アーセナル公式:ウェストハムからライスを獲得

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公式:ウェストハムからライスを獲得

アーセナルはウェストハムからイングランド代表MFデクラン・ライス(24)を完全移籍で獲得したと発表しました。移籍金は非公表で契約は長期契約とだけ明かされています。背番号は41に決定。

ライスはウェストハムのアカデミー出身で18歳のときにトップチーム・デビューを飾ると、その後6シーズンに渡ってチームの主力選手として通算245試合に出場しました。

また、昨シーズンからはキャプテンにも就任し名実ともにチームの顔として活躍します。チームはプレミアリーグで14位と低迷しますが、ヨーロッパ・カンファレンス・リーグで初優勝を飾り23年ぶりとなる欧州大会のタイトルを手にしています。

このほか、ライスはイングランド代表としても43試合に出場しており、EURO2020や2022年のW杯にも出場しました。

エドゥSD
「デクランは素晴らしい能力の持ち主であり、クラブと代表の双方で豊富な実績を持っている。この移籍プロセスは明確なプランのもと最高のチームワークによって進められたもので、我々はデクランの加入をとても喜んでいる。

デクランはクォリティの高い国際レベルの若手選手なので、我々のスカッドに大きな力をもたらしてくれるだろう。また、デクランは才能あふれる若手選手を中心として戦っていくという我々の戦略とも合致する選手だ。

新シーズンへ向けてデクランがミケル(・アルテタ監督)やコーチ陣、そして新しいチームメイト達と絶好のタイミングで合流できるのは素晴らしいことだと思う。」

 

アルテタ監督
「我々はデクランの加入をとても嬉しく思っている。彼はとてつもない能力を持った選手であり、ここ何シーズンにも渡ってプレミアリーグやイングランド代表で高いレベルのパフォーマンスを披露してきた。

デクランはクラブに確かなクォリティをもたらしてくれるし、アーセナルで大成功を収める可能性を秘めた類まれな選手だと思う。

まだ24歳と若いがプレミアリーグで素晴らしい経験を積んでいる。また、彼はウェストハムという非常に優れたチームでキャプテンも務めていて、誰もが知っているように欧州大会でトロフィーも獲得した。

彼が担ってきた責任と役割はとても印象的だったし、彼が我々の一員となってくれることにとても興奮している。」

(ソース:Arsenal.com

 

精度の高い情報発信で知られるThe Athleticのデビッド・オーンステイン氏によると、ライスの移籍金は総額1億500万ポンド(約191億円)で金曜日の17時(現地時間)にクラブ間で契約が交わされたそうです。

ライスとアーセナルの契約は5年間+1年間の契約延長オプションとなっていようです。ライスは日曜日から始まるアメリカ遠征にも参加します。

 

ライスのファースト・インタビュー

アーセナルへようこそ

「まずはこれまで応援してくれたアーセナル・ファンの皆に心からお礼を言いたい。この数か月間はいろいろなことが起きたし、様々な憶測も飛び交っていた。

だけど、選手としてはなるべく早く物事を片付けて落ち着きたかったよ。きょうアーセナルでの初日を迎えることができて、とてもくつろいでるところだ。」

 

この数週間の出来事について

「ウェストハムとのこれまでの関係があったのでやっぱり辛いものがあったよ。彼らへの愛情とサポートがあるからこそ退団するのは本当に辛かった。

でもフットボールの世界では素晴らしいチャンスが巡って来ることもあるんだ。アーセナルの様なビッグ・クラブが僕を欲しいと言ってくれたら、その話を断るのは難しい。

キャリアは一度きりだからね。それに、ミケル(・アルテタ監督)がここで築き上げようとしているものや構築しようとしているチームをとても信頼している。だから、アーセナルでの将来が本当に楽しみなんだ。」

 

移籍を決断した理由について

「ここ数シーズンのアーセナルの活躍を目にしていたし、彼らが歩んできた軌跡も見てきた。昨シーズンではなくて2シーズン前は5位は終わったけど、ミケルが実践しているプレースタイルを見ることができた。

昨シーズンに関してはマン・Cを除くほぼすべてのチームを圧倒した素晴らしいシーズンだったと思う。

ミケルの仕事ぶりや若手がたくさんいるスカッド、クラブを取り巻くエネルギー、そしてアーセナルを元いた場所に戻すという挑戦は僕にとって大きな意味を持つんだ。ファンがそれを望んでいることも知っている。

選手としての自分について言うと、より多くの成功を収めてこの偉大なクラブで最高の年月を過ごすことにとても飢えているよ。」

 

アルテタ監督と一緒に働くことについて

「すごく興奮している。Amazonのドキュメンタリーで彼がどんな風に働いているか、選手達とどんな感じで働いているかを目にすることができたし、監督としてだけでなく心理学的に選手達とどう接しているか、選手達をどうやって成長させているのかも見ることができた。彼の存在がここへ来た大きな要因になっている。

