ベンゲル:エジルを活かすには攻守のバランスが必要
アルテタの下で完全に構想外となっているエジルですが、ドイツのデア・シュピーゲル誌のインタビューに応じたベンゲルがエジルの活かし方を語っています。
ベンゲル
「彼はピッチ上で最高の規律の持ち主という訳ではない。それに、ボールを持っていないところでのプレーも苦手だった。しかし、周囲により守備的な選手を配置することで対処可能だ。要は攻守のバランスを取ってやる必要があるのだ。
選手達はこの10年間で技術的なクォリティを失ってしまったと思う。技術や意思決定よりもフィジカルが重要になってきている。それはつまり、フィジカル面での性質や強度そして爆発力だ。」
べゲルは2013年の夏の移籍市場でレアル・マドリーからエジルを獲得しました。エジルは2015-2016シーズンにはリーグ戦19アシストを記録するなど、プレミアリーグ最速で50アシストを記録するなど活躍しました。
しかし、ベンゲルが勇退するとチーム内における序列が下がり始めます。アルテタは就任当初こそエジルをスタメン起用しましたが、ロックダウン明け以降は一度も起用していません。
(ソース:Goal.com)
エジルにサウジアラビアのクラブからオファー
フットボール・コンサルタントのイアン・マクギャリー氏によると、サウジアラビアのクラブがエジルにオファーを出していたそうです。
ただ、トルコにルーツを持つエジルは、現在サウジアラビアとトルコの外交関係が最悪という情勢を踏まえてオファーを断ったそうです。
(ソース:football.london)
最新の移籍ゴシップ
エジルとの契約解除へ向けた交渉を再開?
アーセナルは過去数週間に渡り、エジルとの契約を解除すべく交渉を行ってきたとされています。そうすればエジルはどのクラブにも自由に移籍できます。しかし、夏の移籍期間中には合意に至りませんでした。
エジルが現行契約の残りで受け取る予定の給与は総額1,300万ポンド(約18億円)にもなることから、ELの登録メンバーから外れアルテタの構想外になっている選手に支払う給与としてはあまりに過大です。
そのためクラブは契約解除をしてエジルの給与を帳簿から外したいと考えているようです。
なお、仮に契約解除となった場合はMLSへ移籍する可能性が高いと噂されています。
アワールの獲得失敗は高額過ぎる代理人手数料が原因?
Twitterの方では以前書きましたが、こちらでも改めて載せます。
アーセナルが夏の移籍市場で獲得を目指していたフセム・アワールですが、選手とは合意していたと報じられるものの最終的に移籍は実現しませんでした。
その後、アーセナルは移籍市場最終日にパーテイのバイアウトを行使しています。パーテイに5,000万ユーロ(約62億円)支払う余裕はあるのに、アワールの移籍金は支払えなかったのか?という疑問が残りますが、その理由は代理人側が要求した手数料にあるという報道があります。
アワールの代理人は兄弟のブラヒム・アワール氏が務めているようですが、代理人が受け取る手数料として1,000万ポンド(約14億円)を要求していたらしいです。アーセナルがこの支払いを拒否したことから、移籍が実現しなかったと報じられています。
なお、アワール本人はアーセナル行きが実現しなかったことに関して、特にガッカリはしていないし大好きなリヨンでプレーし続けられることに満足しているという趣旨のコメントをしています。
(ソース:Mirror)
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