アルテタ:ベンゲルとファーガソンの対立関係を覚えている
90年代〜2000年代初頭にかけての8年間、プレミアリーグはアーセナルとマンチェスター・Uの2強時代が続き、この2チームが常にリーグ優勝を争う時代でした。クラブ同士もさる事ながら、ベンゲルとファーガソンのライバル関係も強烈で、いつも舌戦を繰り広げていました。
アルテタは両チームの歴史を踏まえ、日曜日のユナイテッド戦は負けられないと語ります。
アルテタ監督
「プレミアリーグで最高のライバル関係の一つだろう。この対立関係の歴史的意味は大きいと思う。アーセン(・ベンゲル)とサー・アレックス(・ファーガソン)や選手同士の対立関係を良く覚えている。
彼らはリーグ制覇を争っていたので常に激戦だった。プレミアリーグでも屈指の激戦だと思うし、だからこそ私もオールド・トラットフォードへ乗り込むのは興奮するんだ。
そこでの勝利に近づいていると信じたい。我々のマインドは間違いなくオールド・トラットフォードで勝つことだ。それが我々のアプローチであり、日曜日の試合で勝つための試合内容を考えている。」
(ソース:Arsenal.com)
アルテタから見たスールシャール
アルテタ監督
「彼らは本当に良い関係を築いているし、それぞれが全く異なっているんだ。彼らはなめらかな動きをしており、ピッチ上で素晴らしい相互理解と相性を見せている。
ロックダウン以降、オーレ(・グンナー・スールシャール)は状況を劇的に改善させた。シーズン終盤の彼らのゴール数やゴールまでの形を見れば明らかだよ。彼らは脅威だ。
彼らは2〜3つの異なるフォーメーションを使い分ける。対戦相手や選手のクォリティを考慮しての事だろうが、ある瞬間にゲームの流れを変えてしまう事もある。
彼らには順応性があるしビッグ・スカッドを有している。したがって、様々な選択肢があるんだよ。我々はそれに備えなければいけない。」
(ソース:Arsenal.com)
アルテタ監督:プレス・カンファレンス
どの様にクリエイティブさと自由度をチームに加えるのか?
「その構造は、我々がボールを失った時に相手を特定の動きに制限することだ。他の構造は流れていく。我々は非常に多くの攻撃パターンを持っていて、相手のフォーメーションやスペースの状況に応じて使い分けている。これはこれで異なるものだ。
それよりも、我々がボールを持った時の攻撃性とその意図、相手の裏へ走る動きが大事になってくる。選手が『何かしなければいけない』と考えるのはどんな時だろうか? 我々としては彼ら自身でその事を考え、他人がどうとかではなく、自ら説明責任できる様にして欲しいのだ。
選手達はもっと頻繁にボックス内へボール入れる動きが必要だと思う。それがトップチームの戦い方と言うものだからだ。相手がなんとしてもボックス内を死守したいと思ったら、全員でボックスを守りに来る。それはつまり、ゴール前でアグレッシブになっていると言うことだ。
私が着任してからその様な場面はあまり見られないが、これからはどんどんそうなって行くと思うよ。」
守備構造の進化について
「我々が改善した点はたくさんあると思うし、それを示す統計データも揃っている。レスター戦後に我々は彼らのゲームプランについて考えたのだが、彼らは普段とはガラリと変わり我々に対してかなり自陣深くに引いて守っていた。
普段の彼らは試合を圧倒的に支配して、本当に魅力的なフットボールを展開している。その彼らがあの様な戦い方をすると言うことは、我々が他チームからリスペクトされている証だと言う結論に達した。
今後、我々は少し考え方を変える必要がある。今後頻繁に起こると予想されるブロックを形成した相手への対処をトレーニングしなければならない。我々はチームに『あれをやられると困ったことになるから、別の方法で行くしかない』と思わせた。
それに取り組みつつ改善していけば、我々はもっと良くなって行くだろう。」
オーバメヤンは中央でプレーするのか?
「それがチームを進化させるために我々が考えている選択肢の一つだ。彼が3〜4試合連続で無得点だと『もっと中央でプレーする必要がある』と指摘される。
彼は左サイドでプレーすることによりCBに捕まる事が無かったのでとても上手く行った。彼も左サイドにいる事で自由にプレーできていた。批判はこの業界に付き物だよ。」
ぺぺについて
「彼には時間が必要だった。クラブが彼に多額の投資をしたので期待も大きいし、彼にとっても楽な状況ではなかった。
ただ、彼は上手く状況に対応していて適応力がある。それに予測不可能な動きをする選手で何か特別な力を持っている。あとは安定感のあるプレーを見せるだけだ。」
(ソース:Arsenal.com)
Twitterもやってます→Follow @Arsenal_watch
スポンサーリンク