アルテタ監督:第17節ウェストハム戦後のプレス・カンファレンス
※一部を抜粋
1点ビハインドから見せたチームのキャラクターについて
「全くその通りだね。まずは選手たちのパフォーマンスと試合結果にとても満足している。この試合には相手がオープンスペースを突き、そこでレフェリーがPKを与える判断をしたという背景がある。
そのたった一つのシチュエーションによって1点差となってしまったのだ。しかし、その後見せた観客のリアクションが信念を生み、チームに大きなエネルギーを与えてくれたと思う。
そして私の個人的な考えではあるがチームは冷静さとクォリティの高さを兼ね備え、この試合に求められることを明確に理解しておりそれを見事に実行したと思っている。」
今夜の試合がエンケティアに自信を与えるだろうか
「彼はとても自信家だよ。しかし、彼がもし少しでも疑問を感じていたのだとすれば、この試合でより自信を深められるようになると良いのだが。
彼のパフォーマンスは素晴らしかったし、そのうえ素晴らしいゴールも決めた。これは彼に必要なことだったんだ。
どんなストライカーにもゴールは必要であり、エディにとってもチームにとってもこのゴールは本当に重要なものだと思う。」
アーセン・ベンゲルが観戦に訪れていたことについて
「選手たちは知らなかったんだ。我々としても騒ぎ立てることなくアーセンのスペースを確保したかった。
今日はとても特別な日になったと思う。彼が来てくれたことに本当に感謝している。彼にはこの建物の中を歩いてもらいクラブの全員が彼のことを想っていることや、彼がアーセナルに残してくれた全てのものを感じて欲しいと思う。
彼の存在はこのフットボール・クラブにとって非常に愛着のあるものだからね。クラブの全員にとって非常に意味のあることだし、だからこそ彼の来訪に感謝している。
彼がドレッシング・ルームで待っていてくれることを願いつつ、このあと彼と話をするつもりだ。」
ベンゲルの凱旋試合となったが
「もちろん素晴らしいことだよ。それに試合に勝ったし、彼がチームの周りにいてくれて話をすることも出来るのだから私も気分がいいよ。
彼は適切なタイミングを選んで来てくれた。ボクシング・デーはフットボールするのにとても良い日だからね。
それに今日のパフォーマンスは彼に観てもらうのに相応しいレベルだったと思うし、彼も気に入ってくれることを願っているよ。」
今日の試合はタイトルを獲れるチームのパフォーマンスだったと思うか
「私には分からない。ギャビー(※ジェズスの愛称)、エミール(・スミス・ロウ)、リース(・ネルソン)、そして冨安の怪我がある中で困難な局面を乗り越えたのは事実だ。
チームへの信頼は揺るがないし必要なレベルのプレーをしてくれていると思う。」
シャフタール・ドネツクのムドリクとアーセナルの噂は事実なのか
「みなさんもご承知の通り、私は他のクラブの選手については一切話をしない。私に何か聞かないといけないのかもしれないが、我々はチーム強化に繋がる方法を見つけようとしていると述べてきた。適切な選手を探すとしか言えない。」
ムドリクが今日の試合を観戦していることをSNSに投稿していたが
「他の国ではあまり試合が行われていないのはイングランドにとって良いことだね。クリスマスにも試合をしているのは我々だけなので、多くの人たちが我々の試合を観てくれている。その彼らに素晴らしいショーを見せてあげたい。」
若い才能に溢れていることを考えると、アーセナルは若手選手にとって憧れの場所になっているのだろうか
「そうであって欲しいね。だが、彼ら(若手)はその権利を自らの手で勝ち取ったのだ。我々が彼らに与えたものではない。彼らは我々の一員となり、チームの中で極めて重要な存在になる権利を獲得したんだよ。」
今夜のウーデゴールのパフォーマンスについて
「最高のパフォーマンスだった。彼がオンザボール、オフザボールの両方で見せたプレーは全て素晴らしかった。
彼は多くの場面でチームを牽引し、今日の我々のプレーに大きな影響を与えたと思う。本当に大きなインパクトを与えた。」
(ソース:Arsenal.com)