- アルテタ監督:プレス・カンファレンス
- 最新のチームニュースと5名の離脱者について
- 色々あった1週間だが選手達は集中力を維持してトレーニングしているか
- エバートン戦の重要性について
- エバートン戦は監督にとって特別なものか
- 4試合無敗で勢い付いているか
- ビジャレアル戦のことが頭の片隅にあるか
- 取締役会のメンバーのうち誰と話をしたか
- 取締役会のメンバーから監督や選手達に対して謝罪はあったのか
- クロエンケ氏から連絡はあったのか
- クロエンケ氏から謝罪の言葉はあったのか
- 今現在、ファンとクラブの間には不信感があると思うが
- 監督はスーパーリーグ参加を容認していたのか
- コンセプトそのものには同意できるか
- ペップの「こんなのスポーツじゃない」という意見に同意するか
- この件について選手達に最初に話した際の状況は
アルテタ監督:プレス・カンファレンス
※一部を抜粋
最新のチームニュースと5名の離脱者について
「そうだね、残念ながらそれが現実だ。彼らは全員とても良く頑張っていて、予定よりも少し早いペースで回復している。
マルティン(・ウーデゴール)はやや疑問が残るものの、今日のトレーニングでどんな感じか様子を見る。残りの選手について出来るだけ早期に復帰できるようにしたいと考えている。」
色々あった1週間だが選手達は集中力を維持してトレーニングしているか
「私は慣れて来たよ。私が監督に就任して以来、ジェットコースターの様な日々が続いているからね。おそらく、この1年半は過去20年間で最も多くの出来事があったと思う。
それに対処しつつ全員の結束とコミットメントを維持し、明確かつ透明性のあるニュースを(選手達に?)伝える様にしている。その上で前進しようと思っている。
この1週間は世界中のフットボール関係者にとって非常に厳しいものだったけれど、我々は前進しなければならない。ここから得られる教訓はたくさんあると思う。
我々は学ぶところは学び、反省すべきところは反省してフットボールをより良い状況にしていく必要がある。」
エバートン戦の重要性について
「彼らは本当に素晴らしいシーズンを送っているが、我々は思うように結果を出せていない。フラム戦ではパフォーマンスはともかく、結果は残念なものだった。
しかしながら、来シーズンも欧州大会に出場するためには、プレミアリーグの残り試合全てに勝利しなければならない。」
エバートン戦は監督にとって特別なものか
「常にそうだ。素晴らしい7年間を過ごしたからね。エバートンには私が愛して止まない人たちが大勢いるし、クラブやサポーターに対しても様々な感情を持っている。
彼らには常に感謝の気持ちでいっぱいだ。エバートンでは素晴らしい月日を送ることができたからね。決して忘れないよ。」
4試合無敗で勢い付いているか
「まさにその通りだ。しかし、フラム戦で勝ちきれなかったことは、我々にとって極めて残念なことだよ。それでも我々は前へ進まなければいけない。
リーグ戦やEL準決勝など、我々にはまだやるべき事がたくさんあるからね。今シーズンをどういう形で締め括るか、みんなで考えている。」
ビジャレアル戦のことが頭の片隅にあるか
「いや、エバートン戦に集中したい。まだ試合まで5日以上の準備期間があるし、そこをどう過ごすかはエバートン戦の結果次第だからね。現時点でチームはそのことしか考えていない。」
取締役会のメンバーのうち誰と話をしたか
「ヴィナイ(・ヴェンカテシャム)から話があって今どう言う状況なのかや、発表される直前までのプロセスについて少し説明してくれた。
彼は極めて明快かつ透明性のある対応をしてくれたし、我々がこの件について知らされていなかった理由も理解している。
もちろん、私は今回の決定に関与していないが、我々はそうなった理由を理解している。」
取締役会のメンバーから監督や選手達に対して謝罪はあったのか
「説明があった。ヴィナイやオーナー、そしてこのプロセスに関わった全ての人達からね。彼らは皆クラブを守り、現在そして将来へ向けてクラブを最良の状態にしたいという正しい意図を持っていた。
