アルテタ監督:プレス・カンファレンス
※一部を抜粋
最新のチームニュースについて
「皆さんもご承知の通り我々は今週、というかここ数週間、いくつかの問題を抱えていた。リース(・ネルソン)のように試合に出れない選手がいたのだ。
ブカヨ(・サカ)とレオ(・トロサール)が少し問題を抱えているが他の選手は問題ないだろう。アレックス(・ジンチェンコ)はまだ離脱中だし、ウィリアム(・サリバ)や冨安、エルネニーも引き続き離脱中となっている。
起用することの出来ない選手が何人かいるけれど、それ以外の選手たちは全員大丈夫だと思う。」
サリバがプレ・シーズンに復帰できるのかという問題について
「その件に言及するのは時期尚早だ。彼は適切な方法で回復していると思う。ここ数週間は過去2ヶ月間よりも遥かにポジティブな状態となっている。
ただ、我々としては彼を守りたかったのだ。ある程度のケアと注意が必要な厄介な怪我だからね。我々は彼が良い感じでプレ・シーズンを過ごし、来季へ向けて再出発する可能性を最大限高めるためにかなり保守的になっている。」
サカとの契約延長について
「クラブにとって素晴らしいニュースだ。クラブはこの契約を実現させるために素晴らしい仕事をしたと思う。彼はこのクラブを象徴する選手として我々にとって極めて重要な存在だ。あと数人の契約も上手く行くよう願っている。」
夏を前にファンへのメッセージをどうぞ
「いま我々がやるべきことはシーズンをしっかりした形で終え、素晴らしいパフォーマンスを披露し、ファンの皆さんの前で勝利を手にすることだ。
我々は皆さんへの感謝の気持ちを示すと共に、シーズンを通して与えてくれた素晴らしいエネルギーをしっかり受け取り、来季へ向けたチーム作りをスタートさせたい。
その為にもまずは最高の形でシーズンを締めくくる必要がある。今季は様々な感情が入り混じる旅だったし、最終的には心から待ち望んでいた目標を達成することができなかった。
しかしながら、少し広い視点で考えてみるとフィールド上だけでなく、クラブ内で起きた様々なことなど、多くの人達が賞賛に値する働きを見せてくれたと思う。」
移籍市場で”うまく立ち回る”必要があることについて
「クラブに大きな影響を与えるためには自分達のやるべきこと全てを上手くやると共に、触れたり参加するもの全てにおいて卓越性を追求しなければならない。
(来季は)今シーズンよりもさらに厳しい競争になるだろう。このリーグで過ごした22年間の中で最もハードなシーズンになると言うのが私の考えだ。
それを乗り切るにあたって非常に有望なプランを持っている。我々は少し反省しつつ一歩下がってこれが正しい方法であることを再確認する必要がある。
また、さらに良い結果を残すためにもより強い決意とハングリー精神を持って再始動しなければならないだろう。」
クラブとサポーターの相乗効果について
「これこそ私が抱いていた夢に非常に近い。監督に就任する2日前、私は他チームのベンチであまり満足できない光景を目にしていたからね。
今年我々が経験したことの幾つかは、私が頭の中で思い描いていた位置づけにとても似ている。しかし、とても重要なことが欠けている。それは皆で一緒にトロフィーを持ち上げる光景だ。それこそ今我々が取り組まなければならない事なんだ。」
今シーズンを一言で表すと?
「コネクション(繋がり)だ。チームには繋がりが生まれているし、クラブとも繋がったと思う。クラブ内の各部門が実に力強い方法で相互に繋がっているのだ。
また、観客はチームやクラブ、オーナー、そして他の世界との繋がりを持っている。そのうえで我々は自分達のDNAとの繋がりを持てたと思う。
すなわち自分達は何者なのか、自分達のスタイルはなにか、目標へ向かって前進しなければならないと言うことだ。」
シーズン終了後にパーティを行うのか?
「そんな事はしない。当然だね。まずは私達の側から選手やスタッフの働きぶりやエネルギー、情熱の全てに感謝の意を表したい。
先週、みんなで夕食会を開いたんだ。日曜日にスタジアムで家族やみんなと一緒に過ごす時間は、今シーズンを総括しつつお互いの顔を見て、再出発を図るのに最適な瞬間になると思う。」
ロペテギ監督の印象について
「彼は今回も良い仕事をしたと思う。彼はシーズン中盤の本当に厳しい時期に就任したが、すぐにパフォーマンスとリソースを変化させ、おそらく誰もが予想していたよりもずっと早くウルブスを安全圏に上昇させた。」
夏の間、犬のウィンの面倒は誰が見るのか?
「ウィンの面倒を見たいという候補者が300~400人はいるから問題ないよ! しっかりお世話してくれるはずだ。」
ジャカの去就について
「どの選手についても将来のことはお話しできないし、話すつもりもない。今シーズンを終えたあとで来シーズンのプランを立てるよ。」
冨安はプレ・シーズンに復帰できるのか
「彼は復帰にかなり近づいていると思う。願わくばウィリー(※サリバの愛称)の様にプレ・シーズンへ向けて良い状態でいて欲しいものだ。
彼らはとてもハードワークをしているが、彼自身にとっては幾つかの問題をあって本当に難しい1年だったと思う。
彼は人間としても素晴らしいし、トップ・プロフェッショナルと言える人物だ。彼が起用できるようになればチームとしても本当に助かる。」
先週末の日曜にマン・Cがタイトルを獲得するところを見ていたか
「試合全体は見てない。試合の一部とセレブレーションの様子も少し見たかな。ただ、8時間も座って見ていた訳じゃないよ。」
その時どう思ったか
「これが私の望みなんだ。彼らが優勝したのには理由がある。このリーグでは正しいことをより多く行い、ほぼ完ぺきなプレーをしなければならないが、彼らはそれをやってのけている。」
ブカヨ・サカとの契約延長は我々がもうベスト・プレーヤーを失う必要がないことを示しているのだろうか
「それも我々の計画の一部であり、今はそれを可能にする力強い立場にあると思う。彼は今のクラブでとても重要な選手の一人だし、彼には今後も我々と一緒に歩んで欲しいと考えていた。この結果には彼もクラブも非常に満足している。素晴らしい関係を築くことができたよ。」
(ソース:Arsenal.com)