冨安は週末の試合で復帰か?
冨安のトレーニングの様子
ふくらはぎの怪我で直近のリーグ戦2試合を欠場していた冨安ですが、クラブは公式YouTubeチャンネルでトレーニングに復帰した様子を公開しています。
チームは先月、温暖なドバイで合宿を行なっていましたが冨安は帯同せず、ロンドンに残りフィットネスの回復に務めていました。
前節のウォルバーハンプトン戦前のプレス・カンファレンスで、アルテタ監督は冨安がトレーニングに復帰したと語ったものの同じ部位の怪我を繰り返していることから早期復帰には慎重な姿勢を示していました。
その言葉通り、先週の木曜日に行われたウォルバーハンプトン戦のスカッドに冨安の名前はなく、代わりにスアレスが先発出場しています。
アーセナルは今週末の試合でブレントフォードとのホームゲームが控えています。トップ4入りを目指すクラブにとって重要な一戦ですが、冨安が復帰できるかはトレーニングの状況次第でしょう。
公式YouTubeチャンネルで公開された動画では、ロンドン・コルニーでストレングス&コンディショニング・コーチのサム・ウィルソンと二人でランニングやパスのドリルをこなす様子が映っています。
ただ、全体練習ではなく個別練習となっていることから、football.londonはまだフルセッションに参加するほど回復していない可能性を指摘しています。
なお、プレミアリーグでプレーする全選手の怪我に関する情報を発信しているPremier Injuriesによると、冨安のフィットネス50%ほどの状態だとされており復帰可能時期は今週末の2月19日としています。
アーセナルはプレミアリーグ以外の試合が無いため、週末の試合へ向けてじっくりフィットネスを調整できます。
まだ本調子では無いかもしれませんが、ブレントフォード戦でスカッド入りする可能性があるようです。
(ソース:football.london)
ジョシュ・クロエンケ:明るい未来へ向けた基盤を築いている
アーセナルのオーナーを務めるスタン・クロエンケ氏の息子で、クラブの運営を任されているジョシュ氏がBlueWire’s Road Trippin’ Podcastに出演し、クロエンケ・スポーツ&エンターテイメント(KSE)が運営する各種クラブチームなどについて語りました。
KSEはアーセナルの他に先日スーパーボウルを制したNFLのロサンゼルス・ラムズ、NBAのデンバー・ナゲッツ、NHLのコロラド・アバランチなど数多くのクラブチームを運営しています。
その上でアーセナルについて次のように語っています。
ジョシュ・クロエンケ氏
「我々はプレミアリーグで今の順位に付けていることに興奮している。若くて素晴らしいチームと優秀な若手監督がいるので未来は明るいと思う。我々は2018年にクラブを所有したばかりだが、今のクラブは100%の状態にあると考えている。本当に明るい未来へ向けた基盤を築いているところなのだ。
アーセナル・ファンの中で北米のスポーツチームに注目している人は驚くほど少ないと思う。
ただ、彼らも関心が無い訳じゃなくて我々のオペレーションにはとても興味を持ってくれている。だから、メディアの人間に限らずホテルでたまたま私と遭遇したファンであれ、彼らと腰を据えてじっくり話し合い我々が物事をどう捉えているかを説明したいと思っている。
私が言いたいことは、我々は本当にアーセナルのことを誇りに思っているといことだ。北米ではドラフトを行い選手の育成を行なっているが、アーセナルには素晴らしいアカデミーがあってそこで子供たちが育っていく。
そして現在、何名かの素晴らしいアカデミー出身選手がプレーしており、本当に意味のある時間を過ごし始めている。
彼ら以外にも10代後半から二十歳を過ぎたばかりの若手がトップチームで活躍し始めてる。20代半ばの選手も何人か獲得しているが、彼らもここ数年我々と共に成長しており、舞台裏でリーダーシップを発揮し始めているんだ。
そして今、私がこれまで話してきた文化がピッチ上でも発揮される様になってきたと思う。
我々の現状がどの位置になるのかは分からないけれど、リーグで5位か6位にいると思う。ただ、もっと上に行く必要があるだろう。高い目標を持つ必要がある。
しかし、プレミアリーグで最も若いチームと一緒に戦えるということは、アーセナル・ファンなら誰もが応援したくなるだろう。」
(ソース:Goal.com)

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