18-19 プレミアリーグ 第10節
《得点》
クリスタル・パレス:45’+1’&83’ミリボイェビッチ(PK)
【出場メンバー】
レノ
ベジェリン → 46’リヒトシュタイナー
ムスタフィ
ホールディング
ジャカ
トレイラ
グエンドゥジ
イウォビ
ラカゼット
=ベンチ=
チェフ
スミス=ロウ
エメリ監督、試合後のインタビュー
パフォーマンスについて…
「2チームとも残念な内容だったと思う。我々に関して言えば、前半は難しかった。相手に得点を許した時間帯はピッチ上をコントロールしていたのだが、ゴール前ではやるべき事を殆どやっていなかった。後半は二つのアクションから2ゴールを奪うことができたね。その後、相手は彼らのサポーターの後押しを受けて全員で攻めてきた。この瞬間に我々は優位なポジションを失ったので、しっかりと試合をコントロールする必要が出てきた。そして、3点目を奪わなければいけなかったし、もっと冷静になる必要もあったと思う。我々はそこから上手く切り替えられなかった。私としてはもっとプッシュし、試合に勝つために自分達の時間帯を作り続けたいと思っていたのだが、我々はそれができなかった。」
パレスの2点目はPKだったと思うか?
「ボックス内で入り乱れて守っている時には起こり得ることだ。あれがPKかどうかを決めるのは私の仕事ではない。私はレフェリーの判断を尊重する。我々は相手にチャンスを与えない様にする必要があったと思うし、ボールを持ってもっと状況をコントロールしつつ、相手を我々のボックス外に留めておくべきだった。しかし、今日はそれができなかった。」
エジルは交代に不満そうだったが…
「不満を持つのは普通のことだ。我々が良いプレーを出来ていない時にキャラクターを発揮してくれる彼の様な選手は好きだよ。それに、私が彼を下げたのは2-1とリードしている時間帯だったし、全ての選手がプレーを続けたいと思うが普通だ。」
PKはムスタフィのミスからだった様だが…
「あなたは私よりよく見ているね! もしかしたらそうかもしれないし、違うかもしれない。それについては、試合をもう一度観てからじゃないと話せない。」
パレスが2点目を決めたあと、選手達に何を伝え様としていたのか?
「ピッチ上にミスは付き物だ。私だって毎日のように判断ミスを犯している。ミスから学ぶべきであって、ピッチ上での自信や信念を失う必要はないのだ。2失点目のとき、ラカ(ラカゼット)はそこまで深く考えていなかったのかもしれないので、私は彼にもっと考えさせようとしていたんだ。2失点目は相手ボックス内にボールを入れたあとの1回の悪いパスから起きたものだ。我々は自陣や相手のボックス内にいるとき、敵陣ならラスト・アクションはゴールかシュートで終える必要があるし、自陣ならコーナーやその他のアクションで競り勝たなければいけない。だが、我々はあのパスでボールを失い、彼らのカウンターがゴールに繋がった。私としては我々が学び続けるプロセスにおいて、ピッチ上で起こり得ることだと思っている。ただ、我々にはボールを持って良い時間帯を作るんだというメンタリティが必要だ。自分達の時間帯とチャンスを生み出すためにも、そういう心構えを持ち続けなければいけない。ラスト10分でそれを追求したいと思っていたが叶わなかった。」
エジルを下げてウェルベックを10番の位置に入れたのはなぜか?
「前回のプレミアリーグの試合(アウェーのフラム戦)、我々はそれでプレーしていたし非常に良い仕事ができていた。我々はポゼッションをやや失っていたし、前回の試合のように攻守の切り替わりが激しかったと思う。それに、ダニー(・ウェルベック)とラカにすることで、二人の間で攻守の切り替えと多くのゴールが生まれる様にしたかった。また、FKの守備をする際、彼らは9人目の選手も上がってきて更なる追加点を奪うチャンスを増やそうとしてきた。こういう状況のとき、ウェルベックは攻守に渡ってとても活躍できるのだ。」
彼がリーダーとしてプレッシャーを掛けないことに失望しているか?
「少しね。我々はプロセスの途中だが、今は良いポジションにつけているので、我々の目標に向かってプロセスを継続していく必要がある。アウェー戦は厳しいものだが、チームはもっと改善できると思っている。今日の引き分けはそこまで悪くないと思う。もちろん勝ちたかったが簡単なことではない。今日の試合でも目の当たりにした様に彼らは素晴らしいチームだ。全てのチームにとってこの場所でプレーするのは簡単なことではない。しかし、我々のチャレンジは全ての試合から学びつつ自分達のプロセスを継続して行くことだ。それはつまり、守備の状況から学び改善することだと思う。」
(ソース:Arsenal.com)