22-23 プレミアリーグ 第30節
リバプール 2-2 アーセナル
≪得点≫
リバプール:41’サラー、86’フィルミーノ
アーセナル:7’マルティネッリ、27’ジェズス
【出場メンバー】
ラムズデール
ホワイト
ガブリエウ
ホールディング
ジンチェンコ → 86’ティアニー
パーテイ
ウーデゴール → 80’キヴィオル
ジャカ
サカ
マルティネッリ
ジェズス → 80’トロサール
=ベンチ=
ターナー
ウォルターズ
スミス・ロウ
ジョルジーニョ
ビエイラ
ネルソン
アルテタ監督:プレス・カンファレンス
試合中の心境について
「ワォ、なんて凄い激戦なんだと思った。我々はこれ以上ないと言っていい立ち上がりを見せ、試合を支配し、自分達の望む試合展開へ持って行った。
先制ゴールを決めて自分達の思い通りのプレーを続けたし、2点目を奪った時は試合を終わらせる瞬間だったと思う。しかし、ハーフタイム直前に相手に希望を与えてしまった。
相手にゴールを許したことで、彼らはこの特別な雰囲気に包まれたスタジアムへの信頼感を持ってしまったと思う。
その後の後半は全く違う展開になった。立ち上がりは問題なかったし最初の数分間は本当に良い形でスタートできたと思うが、その後はプレーを続けることが出来なかった。
我々は世界最高のチームに対して、大きなトランジションの瞬間にオープン・スペースを許し、非常に危険なエリアでボールを毎回相手に渡してしまった。
そうなるとカオスな状況になってしまう。ボックス内にどんどんボールが入り状況を打開するのが難しくなるので苦しくなる。
守備の場面ではアーロン(・ラムズデール)に依存し彼のビッグ・セーブに助けられた。相手はPKも外したしね。
また、カウンターに関連して3つの大きな場面があった。相手がオーバーロードしていたり2対2の状況だったりで、試合を終わらせることができたと思う。
しかし、我々は試合を決め切るうえで冷静さを欠いてしまった。そのため試合を通してみたら妥当な結果だと思う。また、それを受け止めなければならない。
今日の大きな教訓は『前半のようなプレーを続けること』だ。」
このチームはアンフィールドの大声援のような雰囲気を経験してきたと言えるだろうか
「今シーズンを含めビッグチーム相手に行ってきたことを振り返ると、彼らは並外れたチームだと思う。そして、90分間を通して試合を支配するのが難しいチームでもある。
どんな状況であっても流れを変えて自分達の思い通りの試合を作ることが出来るのだ。彼らがそこまでレベルを上げたら付いていけるチームは殆どないだろう。
それは今年の結果を見れば一目瞭然だ。彼らは非常に素晴らしいチームなので賛辞を贈りたい。」
ジャカとアーノルドの衝突が観客に火をつけたのでは
「そう言えるかは分からない。あの後にビッグチャンスがあったからね。もしあそこで我々が3-0としていたら観客はそこまで興奮しなかったと思うが、その後相手がゴールを奪ったことで勢いや希望が変わってしまった。
それでも後半はもっと攻め込む必要があったと思うし、もっとプレーし続けなければいけなかった。今日の教訓は『前半でやったプレーに拘る』ことだ。
自分達の個性を活かしたプレーをすること、それこそ我々が続ける必要のあるプレースタイルだ。そうすればもっと多くの試合で勝つことが出来るだろう。」
ラムズデールがみせたビッグ・セーブについて
「試合に勝ち、タイトルレースに勝利するためにはGKが必要だ。アリソンは何度自分がやるべき事をやってきただろう。キーパーが見せる魔法の様な瞬間が必要なんだ。
今日も選手達がみせる特別な瞬間があったし、こういうグラウンドで勝つにはそれが必要になってくる。」
この結果にチームはどう対応するのか
「我々は既に31試合も手ごたえを感じている。月曜日にどれだけ良い状態で臨めるか、ウェストハムに勝つためにどれだけ良い準備ができるか、ウェストハムを倒すために自分達が望むプレーができるか、それが今問われていることだと思う。」
(ソース:Arsenal.com)