ベンゲル:我々はファンのサポートを必要としている
リバプール戦での惨敗を受け、ベンゲルだけではなく選手達にも厳しい批判が集まっていますが、今週末に行われるプレミアリーグのボーンマス戦へ向けて、チームはファンのサポートを必要としているとベンゲルは語ります…
ベンゲル監督
「選手というのは、みなさんが考えている以上に速く、自分達がいかに優れているかということを忘れてしまうのだ。だからこそ、我々は自分達の力を信じ続けなければならない。」
「それはファンのみなさんも同じだ。チームが成功を収めるためにはファンの力が必要なのだ。確かにファンは『OK、オレ達のチームは全然ダメだ、最悪だ』と言うこともできる。我々はノーチャンスだとね。でも、それでは上手く行かない。」
「例え我々の結果が非常に残念なものであったとしても、今この瞬間もファンが自分達を支えてくれていることを我々は望んでいる。それはチームが成功するためにも必要なことだと思う。」
ボーンマス戦へ向けて…
「我々が1ヵ月半前にコミュニティ・シールドで優勝し、ほぼ同じ選手達でFAカップを制しているのを忘れないで欲しい。」
「この敗北から学んだことは、我々が期待されたレベルになかったことで、あれはある種の事故だったということを迅速に証明しなければならないということだ。移籍期間であるということも同じく影響したと思う。」
「トップレベルのスポーツマンというのは、他の人ならギブアップする様なことでも前進し続ける男のことを指す。今の時点でチャンピオンシップの残りを全て諦めたというのはどう考えてもバカげている。」
(ソース:Sky Sports)
レマルはアーセナル移籍に関心を示していた
アーセナルがクラブ史上最高額の移籍金で獲得オファーを出したものの獲得に至らなかったモナコのフランス代表WGトマ・レマルに関して、モナコのヴァシリーエヴ副会長がレマル自身はアーセナルやリバプールからのオファーに興味を示していたことを明かしたそうです…
ヴァシリーエヴ副会長
「簡単な話ではないのだ。トマはアーセナルかリバプールへ行きたがっていた。しかし、我々はディスカッションを重ねた上で、双方合意のもとここに留まるという結論を下した。」
「彼は我々にとって非常に重要な選手だ。したがって彼を売却することは出来なかった。もしそうなっていたらチーム全体に影響が出ていただろう。」
(ソース:Sky Sports)
ベンゲル:1月の移籍市場の存在に否定的
夏の移籍市場の期間をシーズン開幕前までに短縮しようという議論が起きていますが、ベンゲルは以前から1月の移籍市場の存在にも否定的です。今回、改めて持論を語っています…
ベンゲル監督
「出場機会のない選手などは『1月にどこへ行こうか?』と考え始めるものだ。だがそれは、フットボール・クラブの一員としての働き方としては如何なものかと思う。我々はそのことを理解すべきだ。」
「我々は人々を楽しませるためにここにいるのだ。共に何かを達成するためには、本当の意味で一緒に働いている人達が必要だ。『次はどこへ行こうか?』と常に考えている人とは、共に何かを達成することはできない。」
「私達はもう少し常識を持たなければならないと思っている。多くの人々が、現在はあまりにもビジネスの方へ傾き過ぎていると不満を口にしているけれど、私達はそれに対して何かできるはずだ。我々は試合に対して責任を持つ必要がある。」
「4時になっても『移籍しても良いのか?』『金額はいくらだ?』『どこへ行くのか?』と電話をしている状態で、重要な試合に備えて選手達を準備させることはできない。」
「シーズン開幕戦の48時間前に移籍市場が閉まり、その後はシーズン終了まで移籍市場を完全閉鎖とするのが理想的だと思う。」
(ソース:Sky Sports)