20-21 プレミアリーグ 第14節
エバートン 1−2 アーセナル
《得点》
エバートン:22’ホールディング(OG)、45’ミナ
アーセナル:35’ぺぺ(PK)
【出場メンバー】
レノ
ホールディング
ダビド・ルイス
ティアニー
メイトランド=ナイルズ
セバージョス
エルネニー → 64’ウィロック
サカ
ぺぺ → 71’マルティネッリ
エンケティア → 76’ラカゼット
ウィリアン
=ベンチ=
ルナルソン
ベジェリン
ソアレス
ムスタフィ
コラシナツ
スミス=ロウ
アルテタ監督:プレス・カンファレンス
パフォーマンスについて
「インサイドでボールを失った場面もあったが、それを除けばカウンター・アタックも含めて上手く相手をコントロールできていた。そして、我々はゴール前で非常に危険な存在になっていった。
ただ、低い位置で守る相手を攻撃するのはなかなか複雑なものだが、我々は多くのシチュエーションを生み出してた。しかし、いずれも決定的な場面とはならなかった。
クロスだったり、時にはラスト・アクションやシュートを打ったが、これらのコンバージョン率があまりにも低いので、ここを改善しなければならない。この他にもポストに嫌われたり決定的な場面があっても決め切れなかった。
最終的な反省点はここ数週間のそれと似ている。我々は相手を上回っていたし試合も支配していた。普通だったら、この順位にいるチームはこれだけのプレッシャーが掛かれば相手にボコボコにされてしまうものだ。
しかし、そうなってはいない。チームのスピリットや選手達の頑張る姿、そして正しい方向へ物事を進めようとしている姿を見せている。
彼らには結果が必要だったし、何らかの結果を得るべき内容だったと思うので、私も非常にガッカリしている。」
テンポが遅すぎるのではないか?
「前半の第1フェーズは遅かったと思う。選手達が制約を受けていたからなのか、ミスを恐れてのことなのか、単にその方がプレーしやすかっただけなのかは分からない。
だが、後半はかなり良くなったと思う。ハーフタイム中にもっとスピードを上げて動き、スペースを攻める意図を見せる必要があると話していたのだ。それもあってより効率的になったのだが、追加点を挙げるには不十分だった。」
14試合を終えて14Pしか獲得できていないが…
「今シーズンのプレミアリーグでの状況が現れている。ELでは好成績を納めているし、カップ戦でも勝ち進んでいるけれど、プレミアリーグで結果を出すのに苦労している。
繰り返しになるが、他チームが勝っていて我々が負けている理由を全ての試合で分析しても、その差は本当にごく僅かなんだ。事態の収集がつかなくなる前に、この差をなんとか埋めなければならない。」
オーバメヤンの怪我について
「我々は彼の早期復帰を願っている。彼は少し張りを訴えており、回復に数日を要するだろう。復帰が1週間後なのか2週間後なのは分からない。怪我の回復具合による。」
試合後のコメントで ” グラウンドホッグ・デイ ”(※) の様な感じがすると語っていたが…
※ 春の到来を占う気象占いの様なもの。冬眠から覚めたグラウンドホッグが巣穴から出てきた時、外が晴れていると自分の影にビックリして巣穴に戻る=冬はまだ続くが、曇りで影が出来ない時はその場に止まり春を迎えるという伝承。
「そうだ。相手は何も生み出していないんだよ。我々はバーンリーにも敗れたが、彼らは枠内シュートがゼロだったからね。ただ、これがプレミアリーグで多く勝つ方法でもあるんだ。
現状、そうやってブロックを形成する相手に対して15〜20回もチャンスを生み出せるとは思わないし、現実的ではない。
我々がそれらのアクションをしっかり完璧に完了しても、悪いコンビネーションが起こる。10人でプレーしたことが原因だったり、また別の週ではオウンゴールで敗れた。そして今日もオウンゴールが生まれてしまった。
同時に色々なことが起きてしまっているのだ。そうなるとなかなか難しい。」
この様な状態が長く続くと監督の椅子が危うくなるのでは?
「それは理解している。私がエネルギーを注ぎ集中していることは、チームを今の状況から脱出させ、チーム・スピリットを維持することだ。選手達はピッチに立つ度に戦う姿勢を見せてくれている。それはあなたも否定できないだろう。
その上で、何度も繰り返しになるけれど、結果そのものに疑問の余地はない。内容が不十分であり、アーセナルの基準に達していないので到底受け入れられない。
これが現在我々が直面している乗り越えるべき課題だ。」
どれくらいプレッシャーを感じているか?
「間違いなく複雑な状況にあるけれど、選手達の姿を見ていると、自分達がやろうとしている事を継続しているのでそれが励みになっている。
もちろん改善が必要だと考えているが、我々が今より多くのポイントを獲得できなかったのは、本当に不運だったとしか言い様がない。」
(ソース:Arsenal.com)
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