ティアニー:監督を信頼している
全ての大会を通して4試合連続未勝利&プレミアリーグでは直近9試合で僅か2勝と低迷するアーセナルにあって、ファンやメディアからはエメリの解任を求める声が高まっています。この様な状況にあって、現在のチーム状況を好転させるのにエメリは相応しい監督か?と尋ねられたティアニーは次の様にコメントしています。
ティアニー
「Yes、もちろんだ。それに、ピッチ上で修正できるかどうかは僕たち選手次第だからね。アーセナルに加入して以降、僕にとって監督は素晴らしい存在だ。
僕は多くのことを学んでいる。日々学習し素晴らしい選手たちと一緒にプレーしているんだ。ドレッシング・ルームの誰もが監督やお互いのことを信頼している。
周りの選手たちも僕をより良い選手にしてくれる。僕はひたすら学んでいるところだけど、毎週楽しくて仕方ないんだ。
監督はボールをキープしてポゼッションしながらパスを回すゲームを好んでる。僕はそれを学びながら、監督と一緒に自分のテクニックを磨いているところだ。
パスとクロスの向上に努めているけど、まぁ一般的なことを全般だね。」
また、ティアニーはフィットネスを完全に取り戻すべく、直近の代表招集を辞退しました。代表チームもそのことは理解してくれていると語ります。
「もちろん代表チームでプレーしたいけど、長期的なキャリアを築くためにベストなことをやらないといけない。今夜の試合は僕にとってここ5日間で2試合目だったけど、終盤は疲れ果ててた。
これ(代表招集の辞退)は正しい決断だったと思う。代表戦ウィークに突入すれば休養して体力を回復させることができるからね。僕のオペレーションはどんどん負荷が上がっているんだ。
休養できるのは良いことだし、その上で次のキャンプに備えたい。」
(ソース:Sky Sports)
ベンゲルはエメリを擁護
beIN SPORTSの番組に出演したベンゲルが、エメリ・アーセナルの現状についてコメントを求められて次の様に語っています。
ベンゲル
「アーセナルについては多くを語らない。彼らをサポートするだけだ。私はチームの勝利を望んでいる一人のサポーターだからね。それだけだよ。
私がアーセナルを色々と評価するのは難しいものがある。なぜなら、長期間に渡ってクラブを指揮してたのはあなただろってすぐ思われてしまうからね。
だから私はただのサポーターという立場でいたいんだ。彼らが負ければ不満だし勝てばとてもハッピーだ。」
また、エメリはファンと一悶着起こしたジャカをキャプテンから外す決断を下しましたが、ベンゲルはこの件についても次のように語ってエメリを擁護しています。
「監督は時としてこの様な決断に直面するものだ。我々監督というのは常に予期せぬ事態に直面する。そして、それに対して迅速に決断を下す必要がある。
アーセナルは世界中からリスペクトされているクラブだと私は思っている。なぜなら、価値観が築き上げられているからだ。そして、この価値観は誰もが尊重すべきもので、監督であってもリスペクトしなければならない。
私にとってアーセナルは常に品格のあるクラブだ。現代のフットボール界では自分達の行動に大きな責任が伴う。今回の一件もその一つの例だ。アーセナルは世界的なビッグ・クラブの一つであり、行動でそれを示す必要があったと思う。」
(ソース:Daily Express)
バイエルンはベンゲルを後任監督にリストアップせず
コバッチ監督が辞任したバイエルン・ミュンヘンの後任監督として、アーセナルを退任後フリーの状態が続いているベンゲルが最有力だとの報道がなされています。しかし、ドイツのビルド紙によると、ルンメニゲ会長とベンゲルが接触したのは事実らしいですが、バイエルンはベンゲルを後任監督としては考えていないそうです。
ビルド紙の情報提供者によると、コバッチの辞任後にベンゲルの方からルンメニゲ会長へ電話をかけて監督就任に興味を持っていると伝えたらしいです。しかし、バイエルンはベンゲルのアーセナルでの実績は高く評価しているものの、監督として招聘するつもりは無いそうです。
後任候補としては現在フリーのアッレグリやアヤックスを躍進させたテン・ハフの名前が挙がっているようです。ただ、現在暫定監督を務めるフリックがこのまま正式に就任する可能性が高いらしいです。
(ソース:football.london)