ラムジーが今夏にユベントスへ加入
アーセナルはラムジーに関する公式声明を発表し、今夏にユベントスへ加入すると明らかにしました。
アーセナル公式
「アーロンは2008年にカーディフ・Cから加入して以来、我々のクラブに対して素晴らしい貢献をしてくれた。彼は常に完璧なプロフェッショナルであり、今後も世界中のアーセナル・ファンの記憶とハートの中に特別な存在として残り続けるだろう。」
「彼が夏にユベントスへ加入するまで、力強い形でシーズンを終えられるようアーロンがチームに貢献してくれることを期待している。」
(ソース:Arsenal.com)
ユベントスもラムジーの獲得を正式発表
ユベントスも公式HPにおいて2019年7月1日付でラムジーが入団すると発表しました。契約は2023年6月30日までの4年契約であることも併せて発表されています。また、ユベントスは公式発表の中で、今回の契約に際して新たに370万ユーロ(約4.6億円)の追加費用が発生することも明らかにしていますが、これが何の費用なのかは明記されていません。
なお、ラムジーはウェールズ出身選手として、ユベントスでプレーする3人目の選手になるそうです。
(ソース:ユベントス公式)
ラムジーもSNSでユベントス行きを発表
ラムジーは自身のInstagramでユベントスとの事前契約にサインしたことを発表すると共に、アーセナルの感謝を綴っています。
「すでにみんな知っているかもしれないけど、僕はユベントスとの事前契約に同意した。」
「これまでもの凄く誠実でしっかりサポートしてくれた全てのアーセナル・ファンのために、個人的な声明を出したいと思っていたんだ。」
「みんなはティーンエイジャーだった僕を歓迎してくれたし、クラブで過ごしてきた中で浮き沈みもあったけれど支えてくた。」
「11年間も素晴らしい時間を過ごしてきたノース・ロンドンを去るのはもの凄く辛い。今までありがとう。」
「トリノでの新たな1ページを迎える前に、力強い形でシーズンを終えられるようチームのために100%全力を尽くしたいと思っている。」
ラムジーの給与はイギリス人史上最高給
BBCによると、ラムジーがユベントスと結んだ契約は週給40万ポンド(約5,700万円)以上となっており、これは基本給として見た場合、イギリス人選手史上最高給になるそうです。
アーセナルとの契約が今シーズンまでとなっているラムジーに対して、クラブは昨年9月にオファーを提示しましたがそれは拒否され、選手側が要求する金額をクラブ側は用意することができませんでした。
また、新たに監督に就任したエメリが、チームにおけるラムジーの役割に疑問を感じていたようです。ラムジーはNo.8としてCMFのポジションから飛び出してボールを受けるスタイルを望んでいましたが、エメリはそのような考えを持っておらず、ビジョンを巡って衝突したとのこと。
エメリの戦術には基本的にNo.8がいないため、ラムジーはベンゲル時代のように自由なポジショニングでプレーすることは許されず、中盤の深い位置かNo.10のポジションという厳密な形で起用されていました。
(ソース:BBC)