ウィルシャー:ウェストハムでは上手く行ってない
アーセナル・アカデミーの出身で10年間アーセナルでプレーしたウィルシャーですが、2018年にクラブとの契約延長を断ってFAでウェストハムへ移籍しています。しかし、ウェストハムでもアーセナル時代同様に怪我に悩まされ続けており、加入後2シーズンで合計16試合しかプレーしていません。
そして、現在の契約が2021年までとなっていることから、去就について様々な憶測が飛び交っています。そんな中、ウィルシャーが今の心境をメディアに語っています。
ウィルシャー
「正直言って上手く行ってない。オレが思い描いた通りには行ってなくて、あまりに多くの試合を欠場してて十分にプレーできていない。
でも、もう一度キャリアを軌道に戻したいと思ってるし、毎週のように試合に出てまたフットボール選手の気分を味わいたいと思ってる。
ここ数年間はフラストレーションを感じているんだ。アーセナルでのキャリアは間違いなく順風満帆なスタートだった。エンジョイ出来ていたし最高だったよ。それが当たり前だと思ってた。それで、その後に怪我をして自分の体のことが分かり始めたし、フットボールにはこう言う側面もあるんだと理解してきた。
アーセナルで過ごした時間は楽しかった。その後ボーンマスへ行って良いシーズンを過ごしていたけどまた怪我をしてしまったんだ。
復帰後、移籍しても良いと言われたけど残留することにした。それで、チームに再び戻るために戦って良い1年を過ごせたと思ってる。そのあと、アーセナルを離れてウェストハムへ加わることにしたんだ。」
(ソース:Goal.com)
プレミアリーグ再開後は毎日4試合が行われる?
リーグ戦が無期限延期中となっているプレミアリーグですが、現在リーグ戦の取り扱いについてあらゆる可能性が検討されています。リーグ戦の早期終了についても噂されていますが、そうなると今シーズン無類の強さを誇り30年ぶりのリーグ優勝をほぼ確実にしているリバプールの優勝も無くなると思われます。
ただ、プレミアリーグはリーグ戦の全日程消化という方針をとっている様です。リーグ戦を早期に終了してしまうと、放映権料の一部をTV局に返還しなければならないためです。現時点で終了した場合、リーグ全体で7億2,000万ポンド(約973億円)を返還する必要が出てきてしまいます。
返還となれば各クラブの財政負担があまりに大きくなってしまいます。そのため、今のところ6月中のリーグ戦再開へ向けて話し合いが行われている様です。ただ、その場合も新型コロナウィルスの感染拡大を避けるため、ほぼ間違いなく無観客試合になる見込みです。
また、来シーズンへ向けた十分な準備期間を取る必要も出てきます。そこで一つの解決策として、ウェンブリー・スタジアムで1日4試合を行うという案が検討されているそうです。定期的に試合を行える中立地のスタジアムということで白羽の矢が立ったとのこと。
リーグ戦中断の影響はすでに出始めており、サウサンプトンは木曜日に選手への給与支払いを一時延期すると発表しました。選手への給与支払いを延期する代わりに、全従業員の雇用を守るという選択をしました。
その後、ウェストハムも選手への給与支払い延期と、クラブの会長・副会長そしてモイーズ監督の給与を30%カットを行い、全従業員に満額の給与を支払うと発表しています。
ちなみに、我らがアーセナルは4月30日まで(非常勤スタッフを含む)全従業員の給与を支払うと発表していますが、30日以降の対応については正式な発表はありません。
(ソース:Daily Express)