- アルテタ監督:プレス・カンファレンス
- 最新のチームニュースについて
- 絶妙なタイミングで代表戦ウィーク入りをしたのでは?
- マン・C戦後にペップ・グァルディオラ監督から何と言われたのか?
- 2チームでのトップ争いになるのだろうか
- 土曜日の試合をどれだけ楽しみにしているか
- ラムズデールはイングランド代表での将来を心配しているようだが
- チェルシーのパフォーマンスについて
- チームのメンバーは決まっているのか?
- 純粋なストライカーをチームに置かない利点について
- 偽9番よりも中盤の選手が重要なのか?
- サカはチェルシー戦に出場することを望んでいるのか?
- サリバの怪我が再発することはあるのか?
- サリバは明日の試合を欠場するのか
- ポチェッティーノ監督との関係について
- 彼がロンドンに戻って来てから何度か会っているのか?
- ポチェッティーノ監督はチェルシーの状況を好転させることが出来るだろうか?
- サカにとって10日間の休養は有意義なものだったか
- サカが全試合に出場する必要はあるのだろうか?
- ウィルシャーの将来について
- 彼は将来アーセナルの監督になれるだろうか
- ポチェッティーノ監督からはどんなアドバイスをもらったのか
- 共通点はあるのか
- 今のアーセナルは成熟さが増したと思うか
- チェルシー戦では選手達が冷静さを保つことがどれだけ重要だろうか
アルテタ監督:プレス・カンファレンス
※一部を抜粋
最新のチームニュースについて
「それほど多くはない。多くの選手が不在だったのは確かだし、今日が最初のトレーニング・セッションなので、セッション後にもっと多くのことが分かると思う。」
絶妙なタイミングで代表戦ウィーク入りをしたのでは?
「好調を維持しているときはそれを継続したいものだが仕方ないね。我々はその期間を有効活用しなければならない。
もちろん、我々は多くの選手達が代表に召集されていたが、今はい全員が同じマインドセットで繋がっている。チェルシー戦は本当に厳しい戦いになるはずだからね。」
マン・C戦後にペップ・グァルディオラ監督から何と言われたのか?
「いつも通り何も言われてない! 彼らには負けることが多かったので勝てば当然祝福される。 とても重要な試合だったし我々にとって素晴らしい日だった。ただ、今ではもう何年も前の話しに思えるね!(笑)」
2チームでのトップ争いになるのだろうか
「どのチームがトップ争いに絡んでくるのか見当もつかない。もちろん、我々はそこに絡んでいきたいし私に分かるのはそれだけだが、その為に我々は完ぺきなパフォーマンスを披露しなければならない。」
土曜日の試合をどれだけ楽しみにしているか
「この試合はビッグ・ゲームだ。この2チームの間に偉大な歴史や対戦の歴史があることは我々も知っている。これらは全く別物だと私は考えている。
今シーズンのチェルシーにはとても感心させられた。順位表の位置よりも遥かに価値のあることをやっていると思う。
マウリシオ(・ポチェッティーノ監督)は短期間で驚異的なことを成し遂げたと思う。明日の試合では我々もベストを尽くさなければならない。」
ラムズデールはイングランド代表での将来を心配しているようだが
「思うようにプレーできていない時はどんな選手にとっても難しい時期だが、そういう時はもっと努力したり試合に対する熱意を示すことや、これまでとは違った形でチームへ貢献するしかない。そしてチャンスを手にしたらベストを尽くしチームの勝利に貢献するのだ。」
チェルシーのパフォーマンスについて
「まず最初に彼らのマネージメントについて考えみて欲しい。彼らの抱えるコーチング・スタッフやクラブの歴史、選手とスカッドの陣容を考えれば(※直近の成績は)当然のことだと思う。
ここ3試合の結果だけではなく、もっと早い段階でそうなってきたと私は考えている。試合結果や獲得ポイントの面では彼らは今手にしているものよりも遥かに価値があることをやっていると思う。」
チームのメンバーは決まっているのか?
「私の中にアイディアはあるけれど、まずは今日一日を通して選手達の様子を見なければならない。選手達は世界中に散らばっていたし長距離移動もしているからね。
そのため、明日の試合へ向けて何がベストなのか、戦術的なことだけではなくエネルギーや雰囲気、スピリットはどうなのかを踏まえた上で判断したい。
そのために今日のトレーニング・セッションから良い材料を得ようとしている。」
純粋なストライカーをチームに置かない利点について
「異なるクォリティを持った選手を置くことで様々なオプションが生まれると思うし、それは常に対戦相手だったり相手の出方、そしてその9番の選手の周りにいる選手達の能力が関係してくる。
もしウィングとして内側に入ってくるMFや、内側に入りたがる9番、中盤でボールを保持する攻撃的MFがいたら何の脅威にもならない。
我々には前に出たがる9番がいて、攻撃的MFが常に相手の最終ラインを脅かし、さらには適切なウィングも揃っている。そうなると相手にとってはまた違った脅威となるだろう。
最終ラインをプレーを前進させることのできる選手がいて、我々には最終ラインでポケットを繋ぎ、CBを惹き付けるような動きのできる選手がいるのだ。
つまり、全ての選手のクォリティに大きく左右されるものなのだ。だから9番だけを切り離して考えるのではなくて全体として見なければならない。その選手がどの様な繋ぎを行い、相手にどんな脅威を与え、どういうプレーをするかをね。
もしインサイドに強力な9番がいたら何か別のモノを失うことになる。フルバックと交錯するようになったら何らかの問題が生じるだろうしね。
だが、攻撃の方法というのはたくさんあるのだ。相手によっては、そのオプションの方が他のオプションより優れている場合もある。」
偽9番よりも中盤の選手が重要なのか?
