アルテタ監督:クリスタル・パレス戦後のコメント
クリスタル・パレス戦のハイライト動画
サカの怪我とマッカーサーのチャレンジについて
「ブカヨはプレーを続けられなかったので、ハーフタイムに交代させる必要があった。私もその場面を目にしたが、(ファールを犯した)選手がピッチに残ってプレーしているのが信じられなかったよ。」
ラカゼットのインパクトについて
「この試合では様々な局面があったと思う。最初はとても勇敢で圧倒的な力を発揮して先制点を奪ったのだが、その後は相手にたくさんボールを与えてしまったし、リードした後に試合をコントロールするだけの冷静さを欠いた悪い時間帯があったと思う。
しかしながら、そのあとのチームのリアクションはとても良かったね。ただ、結局我々は相応の報いを受けたのだと思う。」
土壇場で1Pを拾うことの重要性
「ああいう失点をしてしまうと、個人としても集団としてもフラストレーションが溜まってしまうし、試合を投げ出したくなることもある。しかし、我々は違った。
サブメンバーの活躍が素晴らしかったと思う。我々はゴールを奪えるという確信が観客に伝わったことだろう。
こういう結果には理由があって、最後まで諦めず戦い続けたからこそゴールを決められたのだと思う。」
サカは大丈夫なのか?
「私にはよく分からないが、今後の経過を見守るしかないだろう。彼は明かにプレーを続けられる状態ではなかったからね。
彼はとてもタフだからプレーを続けたいと常に思っているけれど、それでも続けることができなかった。
我々としても次の試合へ向けて迅速な対応を取る必要があるので、彼の状態がどの様に変化していくか見守りたい。」
なぜVARがレッドカードを出さなかったのだろうか
「私にも理解できない。シーズン初めに説明を受けていたが、今夜の試合で起きた起きたことを考えると何の意味も無いように思える。」
チームにおけるジャカの重要性
「グラニトの重要性は理解している。彼がチームにもたらすのは成熟度や試合の流れを読む力、一貫性、そしてバランスだ。
今は彼を起用できないし、起用できるようになるには3〜4ヶ月かかる。それは分かっているんだ。彼がどうこうと言う問題ではない。
今日は自陣でボールを持った際に、冷静さを欠いたことが全体的な問題になってしまったのだ。それこそ今日の我々が苦労した点であり、ボールを失ってから失点に繋がった部分でもある。」
アーセナルが1P拾えてラッキーだと思ったか
「いや、ラッキーだったとは思わない。まぁ試合のラストシュートがゴールに繋がったのだからラッキーだと言えるかもしれないけどね。
ただ、試合全体を通して見れば、負けて当然の試合だったとは思わない。」
冨安のパフォーマンスについてと、代表戦ウィークの披露が見られたかどうかについて
「疲労は見られなかったし、他の選手と同様に一つ一つのデュエルやボールに対して正しい姿勢で挑んでいたよ。
試合の中で良い時間もあれば悪い時間帯もあったけれど、総じて彼には満足している。」
マッカーサーを退場させなかった理由について主審と話したか?
「いいや。ハーフタイム中は映像を見ていたし、今もさっきまで見返していたからね。彼と話すタイミングが無かったんだ。」
アーセナルはオープンプレーから十分なチャンスを作れていると思うか?
「我々は常にもっと多くのチャンスを作りたいと思っている。今日は何度か決定的な場面があったけれどゴールを奪うことができなかった。
ただ、さっきも話したけれど我々が苦しんだのはボールを持った時だったと思う。本来のプレーができなかったからね。」
ラカゼットの去就と彼を失う余裕がチームにあるのかについて
「彼は我々のところにいる! 我々の選手だしとても献身的に働いてくれているので、それ以外のことについては何も考えていない。
彼の能力を最大限引き出すことを考えているだけだ。今夜の彼は本当に素晴らしいプレーを見せてくれたと思うし、どれだけチームのことを考えているかを示してくれたと思う。」
(ソース:Arsenal.com)