- アルテタ監督:プレス・カンファレンス
- デクラン、マルティネッリ、レアンドロ、ブカヨのフィットネスについて
- ブカヨを起用できるかの判断はいつ下されるのか?
- 復帰の近い選手は他にいるのか?
- もしかしてスタメン出場するGKは頭文字がRから始まる選手なのでは…
- 監督としての初陣はボーンマス戦だったが
- アンドニ・イラオラ監督について
- 指導者にバスク地方出身者が多い理由は?
- 昨シーズン、バイタリティ・スタジアムで3-0と勝利したチームと今のチームを比較して感じることは?
- 現役時代、2人のワールドクラスのGKがポジション争いをしていたことはあったか?
- そのことが現在のマネージメントにインスピレーションを与えているのだろうか?
- 最も困難な状況について
- 現在、全ての大会を通して9戦無敗だが
- ハフェルツからベストの力を引き出す方法について
- 彼はパフォーマンスを取り戻すだろうか?
- 日本代表でプレーしてから冨安はベストの状態に戻ったのでは?
- 彼の持つ冷静さについて
- サリバとビエイラは明日の試合でプレーするのか
- 彼らが抱えている問題について
- 土曜日までに6人の選手がフィットする可能性はあるのか
- ここ数ヶ月でリズムを掴んでいるネルソンについて
- 彼はベンチから出てくるインパクト・プレーヤーなのか?
アルテタ監督:プレス・カンファレンス
※一部を抜粋
デクラン、マルティネッリ、レアンドロ、ブカヨのフィットネスについて
「デクラン(・ライス)は欠場する。ロンドン・ダービーでも交代せざるを得なかった。彼はまだトレーニングに復帰していない。1~2時間後に再びセッションを行うので、今日中には彼に関してもっと詳細な情報を得られるだろう。
ガブリエウ(・マルティネッリ)もトレーニングに参加していない。我々としては彼の復帰を望んでいるのだが、今のところまだ復帰できていない。
レアンドロ(・トロサール)やブカヨ(・サカ)についても同様だ。」
ブカヨを起用できるかの判断はいつ下されるのか?
「『彼は明日の試合でメンバー入りするのに十分フィットしているか?』を元に評価を下す。この点に関して疑問符が付くため、現時点で彼はチームのトレーニングに参加していないのだ。」
復帰の近い選手は他にいるのか?
「みんな同じ状況にある。ウィリアム(・サリバ)も打撲を負っているし、ファビオ(・ビエイラ)もこの前の試合を欠場した。そのため、きょう彼らの状態を見極めたうえで今の状況に適応しなければならない。離脱者が多いからね。」
もしかしてスタメン出場するGKは頭文字がRから始まる選手なのでは…
「君は天才だ!今シーズンの答えが出たよ。ご協力ありがとう。」
監督としての初陣はボーンマス戦だったが
「あれから間違いなく多くの変化があった。あれから3年半が経過してほぼ丸4年になるが、本当に特別な年月だったよ。
たくさんの変化があったけれど、その多くはポジティブなものだった。私はこの旅が大好きだ。」
アンドニ・イラオラ監督について
「私達はお互いのことを良く知っている間柄だ。一緒にプレーするなど素晴らしい時間を共に過ごした。私達はアンティグオコというサン・セバスティアンにチームで一緒にプレーしていた。長年に渡って多くの優秀な選手を輩出しているところだよ。
彼らは本当に素晴らしい仕事をしていて、私達はそこで育ち素晴らしい教育を受けるという特権を得たのだ。それから30年~40年経ち私達は二人ともプレミアリーグの監督になった。これがフットボールの素晴らしいところだと思う。彼が監督になれて私も嬉しい。」
指導者にバスク地方出身者が多い理由は?
「一番はフットボールに対する情熱だろう。バスク地方の育成方法だったりコーチのレベルは本当に高いと思う。それに、どのクラブもアカデミーをとても大切にしている。
レアル・ソシエダやアスレチック・ビルバオ、エイバル等どのチームも才能を育てるために素晴らしい活動をしている。そこから多くの優れた選手が輩出されているのは偶然じゃない。」
昨シーズン、バイタリティ・スタジアムで3-0と勝利したチームと今のチームを比較して感じることは?
「比較するのは非常に難しい。我々は再びあの日の様なプレーをしたいと思っているし、さらに良いプレーもしたいと思っている。そして今度も試合に勝ちたい。
何名か選手が入れ替わっているしチーム状況も異なる。だが、目的は同じだ。つまり、ボーンマスより良いプレーをして彼らを倒すことを目的としている。明日の試合でどうなるか見てみよう。」
現役時代、2人のワールドクラスのGKがポジション争いをしていたことはあったか?