「すべてのクォリティの組み合わせだと思う。優れた攻撃をするためにチームとして必要な他の資産や材料による。それは9番に限らず他の多くの選手に対しても同じだ。」
サカはチェルシー戦に出場することを望んでいるのか?
「彼がプレーしたいのは間違いない。スタメン入りを望まない選手などいないからね。」
サリバの怪我が再発することはあるのか?
「そうならないこと願っているが、彼はもう何週間も怪我を抱えている状態だ。だからこの時間を使って決着を付ける必要があった。我々としてはベストなタイミングだったと信じている。」
サリバは明日の試合を欠場するのか
「今日のトレーニング次第だ。」
ポチェッティーノ監督との関係について
「私がプロとして最初にチャンスを得たのはパリSGで、我々は同じ時期にクラブに加わったのもあって3か月間ほど同じホテルで暮らしていたんだ。
現役時代に彼は私を弟のように可愛がってくれた。パリで成功できた大部分は彼のお陰だと思っている。本当によく私の面倒を見てくれたし、たくさんの自信とアドバイスを与えてくれた。
現役時代に限らず監督となってからも彼は私のお手本だよ。私が現役を引退してコーチとしてのキャリアをスタートさせる決断を下したとき、彼の存在が多大な影響を与えたからね。
彼が私にしてくれたことには常に感謝している。」
彼がロンドンに戻って来てから何度か会っているのか?
「そうだね、何度か会っているよ。」
ポチェッティーノ監督はチェルシーの状況を好転させることが出来るだろうか?
「もちろんだ。既に何かが急激に変化していることは皆さんもお分かりだと思う。」
サカにとって10日間の休養は有意義なものだったか
「彼はこの試合に間に合わせるためにハードワークをしてきた。まずは今日の彼の様子を見てみよう。彼は2~3日休みが必要だったけれど、残りの日数は残念ながら休養とはいかなかったよ。チェルシー戦に間に合わせるために治療とトレーニングが必要だったからね。」
サカが全試合に出場する必要はあるのだろうか?
「我々から見て彼がプレーするのに適したコンディション、すなわちメンタル面やフィジカル面が整っていてパフォーマンスを発揮していると判断したら、彼を起用しなければならないと思う。
彼がプレーする必要があるかどうかはまた別の話しだが、これまで彼があれだけの時間プレーしているのは、彼がそれに対応できる準備が整っていると我々が確信していたからだ。」
ウィルシャーの将来について
「ジャック(・ウィルシャー)がコーチ陣に加わってくれて本当に嬉しいよ。ジャックは本当によくやっていると思う。
彼はアカデミーやアーセナルで本当に必要とされている人物なんだと思った。こういった事は皆と上手くやれているときに起こるものだからね。
彼はそれだけ(※指導者としての)魅力を手に入れたんだ。あとは彼が自身のキャリアにとって何がベストかを考えて決断を下すことになるだろう。」
彼は将来アーセナルの監督になれるだろうか
「そうだね、でもそれがいつになるかは分からない。直ぐかもしれないけどね!(笑) ただ、彼にはそのポテンシャルがあるし今の彼には自分が何をしたいのか、なぜそうしたいのかが頭の中でハッキリしている。私としても彼がここにいてくれることはクラブにとって大きな財産だと思うね。」
ポチェッティーノ監督からはどんなアドバイスをもらったのか
「めちゃくちゃキツいから指導者にはなるな! と言うのが彼からもらった最初のアドバイスだったよ!(笑)
私は彼が指導者の道に入ることは分かっていたんだ。選手としての彼は既にリーダーだったので、彼のことをとても注意深く追っていた。彼のゲームに対する理解力は驚異的だったよ。
それに、私自身が彼から常に指導を受けていたというのもあって、指導者として彼が成し遂げてきたことを私も誇りに思っている。」
共通点はあるのか
「いや、いろいろ意味で私達は違うと思う。特に彼には自身のキャリアに大きな影響を与えるものがあったからね。ただ、一般的にみると私達は似通った価値観をたくさん持っていると思うよ。」
今のアーセナルは成熟さが増したと思うか
「そう思う。だが、その成熟度合が何に関係するんだい? 結果か? だとしたら、その試合で我々が本当に成熟したプレーを見せても勝てなかったとしたら、我々はまだ未熟だということになってしまうだろう。
だからそこはあまり気にしていない。成熟さとは関係なく我々は戦い方や振る舞い方、メンタリティを示さなければならないのだ。
たしかに今シーズンに限らず昨シーズンの時点で進化が見られたし、大きな変化があった。だが、我々はまだまだ改善できる。」
チェルシー戦では選手達が冷静さを保つことがどれだけ重要だろうか
「もちろんそれは重要だし。それに相手より優れたプレーをすることも両方重要だね!」
(ソース:Arsenal.com)