第34節のチェルシー戦の日程が変更
プレミアリーグは4月29日土曜日の17時30分キックオフで予定されていたアーセナル vs チェルシー戦を、5月2日火曜日の20時キックオフに変更すると発表しました。日時はいずれも現地時間です。
プレミアリーグの発表によると、4月29日の試合は2月に開催された安全諮問委員会(SAG)で承認されていましたが、ロンドン警視庁がキックオフ時間を変更する必要があると判断してSAG開催を要請していました。
アーセナルは今回の急な日程変更に関して、当初は土曜日の夕方に開催予定だったことからサポーターに大きな影響を与えるとして不満を表明しています。
(ここまでのソース:Arsenal.com)
また、アーセナルとチェルシー両クラブのサポーターズ・トラストは、今回の日程変更は到底受け入れられないとする共同声明を発表しています。
AST&CSTの共同声明
「試合まであと18日を切った段階でアーセナル vs チェルシー戦が延期され、日程の再調整が行われるという発表は到底受け入れられない。両クラブ、放送局、安全諮問委員会、警察がそれぞれ確認し承認された試合日程が動かされたことに深く失望している。これは観戦を予定していたサポーターに対する侮辱とも言える。
警察によって、クラブやサポーターに悪影響を与える恣意的で無責任な決定が下されるのは今回が初めてではない。
この決定によって既に移動や宿泊の手配をしているサポーターに多大な不便を強いるし、観戦を予定していたサポーターにも悪影響を与える。
ASTとCSTはプレミアリーグに対してこの問題の背景についてより詳細な説明を求める。また、我々はロンドン警視庁を監督する立場にあるロンドン市長にもこの件を伝えるつもりだ。
今回の件はサポーターを完全に侮辱している。」
なお、ロンドン警視庁は日程変更に関して次のような声明を発表しています。
ロンドン警視庁
「この日程変更は週末の遅い時間にキックオフが行われることで、それに関連する反社会的行動や犯罪を軽減するための積極的な予防策として実施されたものだ。ロンドン警視庁は犯罪行為や無秩序な行動、そしてファンへの影響を最小限に抑えるため4月29日のキックオフ時間を早める提案をしていた。しかし、これはフットボール・パートナーによって拒否されたため、代替案として別の日に試合を行う選択をした。」
今回の日程変更により4月26日マン・C戦(アウェー)、5月2日チェルシー戦(ホーム)、5月7日ニューカッスル戦(アウェー)というスケジュールになり、タイトル争いを行う上で非常に重要な3試合になります。
(ソース:Daily Mail)
サリバは今週末のウェストハム戦も欠場か?
Daily Mailによると、背中の怪我で離脱中のサリバですが日曜日に行われるウェストハム戦も欠場する可能性があるそうです。
サリバは先月行われたELのスポルティングCP戦で負傷交代し、それ以降3試合を欠場しています。サリバが離脱中はホールディングが代わりを務めています。
背中の怪我ということもありアーセナルは復帰スケジュールの公表に消極的です。
サリバの欠場が続く一方で、足首の怪我で離脱していたエンケティアが復帰に近づいているようです。
エンケティアは3月1日以降プレーしていませんが、今週末のウェストハム戦か来週のサウサンプトン戦でスカッドに復帰する可能性があるとのこと。
(ソース:Daily Mail)