22-23 プレミアリーグ 第21節
アーセナル 3-2 マンチェスター・ユナイテッド
≪得点≫
アーセナル:24’&90’エンケティア、53’サカ
マン・U:17’ラッシュフォード、59’マルティネス
【出場メンバー】
ラムズデール
ホワイト → 46’冨安
ガブリエウ
サリバ
ジンチェンコ
ジャカ
トーマス
マルティネッリ → 82’トロサール
ウーデゴール → 90’+2’ホールディング
サカ
エンケティア
=ベンチ=
ターナー
ティアニー
ロコンガ
ビエイラ
スミス・ロウ
マルキーニョス
アルテタ監督:プレス・カンファレンス
※一部を抜粋
試合終了後の雰囲気について
「あのような雰囲気をかつて味わったことがあるか分からないが、これ以上に素晴らしいことは無いだろう。本当に特別で美しい瞬間だったと思う。
我々は猛攻を仕掛けたもののなかなかゴールが生まれなかったからね。そのうえ最後の最後にVARが来てさらに状況が複雑になったけれど、まさに刺激的だったし感動的かつ情熱的な雰囲気で最高だったよ。」
この勝利はタイトル争いの中でどれだけ大きな意味を持つだろうか
「特にアウェーのロンドン・ダービーに勝利して戻って来たあとの試合だった訳だが、今日は全く異なるチームとの試合だった。試合で求められる内容もプレースタイルも全く異なり、このチームと真正面で戦うのは非常に危険だと思った。
と言うのも、相手を罰するような攻撃をやり始めることがあるからだ。我々は2-1にして試合をひっくり返したがオールド・トラッフォードで起きたことが再び起こった。
2-1の時点で完全に試合を支配していたのにゴールを奪われてしまったのだ。健全な感情とこの試合で何が求められるかを理解するだけの知性がなかったら試合を失う瞬間だったと思う。だが、我々はその真逆でどんどん良くなっていき勝利に十分値するようになった。」
エディ・エンケティアのパフォーマンスについて
「エディがやっていることは信じられないよ。これまでそうだったとは言えないが、彼がそうなることを我々も期待していた。それはつまり彼のメンタリティーやクォリティ、そしてそのクォリティがチームの中にどうフィットするかだ。
ギャビー(・ジェズス)を怪我で失ったのは大きな痛手だったし、今日も彼の不在は痛かったけれど、エディは期待にしっかり応えていると思う。それが私の考えるチームというものだ。」
監督はどうやって若手に浮足立つことなくプレーさせているのか
「毎日リマインドさせることと、我々は常に明日のことを話すようにしている。このリーグは非常に厳しいし対戦相手に厳しい要求を突き付けて来るけれど、今日我々がコントロールしようとしていることは自分達の手の中にあるのだ。それを踏まえたうえで、日々自分達の力を発揮できるようにしよう。」
エンケティアのクォリティについて
「彼の持つクォリティは、彼がどれだけアーセナルの9番になれると信じているかだ。彼には欲望があるしバックグラウンドもある。我々は毎日一緒にいるが彼は特別な選手だ。クラブのみんなから愛されている。
彼にはアーセナルのハートと経験が備わっているが、それは本当に特別なものなんだ。数字では表せない。彼はとても良い選手だと思う。」
ヤクブ・キヴィオル獲得について
「その件については全て決まった段階でお話しする。」
シーズン前半の総括
「素晴らしい、それ以上は言うことはない! これ以上は改善のしようが無いというのが現実だ。我々はこれまで得たポイントに値するプレーをしていると思うし、殆どの試合において勝利に値していたと思う。
しかし実際にはトランジションや攻守におけるセットプレーなど、もっと上手くやれる部分がたくさんあるのでそこの修正が目標だ。」
ブカヨ・サカのパフォーマンスについて
「個別の選手について話すのは避けたいのだが、私から言えるのは今日の選手たちが見せた勇気や個性、物事を実現するためのイニシアチブについてだ。
そして試合が『これからどうなる』という段階になってもお互いに顔を見合わせることなく『お前がしっかりやれ、俺が責任を取る、俺がやる』といった具合に言い合っていたことだ。これが私の大好きなところだ。」
今季のプレミアリーグ制覇には100Pを達成する必要があるだろうか
「分からない。ただ、実際にその数字は過去に達成されたことがあるし、そのチームにはそれを実現するクォリティがあったことは間違いない。
しかし、今シーズンの数字がどうなるかは分からないが、極めて高い数字になることは間違いないだろう。」
(ソース:Arsenal.com)