彼は僕の能力を引き出してくれると思うからね。僕は自分のプレーをもっと上のレベルへ持って行けると思っているし、彼はそんな僕を次のレベルへ導いてくれる監督だと感じている。

だから、彼と一緒に仕事ができることにとても興奮しているんだ。」

 

外から見ていたアーセナルの印象について

「小さい頃からアーセナルの歴史は知っているし、インビジブルズやアンフィールドでの有名な試合については何度も耳にしてきた。

アーセナルがビッグ・クラブなのはずっと前から知っていることだけど、休暇でロンドンに行ったとき皆から声をかけられてもどれだけビッグ・クラブなのかは分からなかったけど、今は実感できてるね。

アーセン・ベンゲル流のティキタカ的なプレーだから彼らとの対戦は常にタフだったよ。エミレーツでの試合はいつも本当にキツかったね。

ウェストハムでプレーしていたこともあって、ホームゲームは常にロンドンのライバル同士の試合だったこともあって凄く夢中になれる試合だった。

アーセナルについて一つ言えることとしてファンがとても情熱的だと思う。彼らは自分の意見を言うことを恐れない。ビッグ・クラブだから当然かもしれないけどね。

彼らはプッシュして再び成功を手にすることを求めているし、選手である僕らもお互いにそれを要求し合うべきだと思っている。」

 

イングランド代表のチームメイトと一緒にプレーすることについて

「そうだね、とても光栄なことだと思ってる。代表レベルで一緒にプレーしてきた素晴らしい選手達がいて、今度はクラブ・レベルでも同じ任務を分かち合えるんだからね。

彼ら全員がクラブのことをとても高く評価している。だから、そういう話にも素直に耳を傾けることができるんだ。

それに、今や世界屈指のウィンガーになったサカがいるし、最高のGKの一人であるランマー(※ラムズデールの愛称)もいる。右SBのホワイトは昨シーズンも素晴らしいプレーを見せていたね。それにスミス・ロウもいる。

彼ら全員がこのクラブやここ数年の方向性について熱く語っていたので、本当にエキサイティングだと思う。」

 

エンケティアと再び一緒にプレーすることになるが

「エディとは9歳から14歳まで一緒にプレーしていた。僕らは同じ日にクビになったんだけど、フットボールが連れて行ってくれる旅時は本当にクレイジーだね。

彼はアーセナルで頭角を現したし僕はウェストハムで出世した。そして再び一緒にクラブでプレーすることになった。

ピッチ上でちょっとした口論をしたことはあったけど、僕はずっとエディのことが大好きなんだ!僕は常に彼のことが大好きだったし彼の家族とも親しかった。

彼の父親は僕らが子供の頃、僕らと一緒に全てのツアーに参加していた最高の父親なんだ。だからエディと再開できるのがすごく楽しみだし、もちろん他の選手達と会うのも楽しみだよ。」

 

アーセナルの第一印象は?

「本当に美しい。トレーニング・グラウンドも素晴らしいね。みんなの話を聞いたり壁に飾ってある写真を見てアーセナルの歴史を垣間見れる。そうすることで自分自身をさらに奮い立たせて、自分自身への要求にもハングリーになれる。

ここが大好きなのは、ここで安穏としてられない、自分を極限まで追い込む必要があると感じられることだ。

スポーツ・サイエンスやフィジオと話したけど、彼らの要求は全て試合に勝つ為に必要なことだし、僕はそういうメンタリティが大好きなんだ。」

 

アメリカ・ツアーについて

「アメリカのファンと交流するまたとないチャンスだ。ウィルシャーがウェストハムにいた頃に中国遠征があったんだけど、中国にも彼のファン達がいて、しかも彼らはみんなアーセナルのファンだったんだ!ほんとクレイジーだよ。

アーセナルのファンは世界中にいるので、僕らとしても遠征に行って彼らと一緒の時間を過ごし、彼らの前でプレーできる絶好の機会だと思う。

3つの素晴らしいスタジアムで3試合が予定されている。年に一度のプレ・シーズンだから楽しみたいし、体調を整えて試合に勝ち始める時だ。」

 

最後にファンへのメッセージを

「アーセナルFCの一員であることは間違いなく特権だと言える。それはこのクラブの歴史とここでプレーしてきた選手達がそれを物語っている。

そして僕は今そういうクラブに加わった。チームは他にも素晴らしい補強を行っている。僕らはアーセナルを再び黄金期へ戻し、常勝軍団を復活させたいと思っている。

皆さんもこのチームがここ数年間に渡り監督とどれだけ上手くやっているかを目にして来たと思うけど、チームは本当に素晴らしい雰囲気に包まれているんだ。

だから僕自身もハングリーだし、毎週の様にこのクラブの為にすべてを捧げる準備はできている。これから始まる旅が待ち遠しくて仕方ないよ。」

(ソース:Arsenal.com

 

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