アルテタ監督:レスター戦後のプレス・カンファレンス
パフォーマンスについて
「フェアに見ても、前半に我々が示したプレスの掛け方や、そしてそのプレッシャーを掻い潜りチャンスを創り出せる相手に見せた攻撃性に満足している。
我々は相手に対してとても効率的で試合の主導権を握っていた。何も制限されることなく適切なスペースを突き、何度かチャンスも作った。その中でセットプレーからゴールを奪ったが、なぜあれが取り消されたのか分からない。
後半に入ると自陣深く引いて守る相手に対し、粘り強くミスを犯さない様にしなければならなかった。なぜなら、相手は我々がミスするのを待っていたからだ。
彼らは相手が一息付くか、スペースが生まれるのを待っていた。我々はボールにプレッシャーをかけるのではなくスペースを攻撃する判断を下したが、彼らに素晴らしいゴールを決められた。
後半のラスト15分間は難しい状況だった。ピッチ上には3人のストライカーがいたが、それでも我々のプレーに十分な連続性を持たせることが出来なかったし、FKがあまりにも多すぎてボックス内に頻繁にボールを入れることが出来なかった。
選手達のプレーは称賛に値するけれど、試合内容を考えたら厳しい結果になったと言わざるを得ない。」
ゴールが取り消された事に対する説明はあったのか?
「あったが厳しいと思う。なぜなら、グラニト(・ジャカ)はシュマイケルの後ろにいたからだ。グラニトは彼の前にいた訳ではなく、ボールからも距離があったのでボールには関与していなかった。
だが、こればかりは仕方がない。レフェリーが決めたことなので、我々にはどうすることも出来ないからね。」
あの瞬間はかなりフラストレーションを感じたか?
「そうだね。しかし繰り返しになるけれど、我々には我々の意見があるものの、判断を下すスペシャリストのレフェリーがいるのだ。その彼らがゴールは認めないという判断を下した。
この判断は間違いなく試合に大きな影響を与えた。なぜなら、両チームの力は拮抗している中で、今のプレミアリーグではこういう事が大きな差となって現れるのを皆さんも目にして来たと思う。
ただし、仮にそうであっても我々は負けるべきではなかったと思っている。」
後半の攻撃性の無さは?
「疲労の影響もあったと思う。ボールを持った時もキレがなかったしね。それに、ボールを使って何かを生み出そうという目的も感じられなかった。
ダビド(・ルイス)が違いを生み出していたことは間違いない。我々が引いて守る相手を攻撃する際は、彼の持つ相手のラインを攻撃して挑発するという能力を発揮し、常に後方で脅威となっていた。
後半はそれが少し欠けていたと思う。ただ、それでも相手は非常に組織的なプレーをしていたので、チャンスを作るのはとても難しかった。
我々はエクトル(・ベジェリン)を活かして何度かチャンスを作ったが、それをゴールに結び付けることが出来なかった。これが最後の最後、ボックス内における能力の差だ。この部分は明らかに改善が必要だと考えている。」
ベジェリンが出場停止処分を受ける可能性について
「私はそのアクションを見ていないんだ。レスター側のベンチの反応は見たが、アクション自体は見ていない。」
ラカゼットが自信を失っていることについて
「ストライカーにゴールが必要なのは明らかだ。彼はスタメン出場を果たし動きにキレもあった。本当にアグレッシブなプレーを見せてくれたし、ゴール・チャンスもあったのに認められなかった。
私は彼らをサポートしてもっと自信を与え、より多くのことを生み出せるよう手助けするしかない。」
ダビド・ルイスの状態について
「分からない。我々はこの1週間ほどで数名の選手を失った。ダビドは筋肉の問題だったのでプレーを続けることが出来なかった。今後48時間で状態を評価する必要がある。」
(ソース:Arsenal.com)

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