公式:アヤックスからティンバーを獲得
アーセナルはアヤックスからオランダ代表DFユリエン・ティンバー(22)を完全移籍で獲得したと発表しました。移籍金は非公表で契約は長期契約とだけ明かされています。背番号は12に決定。
ティンバーはアヤックス・アカデミーの出身で、トップチームに昇格後は中心選手として活躍し通算121試合に出場しています。
また、オランダ代表にも選出されておりEURO2020と2022年のW杯にも参加しました。
エドゥSD
「ユリエンをアーセナルに連れてくることができて本当に嬉しい。彼は我々が以前からずっとリスペクトし続けていた選手だ。この移籍を実現させられたのはチーム全員のお陰だと思う。ユリエンは若くて才能溢れる選手で、若手で構成された強力なチームで戦うという我々のビジョンにもピッタリだ。
ユリエンがアーセナルでの日々をスタートさせるのが待ちきれないし、彼が長年に渡ってアーセナルで活躍してくれることを心から期待している。」
アルテタ監督
「ユリエンの加入にとても興奮している。彼は若くて多才なDFで、我々のシステムにもフィットすると思うし、チームに多くの付加価値をもたらしてくれるだろう。まだ若い選手だが彼は既に多くのことを成し遂げている。アヤックスでトロフィーを獲得しただけでなく、主要な国際大会に何度も出場しているからね。
ユリエンを歓迎すると共にチームに加えることを楽しみにしている。」
(ソース:Arsenal.com)
Official, confirmed. Jurrien Timber joins Arsenal on €40m deal & €5m add ons! 🔴⚪️✔️pic.twitter.com/0hvaB4keKr
— Fabrizio Romano (@FabrizioRomano) July 14, 2023
移籍市場の情報に精通するファブリツィオ・ロマーノ氏によると、ティンバーの移籍金は4,000万ユーロ(約62億円)+アドオン500万ユーロ(約8億円)とのこと。
ティンバー:小さいころからアーセナルのファンだった
ティンバー
「僕はずっとアーセナルのファンだったんだ。兄弟たちの影響だね。彼らが常にアーセナルのファンだったから、僕もアーセナルのプレーを見るのが大好きだった。スター選手がいたし彼らのプレーやスタイルも素晴らしかった。だから僕はこのクラブが大好きなんだよ。
子供の頃からファンだったけど、それは兄弟たちがそうしてくれたからだと思ってる。ロビン・ファン・ペルシやティエリ・アンリのプレーを見るのが好きだった。本当に大好きな選手達だよ。」
まだ22歳ながらアヤックスで120試合以上に出場しているティンバーですが、初の海外挑戦を喜んでいるようです。
「アヤックスからアーセナルに来た選手も数名いるけどそこまで多くないよね。だからこそ、アヤックスの選手がここへ来るのは特別なことだと思うし、彼らが僕の存在に気付いてくれて自分のことを選手として見てくれるのは特別なことなんだよ。
今はとにかく興奮している。みんなとても親切だし、それだけでビッグ・クラブだって感じがするよね。アーセナルという美しいクラブでプレーできる興奮を抑えきれないし、すでにシーズンの開幕が待ちきれないよ。」
ティンバーはCBや右SBなど複数のポジションをこなせる選手ですが、プレーするポジションに拘りは無いようです。また、自分のプレースタイルがアーセナルやプレミアリーグにピッタリだと感じていると語ります。
「CBや右SB、そして時には中盤でもプレーすることができるのはラッキーだと思う。それは良いことだと思うし今後もそれを維持できればと思っている。
アーセナルのプレーはアヤックスのスタイルと似ているし、僕は後ろからプレーするのが好きなんだ。だから、特に戦い方の面でアーセナルとアヤックスには共通点が多いと思っている。」
(ソース:Arsenal.com)
ベシクタシュがホールディング獲得へ向けてオファーを提示
🚨 EXCL: Besiktas have submitted an offer to sign Rob Holding from Arsenal. Proposal for centre-back worth €2.5m. Far below what #AFC might consider to sell & will be rejected. 27yo has 1yr left on contract + club option to extend by 12mnth @TheAthleticFC https://t.co/eUaFfnE2cd
— David Ornstein (@David_Ornstein) July 13, 2023
精度の高い情報発信で知られるThe Athleticのデビッド・オーンステイン氏によると、ベシクタシュがホールディングの獲得オファーを提示したそうです。
提示額された移籍金は250万ユーロ(約4億円)のようですが、これはアーセナルの希望額を大きく下回っているため門前払いされるとのこと。
アーセナルとホールディングの契約は残り1年となっていますが、1年間の契約延長オプションが付帯しています。
まもなくライス獲得も発表へ
Arsenal confident Declan Rice will be able to fly to America for their pre-season tour on Sunday, as previously reported. Only a matter of hours before he will be officially an #AFC player.🔴 pic.twitter.com/XFtsoLGYwq
— Ben Jacobs (@JacobsBen) July 14, 2023
CBSスポーツのベン・ジェイコブズ氏によると、ティンバーに続いてデクラン・ライスの獲得もまもなく発表される見込みのようです。
アーセナルは日曜日から行われるアメリカ遠征にライスも参加できると確信しているのだとか。
🔴⚪️🧘🏼♂️
No issues, no problem, no walk away or similar. Declan Rice ✖️ Arsenal. https://t.co/hXaUggLRV6
— Fabrizio Romano (@FabrizioRomano) July 14, 2023
移籍市場の情報に精通するファブリツィオ・ロマーノ氏も、ライスのアーセナル移籍に何の障害もないとツイートしています。
ライスの移籍を巡ってはアーセナル側の書類作成が遅れている影響で、クラブ間で移籍が合意に達してから1週間以上経過しているのにまだ正式発表されていません。
そのため様々な憶測が飛び交っていますが、ロマーノ氏はそれらの噂を一蹴しています。