ウーデゴールが代表戦で負傷
24日に行われたW杯予選のノルウェー vs ジブラルタル戦に出場したウーデゴールは、前半に足首を捻ったらしくピッチで治療を受けたもののハーフタイムで退いています。
なお、怪我の状態についてノルウェー代表のソルバッケン監督は試合後に「マルティン(・ウーデゴール)が土曜日のトルコ戦で問題なくプレーできると期待している。深刻な怪我ではない。」とコメントしており、大事に至らなかった様です。
アーセナルは代表戦ウィーク明けの4月3日にプレミアリーグでリバプールと対戦し、その5日後にELの準々決勝でスラヴィア・プラハと対戦する予定です。
(ソース:Goal.com)
ディフェンス陣の去就予想
アーセナルは今夏の移籍市場でも忙しく動き回ると予想されていますが、その中でも守備陣、特にCBの入れ替わりが激しいと見られています。
昨夏の移籍市場で人員整理が上手くいかず、9名ものCBを抱える状態でシーズンをスタートさせましたが、1月の移籍市場でソクラテス&ムスタフィと契約解除を行いFAで放出しています。
アルテタは以前、(CBは)4〜5名の体制が理想的という趣旨のコメントをしました。アーセナルは現在ダビド・ルイス、ホールディング、チャンバース、ガブリエウ、パブロ・マリがプレーしており、さらにはローン移籍中のサリバとマヴロパノスもいます。
このことから、今夏の移籍市場では2〜3名のCBが放出される可能性があります。この様な状況から、football.londonがCBの去就を査定しているのでご紹介します。
■ガブリエウ 残留
間違いなく残留。昨夏の加入直後に3ヶ月連続で月間最優秀選手に選出されるなど大活躍。クリスマスシーズンに一時調子を落としたものの、現在は本来のパフォーマンスを取り戻している。
まだ23歳と若く、今後数年間はアーセナル守備陣のレギュラーとしてプレーするだろう。
■パブロ・マリ 残留
ガブリエウと同様に残留間違いなし。コロナ・パンデミックによるリーグ戦中断と怪我による長期離脱のため、2020年の暮れまで3試合しかプレーできなかった。
しかし、実戦復帰後はその能力を存分に発揮しており、冷静な対応と空中戦の能力からアーセナルにとって信頼できる選択肢であることを証明した。
■ホールディング 残留
昨夏はニューカッスルへの移籍が目前に迫るなど、多くの人がアーセナルでのキャリアは終わったと考えていた。
しかし、アルテタが残留を強く希望したことからチームに残ると、最近までレギュラーとしてコンスタントにプレーし続けた。
チームにとって今シーズンのベストDFであり1月に契約延長も行っている。
■サリバ 残留
状況が複雑な選手だが残留。昨夏にサンテティエンヌのローンから復帰し、今シーズンはアーセナルで飛躍の1年になると思われたが、アルテタはプレミアリーグでプレーする準備が出来ていないと判断し、トップチームで1試合も出場することなく1月にニースへローン移籍する。
ローン先のニースではリーグ・アンで素晴らしいパフォーマンスを披露し、アーセナルが多額の移籍金を投じて獲得した理由を改めて示した。
アーセナルに加入して2年になるが、来シーズンもトップチームに留まり続けられない様なら、チームでの将来を再考する必要があるだだろう。
■ダビド・ルイス 放出
サリバ同様に状況が複雑な選手。 アーセナル加入以降、意外にもロッカールームの中心選手になり、サカやマルティネッリなど若手選手への影響力が大きい。また、後方からのビルドアップで重要な役割を果たしている。
しかしながら、まもなく34歳になることや最近行われたウェストハムやオリンピアコス戦でも再び問題点が浮き彫りになった。
彼はアルテタのお気に入りだが、若手が台頭してきていることを考えるとお別れする時期だろう。
■マヴロパスノ ローン移籍
マヴロパノスはアーセナルで忘れられた存在だった。2018年1月に加入すると当初は印象的なパフォーマンスを披露したが、その後の度重なるで1年近く離脱すると、復帰後はニュルンベルクそしてシュツットガルトへローン移籍に出された。
両クラブへのローン移籍では才能を存分に発揮しており、アーセナル時代に補強部門の責任者として彼の獲得を行った現シュツットガルトのミスリンタートSDは、ブンデスリーガで最速のDFだと高く評価している。
マヴロパノスは高いユーティリティ性を持っており、3バック・4バックに関係なくバックラインのどこでもプレーできる。さらに、まだ23歳という年齢を考えればまだまだ良くなる可能性が高い。
今シーズンのシュツットガルトでの活躍から、アーセナル復帰後はプレ・シーズンでポジション争いを行うことになるだろう。
しかし、このまま成長を続けるにはコンスタントにプレーする必要があるが、アーセナルはその出場機会を保証できないかもしれない。
間違いなく才能のある選手であり契約がまだ2年残っていることを考えると、来シーズンはプレミアリーグのクラブへローン移籍に出すことがベストな選択肢かもしれない。
■チャンバース 残留
アーセナルにとって最も難しい決断になる選手だろう。もしも数週間前だったら残留させるのに消極的だっただろう。
チャンバースは2014年の加入以来となる最高のパフォーマンスを発揮していたが、アルテタの監督就任と同時に負傷して長期離脱となった。このままアーセナルを去ることが全員にとってベストな選択肢かと思われた。
しかし、この数週間で状況が一変する。バーンリーやウェストハムとの試合で右SBとしての存在感を発揮したのだ。仮に来シーズン、アルテタが前線に4人を並べるスタイルを採用した場合、彼の汎用性は計り知れない恩恵をもたらすだろう。
26歳という年齢や契約が来シーズンまでとなっている現状を考えると、彼を慰留するのは難しいかもしれない。
それでもベジェリンやメイトランド=ナイルズに退団の可能性があることを考えると、複数のポジションでプレーできるチャンバースの汎用性があれば、アーセナルは多額の補強費用を節約することができる。
そして、その節約した補強費用をウーデゴール獲得資金に回すことができるだろう。
(ソース:football.london)
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