しかし、この対処法が酷い結果をもたらしたこと、そしてその判断が誤りであったことを認めている。このクラブのためにベストを尽くしたい、という純粋な想いを持っている人はリスペクトすべきだ。
しかしながら、それを実現できなかったり誤った方向へ行ってしまった時は、この場に立って謝罪することもできるのだ。
これらは私の意見だが、選手やスタッフそしてこのクラブで働く全ての人たちが、この事を受け入れて前へ進まなければいけないと思っている。クラブ内における彼らの対応はとても良かったと思うよ。」
クロエンケ氏から連絡はあったのか
「もちろんだ。彼からも連絡があったよ。昨日も彼らと話したが内容は同じものだった。
これまで通り我々が何かを必要としたり何かが起こると、彼らはすぐに行動を起こし出来る限りの答えを用意してくれるなど可能な限りのサポートをしてくる。今回もそうだった。」
クロエンケ氏から謝罪の言葉はあったのか
「明確な謝罪があった。もちろん、彼らにはフットボール・クラブを経営するという大きな責任を負っている。これは彼らの言葉だ。
チームに迷惑をかけてしまったこと、もっと早い段階で別のコミュニケーション方法を取るべきだったこと、ここに至る経緯を説明してこなかったことについて謝罪していた。
彼らからはこの話を私から選手達に伝えて欲しいと言われた。それで十分だと思う。彼らの謝罪を私は受け入れた。」
今現在、ファンとクラブの間には不信感があると思うが
「今回の一件は大きな教訓であると同時に、世界におけるフットボールの重要性を示したと思う。このスポーツにおける魂はファンそのものであり、それ以上でも以下でもないことが示された。
1年に渡るパンデミックのなか、スタジアムにファンが不在の状態でフットボール界を維持しようとしてきたが、いざファンの皆んなが出てくると本当に明確な声を挙げてくれた。
おそらくフットボール界における最も強力なメッセージだったと思う。それを受けて(ESLに)関心を失ったクラブは正しい行動を取った。
つまり、ファンこそが我々が耳を傾けるべき相手なのだ。我々は彼らの話を聞く必要がある。このプロジェクトの発表から24時間で彼らはこのプロジェクトの中止を決めた。
今回の一件は、フットボールの歴史の中で最も大きな出来事になると思う。」
監督はスーパーリーグ参加を容認していたのか
「この件については何も知らなかった。過去数ヶ月に渡って様々な話し合いが行われていたのは聞いていたが、それについて評価や意見を言えるほど詳細について知らされていなかった。
ここは明確にしておきたいが、私が何が起きているかを見聞きして理解し始めた頃には、既にこのプロジェクトが終わっていたんだ。」
コンセプトそのものには同意できるか
「コンセプトもまだちゃんと理解できていない。そのコンセプトをどう推進していくのか、どうすれば他の参加者が加われるのか、どの様に共有されるのか、その背後にあるメリットは何なのかまだ分からない。そう言う情報が手元にないんだ。」
ペップの「こんなのスポーツじゃない」という意見に同意するか
「そうだね、我々がここにいる最大の理由は勝敗に不確実性があって夢を見ることができるからだ。どんな相手にも勝つことを夢見て、より良い順位へ行ける可能性があればもっと悪い順位へ落ちるリスクもある。
そういった事がみんなの活力になるのだと思う。」
この件について選手達に最初に話した際の状況は
「選手達には自分自身の意見を表明する自由がある。もちろん、我々はこの件に直接関与していたが、そうじゃない場合人々は見聞きしたり憶測による情報で異なる意見を持つことになるのでそこは尊重する必要があるだろう。
エクトル(・ベジェリン)は投稿することによって自身の意見を自由に述べただけだ。」
(ソース:Arsenal.com)
今回はESLに関する内容が盛りだくさんなのですが、あまりに多すぎて全て載せきれませんでした…。
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