することについて
「どんな対戦相手も異なる問題を突き付けてくるものだが、試合の早い段階でゴールを奪うことができたらそれが助けになるだろう。
今シーズンはあまりそういう状況になっていないこともあり、他の部分でも相手と向き合わなければならない。
たしかに、このチームがペースを握って縦横無尽に走り回っている姿は見ていて楽しいね。」
ノース・ロンドン・ダービーへ向けて後半に選手を温存することができたが
「何名かのプレー時間をマネージメントすることができた。彼らは代表チームでもプレー時間が多かったというのもある。
また、当然ながら他の選手達に出場機会を与えることも必要だ。エミール(・スミス・ロウ)に対する歓迎ぶりを見たときは本当に感動したよ。
彼はまだあまりプレーすることが出来ていない選手なので、ああいった歓迎を受けるのは当然だと思うし、彼のことを考えてもとても素晴らしいことだと思う。」
プレミアリーグとCLで戦うことが如何に難しいかについて
「勝利は常に助けになるものだし、あのドレッシング・ルームの雰囲気や試合後の彼らの喜びようを見たら、もし明日私が彼らにトレーニングするように言ったら、間違いなく彼らはトレーニングするだろうね。
これから3日間は我々にとって本当に特別な意味を持つ試合へ向けた準備をしなければならない。」
ハフェルツが試合で様々な役割をこなしていたが
「彼は今日の試合でとても上手く連携が取れていたね。相手の動きを考慮して彼に二つの異なる役割を求めていたのは事実だ。それに対する彼のやり方はとても賢いものだった。一つか二つのアクションでフィニッシュするだけなのだが、彼はそれを喜んで実行してくれるのだ。」
(ソース:Arsenal.com)