アーセナル公式:冨安が膝を手術し今季の残り試合を欠場

スポンサーリンク

公式:冨安が膝を手術し今季の残り試合を欠場

アーセナルは先週木曜日に行われたEL・スポルティングCP戦で試合開始直後に負傷交代していた冨安について、右膝に重大な負傷を負っていることが確認されたため火曜日にロンドン市内で手術を受けたと発表しました。

手術は成功しましたが、これにより今シーズンの残り試合を全て欠場することが決定しています。今後は今オフのプレ・シーズンに参加できるよう、スタッフが協力して冨安の治療にあたっていくとしています。

(ソース:Arsenal.com

 

リーズのニョントに興味あり?

イタリアのGazzetta dello Sportによると、アーセナルがリーズ・Uのイタリア代表FWウィルフリード・ニョント(19)の獲得に興味を示しているらしいです。

ニョントは昨夏にFCチューリッヒから移籍金380万ポンド(現在のレートで約6億円)でリーズに加入すると、今シーズンはコンスタントに出場機会を得ています。

現在までプレミアリーグで16試合2ゴール3アシスト、FAカップで3試合2ゴールという成績を残しており、今後が楽しみな若手選手の一人です。

リーズは現在、プレミアリーグで降格争いをしており降格圏内まで2P差となっています。もし降格した場合、ニョントは今夏の移籍市場で移籍する可能性が非常に高いそうです。

アーセナル以外にはマン・Cとチェルシーもニョントに関心を示しているのだとか。

(ソース:caughtoffside

 

フットボール・インテリジェンス・ユニットの改革

The Athleticが先週発表されたアーセナルの人事によって、クラブがどの様に変わるのかを解説する記事を掲載しているので紹介したいと思います。

—–

アーセナルは先週、オーナーであるスタン・クロエンケの息子でアーセナルの経営を担当しているジョシュ・クロエンケを共同会長へ昇格させる人事を発表しました。

また、ティム・ルイスが副会長に昇格することなども併せて発表されていますが、これらの人事はクラブの既存構造とプロセスの形式化を表すものです。

ただ、変化はこれだけに止まりません。昨年11月にエドゥがクラブ初のスポーツ・ディレクターに就任しましたが、The Athleticの取材によるとエドゥの部下に新たに二人の人材が登用される予定だとか。

ジェイソン・エイトがスポーツ・ディレクター補佐に就任するほか、ジェームズ・エリスがリクルート部門の責任者に就任する予定らしいです。

アルテタ監督の下で復活を遂げたアーセナルですが、その再建には効果的かつ知的な採用戦略が重要な役割を担ってきました。

今回の人事異動はこれまで行われてきた素晴らしい仕事を評価し、クラブ再建の一端を担ってきた優秀な人材を確保するという意味合いも含まれていると思われます。

 

アーセナルは2020年夏にこれまでクラブを支えてきたスカウド部門の人材の大半を解雇しましたが、その後に構築されたリクルート部門を強固にするための人事であり、今後もこの方針で行くという意思表示でしょう。

ただ、かつてスカウト部門を率いたフランシス・カギガオ達の功績を忘れてはなりません。現在のチームで絶対に欠くことの出来ない選手となっているトーマス・パーテイは前体制下でスカウトされた人材です。

また、スティーブ・モローが率いたユース担当のスカウト部門は、ブカヨ・サカやエミール・スミス・ロウ、リース・ネルソンら現在のチームで主力として活躍する若手選手たちを発掘しています。

ただ、彼らの大半が解雇されたことでエドゥは自分のやり易いように組織を作り上げることができました。一時は『アーセナルはスカウト不在』と揶揄する声もありましたが、残ったスカウトたちは結束を固め新たな組織として生まれ変わっています。

これは『フットボール・インテリジェンス』として知られていてあくまで非公式な呼び名です。そこに属する人たちが新たなリクルート部門の柱となっています。

スポーツ・ディレクター補佐に就任したエイトは、これまでもリクルート・コーディネーターとして活躍していましたが、昇格によってより大きな権限と責任が伴うことになります。

フットボール・インテリジェンスが組織された当初はスカウトのマーカス・カーティス、データ分析スペシャリストのトリー・コバーン、ローン・マネージャーのベン・ナッパーも含まれており、新体制下でも彼らは重要な役割を担っていくでしょう。

リクルート部門の責任者に就任するエリスは2021年夏にクラブに加入しています。2020年にスカウトを大量解雇してスリム化を果たしたアーセナルは、翌年から新たなスカウトを採用し始めています。

エリスはフラムから引き抜かれた人材で主に国内の人材のスカウティングを行い、アーセナルに合う選手かどうかをエドゥに報告する役割を担ってきましたが、昇格によりより広い役割を担当することになるでしょう。

 

現在のアーセナルが知的なリクルート活動を行っていることに議論の余地はありません。混とんとしていた2020年の夏、そしてウィリアンの獲得まで遡らないと明らかな失敗と言える補強を見つけることはできません。

ホワイト、ウーデゴール、ラムズデール、冨安の獲得は期待を大きく上回るものでした。また、タヴァレスやロコンガと言った議論の余地がある補強に関しても、比較的安価なギャンブルだったと言えるでしょう。

アーセナルは今年1月の移籍市場でムドリクとカイセドの獲得に失敗したあと、すぐにトロサールとジョルジーニョの獲得に動くなど、プランBの人材もしっかりと吟味したうえで用意していたところを高く評価されています。

これは全ての移籍市場へ向けて用意周到に準備している証拠であり、今夏の移籍市場へ向けた準備も昨年のうちから始まっているそうです。

 

エドゥの役割について一つ不明な点はアカデミー部門の責任者を務めるメルテザッカーとどの様に関わっていくのかという点にあります。なぜならエドゥはスポーツ・ディレクターとして男子チーム、女子チーム、そしてアカデミーの責任者も務めているからです。なお、実業家のロード・フィリップ・ハリス氏も変わらず取締役になっているようです。

取締役の人事に目を向けるとスタンとジョシュのクロエンケ親子に加え、CEOのヴィナイ・ヴェンカテシャム、そして副会長に昇格するティム・ルイスという組織になります。

当初はルイスが会長に昇格するとの見方もありましたが、副会長という肩書に落ち着いたとのこと。ただ、現場で実務を行っているのはルイスでありクラブ運営に深く関わっています。

アーセナルがカイセドの獲得を巡ってブライトンとの関係が悪化した際も、和解するべくブライトンに電話をかけたのはルイスだったそうです。

 

アーセナルは非常に健全な運営がなされていて、それがリーグ戦の順位となって表れていますが、その舞台裏ではリーダーシップ・チームが効果的な仕事のやり方を確立したとの考えがあるとのこと。

彼らはそのやり方を変えるつもりは無いそうです。それはつまり、重要な人材を維持して今後も改善を続けていくという意味になります。

(ソース:The Athletic

 

【アーセナル移籍ゴシップ】デクラン・ライス、サシャ・ブイ、サカ、ウーデゴールほかの噂
デクラン・ライス獲得の動きについて/サカとの契約延長は既定路線/ウーデゴールと契約延長へ?/ガラタサライのU-20フランス代表SBを狙う?/RBザルツブルクのオカフォーを狙う?

 

 

タイトルとURLをコピーしました