「Yes、13歳のときからあったね。一つはアンティグオコでもう一つはバルセロナだった。ビクトル・バルデスとペペ・レイナの2人が同じチームにいたよ。」
そのことが現在のマネージメントにインスピレーションを与えているのだろうか?
「それは分からないけれど、当時はとても安心感があったね。今振り返ってみるとバルデスとレイナが同じチームにいたんだ。『試合に勝ったも同然だ』と感じていた。」
最も困難な状況について
「全てがリンクしており対戦相手が大きな影響力を持っている。対戦相手の様々な行動やコンセプトと対峙しなければならないからね。
早い時間帯にゴールを奪った時もあれば出来ない時もあるし、失点した時、エラーした時など様々なことが影響する。そのうえで勝ち続けるのだ。」
現在、全ての大会を通して9戦無敗だが
「そうだね、我々はこの状況を継続しなければならないし、それこそどんな状況でも全てのゲームでそれに挑むというマインドセットを持ち続ける必要がある。
今シーズンは既に様々なことが起きているし、これからも状況は変化し続けるだろう。現状を見てもらっても分かるように、チーム内には選手の不確実性が数多く存在する。そしてそれは更に増えるだろう。
3日毎にプレーしなければならないし、そのうえで試合に勝つ必要がある。7日間で3つの異なる大会でプレーするのだ。これは挑戦だよ。だが、我々の準備は万全だ。」
ハフェルツからベストの力を引き出す方法について
「可能な限り彼を手助けしようとしている。彼の側に寄り添い、ツールを与え、自信を持たせ、彼の才能を引き出すために出場機会を与える。
彼のプレーには改善が必要な部分もあるけれど、上手く行っているところもたくさんある。しかし、どんな選手にも言えることだがサポートすることが大切なのだ。
特に彼が行っている日々の行動や努力の仕方を見たらなおさらだ。我々は選手をサポートしてツールを与えているので、もし選手達がパフォーマンスを発揮できないとしたら、それは我々の責任だよ。」
彼はパフォーマンスを取り戻すだろうか?
「もちろんだ。彼がFWの選手達と一緒にプレーしたのはまだ3~4回だからね。チームの一員としてプレーする必要があるし、それを継続していく必要がある。
我々は可能な限り彼をサポートして自信を与えるよう努めている。間違いなく彼の助けになるからね。」
日本代表でプレーしてから冨安はベストの状態に戻ったのでは?
「これは常々言っていることだが、一貫性を手にしたトミーは我々にとってとてつもない財産になるし本当に自信に満ち溢れている。
彼はバックラインならどのポジションでも、どんなフォーメーションでもプレーできる。我々には彼のような選手は他にいない。
彼の守備は私がこれまで見てきた中でも最高の部類に入ると思う。彼の原則やその適用方法、デュエルのやり方がそうだ。
今の彼にはフィジカル面で最高の状態を取り戻すためにも試合に出続けることが必要だと思う。トミーがベストの状態を取り戻せば、我々にとって極めて重要な選手になるだろう。」
彼の持つ冷静さについて
「彼は特に危険を察知したり緊急事態を適切な方法で冷静に解決することができる。彼はディフェンスのスキルも高いが、(※守備時の)体の作り方の完成度が非常に高いので突破するのが困難な選手だと思う。
常に注意深く、しっかり教育されて育っているので集中力も半端ない。我々の守備陣のなかでも際立った特徴だと思う。」
サリバとビエイラは明日の試合でプレーするのか
「きょう全員の様子を見てみよう。彼らがスカッド入りしなかったのには明確な理由があるので、今日もう一度状態を見極めたいと思う。」
彼らが抱えている問題について
「スカッド入りするのに十分ではなかったと言うことだ。」
土曜日までに6人の選手がフィットする可能性はあるのか
「私の希望を言えば全員にフィットして欲しい。ここ2週間で多くの試合をこなしているし、そのうえこれから7日~10日間で予定されている試合数を考えたらその必要がある。我々には彼らが必要なので、きょう良い知らせがあると良いのだが。」
ここ数ヶ月でリズムを掴んでいるネルソンについて
「そうだね、まず安定したプレーを行うためには出場機会を確保する必要がある。欠場が続くとフォームのピークが乱れるし、それによってさらに出場機会が減ってしまうからだ。
彼はプレ・シーズンに怪我をして離脱していたが、今は復帰しようやく調子を取り戻しつつある。我々には彼が必要だ。彼は左右の両ウィングでプレーできる特別なクォリティを持っているし、今のように異なる選手が複数いる状況ではその能力がとても重要になってくる。」
彼はベンチから出てくるインパクト・プレーヤーなのか?
「そうではない。スタメン起用も想定しているよ。我々はより予測が難しいチームを作りたいと思っているし、ローテーションを行うためのリソースもある。全員がスタメンでなければならないのだ。我々はそこに気が付いた。」
(ソース:Arsenal.com)